女性がイク感覚というのは説明しにくく、今まで体験したことがない。
あるいはどんな感覚なのか分からないという方も多いと思います。
今回は女性がイク感覚に焦点を当てて、ひとりエッチやオナニーでのイキ方について解説してみました。
イクことに関して悩みを抱えているのであれば、ぜひ参考にしてみてください。
そもそも女性が「イク」感覚とは?
そもそも女性がイク感覚とはいったいどのようなものなのでしょうか。
男性はイク=射精なので分かりやすいですが、女性の場合は目に見えるものがないのでわかりにくいです。
今回は、女性のイク感覚について以下のポイントに絞ってまとめてみました。
女性がイク感覚について以下で詳しく解説していくので、参考にしてみてください。
オーガズムに達すること
女性がイクというのはオーガズムに達することを指します。
快楽が頂点まで達して全身の力が抜けるような感覚であり、頭が真っ白になったり何も考えられなくなったりすることが多いです。
また、膣がぎゅっとしまったり、体や膣が痙攣するように身体的な変化も感じるでしょう。
イクときは電流が全身を走り抜けるように快感が身体を駆け巡ると表現されることもあり、普通の快楽とは一線を画していることがわかります。
女性がイクまでの流れ
女性がイク場合、ある程度流れに則るのが一般的です。
まずはクリトリスが膨張し、通常時よりも大きくなります。男性の勃起と同じような状態が起こるのです。
その後膣の中が広がったり締まったり動いたりするようになります。これは自分でコントロールできるものではなく、勝手になるのが分かるはずです。
膣口と肛門がギューッと締まるようになり、乳首も固くなってきたらだんだんイクという感覚に近づいている証拠となります。この状態の時にさらに性感帯に刺激を加えると、身体全体がビリビリとして一瞬力が入った後に、フッと抜けてイクはずです。
男性のイク感覚との違い
同じ「イク」でも男性と女性では感覚が全く異なります。
男性のイクとは射精のことで、精子が尿道から放出されることを指すため分かりやすいです。
一方女性は目に見えて身体から何かが放出されたりするわけではないので、イクの定義が難しいと言われています。
エクスタシーに達するや絶頂に達するという表現からも分かるように、自分だけにしか分からない感覚なので判断しにくいのです。
そのため女性自身もどのような状態がイクなのかいまいち掴めておらず、なんとなくセックスやオナニーに不足を感じている場合があります。
女性のイキ方は5種類ある
女性のイキ方には5種類あるということをご存知でしょうか?
女性は性感帯が豊富なため、イクといってもさまざまな部位でエクスタシーを感じられるのです。
今回は以下の5パターンのイキ方についてまとめてみました。
外イキ | 中イキ | 奥イキ | 両イキ | 連続イキ | |
---|---|---|---|---|---|
性感帯 | クリトリス | Gスポット | ポルチオ | クリトリス・Gスポット | 全身 |
イッたときの感覚 | 電気が走るような気持ち良さ。 | 体の奥から快感が押し上がるような感覚。 | 脳天を突き抜けるような感覚。頭が真っ白になることも。 | 中イキと外イキの快感がMIXに。 | 外イキ・中イキ・奥イキの快感が続く。終わった後はしばらく動けなくなる可能性大。 |
快感レベル | ★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★★ |
それぞれの特徴やどの性感帯によって生み出されるのかについて詳しく解説していくので、ぜひチェックしてみてください。
外イキ
「外イキ」と言われるイキ方は、クリトリスを使ったイキ方のことです。
クリトリスは最も刺激が分かりやすい性感帯なので、外イキは比較的分かりやすいでしょう。
実際に外イキは経験したことがあるという女性も多いはずです。
刺激はやや強めで、得られる快感は大きいですが一瞬的なのが特徴的ですよ。
中イキ
