キスマークは、愛を象徴するものとして知られるものです。
恋人との甘いひとときの思い出として相手の体に残すことで、愛情を確認できたり、一緒に過ごした時間を思い返したりできます。
しかし、もしも恋人や気になる人にキスマークのような跡がついていたら、あなたはどうしますか?
「ほかの人につけられたキスマーク?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。
今回は、いざというときに焦らず行動できるよう、キスマークの見分け方やほかの傷との違いを紹介します。
焦ってキスマークと断定する前に、正しい知識を持っておけば、焦りや不安な気持ちも軽減して、彼にも落ち着いた対応をとれますよ。
キスマークの見分け方は簡単?
あなたは、キスマークの見分け方を知っていますか?
「そんなの簡単!」と思う方もいれば、「全然わからない…」と思う方もいらっしゃるでしょう。
キスマークを見分けられるという人と、見分けにくいという人の意見をそれぞれ見ていきましょう。
キスマークを見分けられるという人の意見
キスマークを見分けられるという人の意見は、以下のとおりです。
虫刺されはぽこっとふくらんでいると思うが、キスマークはただ赤くなっているのでわかると思う(28歳女性)
虫に刺されにくいのに、首元についていればキスマークとわかる(30歳女性)
浮気を疑っていたら、キスマークがついていたことがある(32歳女性)
見分けられるという意見の方は、キスマークとそれ以外の傷や痕を理解しているため、判別ができています。
見た目の違いだけでなく、虫に刺されにくい場所にあることや彼の行動も、キスマークを疑う理由になっているようです。
キスマークを見分けにくいという人の意見
キスマークを見分けにくいという人の意見は、以下のとおりです。
自分が吹き出物をキスマークと間違えられて、疑われた経験がある(31歳女性)
じっくり見ないと形やふくらみがわからないから、至近距離で見なければ見分けられない(28歳女性)
肌の赤みや吹き出物を、キスマークと間違えられた経験があるという方もいました。
ちょうど間違えられやすい位置だったかもしれませんが、自身の間違えられた経験から、見分けは難しいと考えている方もいます。
至近距離ではっきりと見たら判別できるかもしれませんが、ぱっと見ただけでは判断が難しいといえるでしょう。
キスマークの見分け方
そもそもキスマークとは、肌を唇で強く吸うことでできる痕(あと)のことです。
「キスマーク」という単語は和製英語で、吸引性皮下出血とも呼ばれています。
肌が吸引されて内出血を起こすため、赤くなったり、痣のようになったりしますが、基本的に時間が経てばきれいに消えます。
キスマークを疑った際、キスマークか、それとも傷やぶつけた痣なのかを見分けられたら、不安な気持ちも軽減できるのではないでしょうか。
ここでは、見た目や期間で、簡単にわかりやすく見分けられる方法を5つ紹介します。
それぞれの内容について、詳しく解説していきます。
大きさでの見分け方
1回の吸引でできるキスマークの大きさは、2.5cm程度の円形が多いといわれています。
明らかにそれよりも大きい傷の場合、唇の大きさとは異なるため、キスマークではないと判断して良いでしょう。
また、大きさが1mm程度など小さすぎる場合や、円形でない場合も、キスマークではないと考えられます。
位置での見分け方
体のどの部分についた痕なのかも、キスマークかどうかを見分ける重要な項目です。
キスをしたり、抱き合ったりする行為の中で、唇から首筋、鎖骨周辺には、比較的キスマークがつけやすい場所と想定できます。
また、腕や太ももの内側、バスト付近やおなかなど、皮膚が柔らかい場所には痕が残りやすいです。
位置だけで判断するのは難しいですが、キスマークを見分けるためには覚えておくと良いでしょう。
色での見分け方
キスマークの色は、赤から紫など人によってさまざまです。
皮膚の下の血管が表面に出てきているので、基本的には痣と同じような色をしています。
しかし、普通の痣は治るにつれて色が変化していくこともありますが、キスマークは同じ色のままで薄くなっていきます。
色によってキスマークと確定することは難しいですが、材料としては十分に判断できると考えて良いでしょう。
残っている期間での見分け方
キスマークはつけたときの強さにもよりますが、しばらく経つと徐々に薄くなります。
最終的に消えるまでには、1~2週間ほど時間がかかります。
突然消えた、もしくはしばらく経っても消えないという場合は、キスマークではないほかの痕だと考えて良いでしょう。
行動での見分け方
キスマークは、一般的に親密になったシチュエーションでつけることが多いです。
気になっている相手が異性とデートした直後や、なんだか怪しいと感じたときにキスマークを発見した場合は、ほかの方にキスマークをつけられた可能性があります。
付き合っていない段階では何もいえないかもしれませんが、交際していた場合は浮気の証拠にもなります。
何気なくキスマークに触れてみて、彼に「その痕どうしたの?」などと聞いてみることをおすすめします。
キスマークはほかの傷とも見分けやすい?
キスマークは、ほかの傷とも間違えられやすいです。
それぞれの内容について、詳しく解説していきます。
虫刺されとの違い
キスマークは唇の吸引による痣なので、腫れたり、熱を持ったりすることはありません。
また、時間が経てばだんだん薄れていきます。
ぷくっとだんだん腫れていく、赤みがそのままひかない、広がっていくといった場合は、虫刺されの可能性も高いです。
そのため、赤く腫れていたり、熱を持ったり、時間が経っても広がっていったりすることがあれば、それはキスマークでないといって良いでしょう。
やけどとの違い
キスマークは、肌の表面には変化がなく、色が少しずつ薄くなっていきます。
一方で、やけどによる痕は皮膚を再生するため、表面がカサカサしてくるのが特徴です。
カサカサしている場合はキスマークではなく、やけどなどの可能性が高いといえます。
また、ヘアアイロンによる首筋のやけどなどは、位置からしてキスマークと間違えられやすいです。
洋服を着ている状態でも目立つ場所にある場合は、「どうしたの?」と彼に直接聞いてみるのも良いでしょう。
擦り傷・ひっかき傷との違い
キスマークではなく、擦り傷やひっかき傷だった場合、時間の経過とともに黒ずんだり、かさぶたになったりすることが考えられます。
また、細い直線やギザギザしている場合は唇の形と違うので、キスマークでなく、ほかの擦り傷などだと考えて良いでしょう。
【まとめ】キスマークのような跡がついていても、落ち着いて対処をしよう
今回の記事では、キスマークの見分け方やほかの傷との違いを紹介しました。
キスマークを発見したときに、とても焦ってしまう気持ちもよくわかります。
しかし、紹介した見分け方を理解して、一度冷静に判断をしてみましょう。
案外、なんてことない傷や痕だったという可能性も大いに考えられます。
もしキスマークだった場合も、しっかり落ち着いて対処をするようにしましょう。
モヤモヤした気持ちは一人で抱え込まず、彼や周囲に相談してみてください。