みなさんは、バイブオナニーの経験はありますか?
バイブオナニーとは、オナニーをするときにバイブを使って性感帯を刺激し、快楽を得る行為です。
ペニスや指を挿入する動きと違い、クリトリスやGスポットなどの性感帯をさまざまな振動やスイングで刺激してくれます。
セックスとは違う快感があるため、バイブオナニーで中イキできるようになったら、パートナーとのセックスの感度もよくなったという方もいるでしょう。
今回は、バイブを初めて購入するときの選び方やバイブの使い方について解説します。
バイブとは?どうやって使うもの?
バイブとは、振動機能をもつ電動のオナニーグッズです。
主に女性の性快感を高めるために使用されますが、男女問わず使えるのが特徴的です。
形状やサイズ、素材は多様で、性感帯やシチュエーションに応じたさまざまな種類があるよ!
リラックス効果やストレス解消、パートナーとのセックスを充実させるために利用されることもあります。
使い方によってはデリケートゾーンのトラブルにもつながるため、使用後の洗浄や適切な保管が必要です。
近年ではデザイン性や機能性がアップし、より安全で効果的なものが増えています。
ここではバイブの種類について解説します。
それぞれの特徴について詳しくみていきましょう。
バイブの種類(性感帯別)
バイブを選ぶとき、「どこの性感帯をどのように刺激したいと思うか」が、1つのポイントになります。
性感帯によって刺激の仕方やバイブの動きの特徴が異なるため、自分が刺激したい性感帯に合ったバイブを選びましょう。
ポルチオバイブ
ポルチオバイブとは、女性の性感帯であるポルチオ(子宮口)を刺激するためにデザインされたバイブです。
一般的なバイブより、奥深くまで挿入し子宮口に直接快感を与えます。形状やサイズはポルチオにあたりやすいよう細長いデザインです。
使用時にはリラックスし、膣が十分濡れていることが必須なので、潤滑ジェルなどとセット販売されているものもあります。
Gスポットバイブ
Gスポットは、女性の膣口から入ってすぐからおよそ5cmほど奥まで続く腹部側にある性感帯です。
自分では見つけにくい人も多いポイントではありますが、Gスポットで快楽を得る女性が多いのも特徴です。
Gスポットバイブは、Gスポットを刺激するためにデザインされているため、真っすぐではなく少し曲がっているものが多いといえます。
また、二股になっているなどクリトリスも同時に刺激できるデザインのものも多数あるため、中イキと外イキの両方をサポートしてくれます。
吸引(クリトリス)バイブ
クリトリスは女性がもっとも快楽を得やすい性感帯です。
尿道の前方にある突起状のもので、薄い皮に覆われています。
男性器の亀頭にあたる部分で、亀頭全体に存在する神経が全てクリトリスに集まっているため、とても敏感です。
他の性感帯より目に見える位置にあるので、パートナーとのセックスの際には、舐められたり吸われたりして刺激を与えられます。
オナニーでは、吸引タイプのバイブで刺激をすることで外イキが可能です。
空気を通して振動が伝わり、まるで舐められているような快感を味わえます。
挿入するタイプではないため、痛みを生じにくく初心者向けのバイブです。
バイブの種類(形別)
性感帯別にバイブの特徴についてみてきましたが、一言でバイブとまとめても、その形はさまざまです。
2つの性感帯を同時に刺激したり、セックスのときに男性器に装着して使うものもあります。
最近では、スタイリッシュなデザインのものが増えており、インテリアとして部屋に置いていても恥ずかしくないものがほとんどです。
ここでは、形別の特徴について解説します。
二股タイプ
二股タイプは、挿入による刺激とクリトリスへの刺激を同時に行えるようにデザインされたバイブです。挿入部分の根本からクリトリスを刺激する子機が別れています。
バイブと聞いたら、二股タイプを連想する人も多く、突起か2本のタイプのものや、突起とブラシタイプなど二股の形状もさまざまです。
パートナーの挿入では味わえないバイブならではの動きも多いため、二股タイプでのオナニーにハマる人も増えています。
ストレートタイプ
挿入の刺激に集中したい方は、ストレートタイプのものがおすすめです。
挿入といっても、ポルチオやGスポットなど性感帯の場所はさまざまなので、刺激したい場所にあたるようにデザインされたものを選びましょう。
素材もソフトなものからハードなものまで好みに合わせて選べるため、感触はもちろん、さまざまな角度から挿入する練習としても使えます。
バイブの動きの種類
セックスの際、挿入後さまざまな体位や動き方があるように、バイブの動きも振動やスイングなどいろいろなものがあります。
また、バイブならではのリズムや振動、上下運動などセックスでは得ることが難しい刺激も可能にしてくれるのがバイブのよさです。
ここでは、バイブの動きの特徴について解説します。
パール(ボール)バイブ
パール(ボール)バイブは、振動に特化したタイプのバイブです。
まん丸のボールのような形が特徴的ですが、近年では楕円形のものも増えています。
ボールにリング状のカバーをつけて、勃起した男性器に装着して使う「リングボール」といわれるタイプもあります。
主に振動でクリトリスを刺激し、外イキできるようデザインされていることが多いです。
ピストンバイブ
ピストンバイブの特徴は、膣内の押し付け感や繰り返しの動きによる刺激です。
男性器を挿入し、突かれているような感覚になります。
Gスポットやポルチオを刺激するデザインになっているので奥イキをねらう方にぴったりです。
より男性器に近い感覚を味わえるように温度調整機能がついていたり、素材も皮膚に近いものが使われていたりします。
スイングバイブ
スイングバイブとは、挿入後バイブ自体が上下左右にスイングし刺激を与えるバイブです。
ただスイングするのみでなく、振動も連携しているものが増えています。
動きのバリエーションも豊富で、自分の好きな動きに調整できます。挿入の角度を変えることなく、膣内のさまざまな方向を刺激してくれるので、新たな性感帯を開拓したい方におすすめです。
リモコンバイブ
リモコンバイブとは、バイブの構造が本体とリモコンに別れており、リモコンで好みの刺激を操作できるバイブです。
ワイヤレスのものも多く、挿入して服を着られるメリットがあります。
近年ではスマホで指示を出せるものも増えているんだよ。
メーカーによっては、ラブ動画やラブボイスと連動しているものも販売されており、自分がストーリーのメンバーになって実際にセックスしているかのような気分が味わえます。
結局バイブ初めての人は何を基準に選べばいいの?選び方5ステップ
ここまで内部の種類についてみてきましたが、「結局初めての人は何を選べばいいの?」と悩んでいる方も多いはず。
ここでは初めてバイブを購入する際に考えておきたいポイントについて解説します。
どういったシチュエーションでバイブを使うかのかを決める
1人エッチといっても、場所や時間帯、同居家族の有無などバイブ使用のシチュエーションはさまざまです。
お風呂で使用するのであれば防水機能がついたもの、家族バレが心配なら静音タイプのものなど、どのような機能を優先させるかを見極めることが必要になります。
また、大きさもいろいろあるので旅行先で使うなら小型のもの、奥までしっかり挿入して感じたいなら長さがあるものなどもシチュエーションによって変わってきます。
自分はどこに刺激を感じるのか(どこが性感帯か)を知る
自分の性感帯はどこにあるかご存知ですか?