中イキとは膣の中を刺激することによってイクことで、別名膣イキとも呼ばれています。
基本的にはGスポットを刺激することで達するエクスタシーですが、この後ご紹介するポルチオでイッた場合も中行きと表現する場合があるので注意してください。
外イキと比べると最初のうち感覚がわかりにくいですが、イッたときの快感や刺激が大きく、イッた後はしばらく動けなくなるような感覚に陥ります。
また、同時に潮吹きする可能性も高いのが特徴です。
奥イキ
奥イキとはポルチオでイクことを指しており、ポルチオイキとも呼ばれます。
中イキと一緒にされることもありますが、Gスポットとポルチオでは性感帯が別なので区別するのがおすすめです。
ポルチオが開発されていない場合奥イキするのは難しく、まずは刺激に慣れて快感を得られるようにするのが先決となります。
奥イキはエクスタシーに達すると脳天を突き抜けるような感じに陥るとされており、意識が飛んで頭が真っ白になる人も多いです。
オナニーではなかなか刺激しにくい部分なので、セックスのほうが刺激しやすいですね。
両イキ
両イキとは、先程ご紹介した中イキと外イキを同時に行うことを指します。
例えばバイブでクリトリスを刺激しながら、ペニスや指でポルチオやGスポットにも刺激を与えることで両イキに近づくでしょう。
ただし両方の性感帯で同時にイクのはやや難易度が高いため、無理はしないように心がけてください。
連続イキ
連続イキというのは、外イキ・中イキ・奥イキを順番に繰り返すことを指します。
まずはクリトリスへの刺激でエクスタシーに達し、その後Gスポットやポルチオなど膣の中でイクのが連続イキです。
何回も絶頂に達するので体力を消耗し、終わった後はしばらく動けなくなるでしょう。
刺激をするための技術はもちろんのこと、自分の身体がすべての性感帯を開発されていないとできないので、最初のうちは連続イキをするのは難しいかもしれません。
オナニー(ひとりセックス)でのイキ方
オナニーでイキたい場合、まずはそれぞれの性感帯を開発するのが先決です。今回は、以下の3つの性感帯の開発に関して、ピックアップしてみました。
では以下でそれぞれの開発方法に関して詳しくチェックしていきましょう。
【外イキ】クリトリスを開発する
外イキしたい場合は、クリトリスを開発しましょう。
クリトリスは触りやすい場所に位置しており、なおかつ刺激がダイレクトに分かりやすい性感帯なので比較的開発は簡単です。
むしろ開発しなくても触っているだけで快感を得て、イける方もいるでしょう。
自分の指で刺激を与えるのもおすすめですが、バイブなどを使うとより効率よくイケるはずです。
その際、ローションや自分の愛液を使ってクリトリスを濡らしておくとよりイキやすいですよ。
【中イキ】Gスポットを開発する
中イキする場合は、Gスポットを開発しなければなりません。
Gスポットとは指を膣の中に入れて先端を軽くおなか側に折り曲げた時に当たる、ザラッとした部分のことです。
最初のうちはなかなか刺激を感じないかもしれませんが、開発することによって大きなエクスタシーを感じるようになるでしょう。
指を使って優しく刺激するところから初めて、慣れてきたらリズミカルに刺激してみてください。
この時おしっこがしたくなるような感覚になる方もいますが、潮吹きの前兆なのでそのまま刺激を続けてみるとイキやすくなるはずです。
【奥イキ】ポルチオを開発する
奥イキには、ポルチオの開発が必要です。
ポルチオは膣の奥深く、子宮口の入口にある部分なのでなかなか届きにくいです。
バイブなどを使って刺激すると、効率よくポルチオを開発できるでしょう。
膣の奥にムニっとしていたりコリッとしている部分がポルチオなのですが、最初はわかりにくいので焦らずゆっくり探してみてください。
最初のうちは刺激してもなかなかエクスタシーが感じられないかもしれませんが、徐々に快感を得られるようになるはずなので開発するという意識で刺激してみましょう。
セックスでのイキ方
オナニーではなくセックスでイキたいという女性は多いはずです。
今回はセックスでイクためにおすすめな体位や、イクまでの一般的な流れをまとめてみたのでぜひ参考にしてみてください。
それでは実際に細かくチェックしていきましょう。
イキ方別のおすすめ体位
イクためには、体位が重要となります。
外イキ・中イキ・奥イキ、それぞれ適する体位が異なるので意識しましょう。
まず外イキはクリトリスを刺激するだけなので、体位を気にする必要はありません。なるべくリラックスした姿勢を意識してみましょう。
中イキの場合は、後背位や騎乗位、背面側位や足上げ正常位がおすすめです。
Gスポットがおなか側にあるため、そこを刺激できるような体位を意識してセックスしてみてください。
奥イキは後背位、足上げ正常位、座位がイキやすいとされています。
男性のペニスがより奥深くまで入るような体位が望ましいので、お互いの身体に負担がかからないように注意しながら試してみましょう。
セックスでイクまでの流れ
続いてはセックスでイクまでの流れについてチェックしてみましょう。
- 身体全体を入念に愛撫して女性側の感度を高めておく
- まずはクリトリスを刺激してエクスタシーに近づける状態を作る
- ペニスや男性の指を使ってポルチオやGスポットを刺激する
- イッた後は小さな刺激にも敏感になっているのでスキンシップを楽しむ
女性がイクためには感度を高めることが大切なので、時間をかけて全身の感度を高めましょう。
まずは刺激を得やすいクリトリスからスタートさせて、その後中イキや奥イキに移行するのがおすすめです。
イキやすくするためのポイント
イキやすくするためには、いくつかのポイントがあります。
普段なかなかイケないと不安な女性は、以下のポイントをチェックしてみてください
それぞれのポイントについて詳しく解説するので、参考にしてみましょう。
身体を温めておく
身体が冷えた状態だと、なかなか感度は高まらずイキにくくなるので注意してください。
部屋の温度設定に気をつけて、お風呂に事前に入るなど身体のコンディションを整えてみましょう。
冷え性の場合は、普段から岩盤浴に入ったり入浴の習慣をつけたりなどして身体の温度を高めておくとイキやすい身体づくりができるはずです。
リラックスできる雰囲気づくりをする
リラックスできる雰囲気を作ることによって、精神的に安定してイキやすい状態を生み出せます。
例えばリラックス作用のあるお茶を飲んだり、部屋にアロマを焚いて落ち着ける空間を作ったりしましょう。
他にも音楽や部屋の灯りを調整するなど、環境からイキやすい状態を作ることも大切です。
ラブグッズを活用する
ラブグッズは感度を高めやすく、刺激を得やすいように開発されているので積極的に利用するのがおすすめです。
バイブだけでなく中イキもできるように作られているラブグッズであれば、1個でさまざまな性感帯を刺激できるのでぜひ利用してみてください。
セックスの際はしっかりと前戯をする
セックスする際はしっかり前戯をしておくことが、イクためには重要なポイントです。
まずは時間をかけて、キスやハグなどからスタートさせていきましょう。
女性はイクために精神的な部分がかなり影響します。
前戯を丁寧にすることで心がほぐれて、イキやすくなるはずですよ。
日頃から膣ケア・膣トレをする
イクためには日頃の膣ケアや膣トレもポイントです。
膣を締めてトレーニングすることでより腟内が敏感になったり、膣用のアイテムでケアすることでイキやすい身体づくりができます。
ケアやトレーニングしている膣は男性にも人気なので、セックスライフを楽しむためにもぜひ試してみてください。
【まとめ】オナニーやセックスでのイキ方を覚えて、強い快感を楽しもう!
イクという感覚を女性が持つのはなかなか難しいですが、イキ方を覚えることでより充実したセックスやオナニーが楽しめます。
最初のうちはなかなか感覚を得るのが難しいかもしれませんが、一度掴めばイキやすくなるので恐れずに挑戦することが大切です。
今回ご紹介したポイントや流れを参考にして、ぜひ強い快感を楽しんでみてくださいね。