女性の性感帯は主に3つあります。
外側の見えるところにあるのがクリトリス、膣内入口5cmほどのところにあるのがGスポット、一番奥にあるのがポルチオです。
また膣以外にも乳首への刺激でイク人もいるほど、性感帯には個人差があります。
どの性感帯を刺激するのが自分に合っているのかを知り、性感帯に合ったバイブを選びましょう。
オナニーのとき、どういったシチュエーションを思い浮かべるか考える
オナニーのとき、どのようなシチュエーションのセックスを想像しながら行為を行っていますか?
ソフトタッチで優しくくすぐられるような刺激のセックスなのか、激しく後ろからグイグイと突かれるセックスなのかによって、バイブに求める動きも変わってきます。
バイブの動き方にもゆっくりピストンするものや、早くスイングするもの、振動のリズムまで操作できるものがあります。
自分が想像するセックスのプレイは理想のプレイであることが多いため、プレイの激しさに応じた動きの強さを選ぶことが必要です。
自分の膣内の長さを計る
膣内にGスポットとポルチオの2つの性感帯があることをお伝えしましたが、そもそも自分の膣の長さをご存知ですか?
膣の長さは、膣入口から子宮口(ポルチオ)までの長さです。
子宮口は触ったらわかるので、自分で計れます。
やり方は、まず自分の中指を膣内にゆっくり奥まで入れて、指先が子宮口に触れたらそこでストップします。
入れた指がどこまで入ったか、印をつけて指先から印までの長さを計りましょう。
ポルチオを刺激したい場合は、膣内の長さ以上のバイブを購入しないと刺激を与えられません。
また、大きすぎるものも使いにくい場合があるので、自分の膣の長さに合ったものを選ぶことが大切です。
ここまでの条件に一番合っているバイブを選ぶ
ここまで、シチュエーション・性感帯・刺激の強さや動きについて自分に合ったものを確認してきました。
これに予算や購入のタイミングなども考えると、全ての条件に該当する商品は、ある程度絞られてきます。
その中から、自分に合ったベストなバイブを購入しましょう。
バイブ初めての人におすすめ初心者向けバイブ5選
自分に合ったバイブの選び方は、理解できたでしょうか?
ここからは、さまざまな種類の中でも特に初心者におすすめの商品をピックアップしていきます。
性感帯や動き方による視点に加え、バイブを初めて使う方でも安心して使えるものをご紹介します。
それぞれの商品について詳しくみていきましょう。
①iroha(イロハ) petit (プチ)PLUM
こちらは、クリトリスを刺激するのに特化した商品です。
98%が水分でできており、舐められているような感覚を味わえます。
手でもシリコンでもない、独自の素材を使用しており、お風呂でも使用可能です。
温めたり冷やしたりしてお好きな温度で楽しめることも特徴です。
価格も600円前後とプチプラで、バイブを買うか悩んでいる人にとっては手に取りやすく、挿入に抵抗がある人でも始めやすく感じられるでしょう。
使い切りなので、衛生的で後始末も簡単です。デザインもおしゃれなのでインテリアとして飾っていてもバイブだと気づかれることは少ないでしょう。
②TENGA(テンガ)SVR CARMINE
こちらはリングと一体化したパールバイブです。
ナチュラルなフィット感とパワフルな振動が特徴で、今までに味わったことがない快感を得られます。
リングの部分を男性器の根元に装着し、2人で一緒に使ったり、指に巻きつけオナニーの挿入に使ったりと、多種多様な用途で使えます。
お値段は4,894円と、少しお高く感じるかもしれませんが、5段階の強弱振動と2種類のリズム振動が選べ、確かな付け心地に満足度も爆上がりです。
③SVAKOM Coco バイブゴッドフィンガー秘技 指型ローター3
振動モードが25種類もあり、初心者から上級者まで自分の好みに合わせたモードが選べるのが最大の特徴です。
「バイブは買ってみたいけど、どうせ買うなら長く使いたい」という方にとっては2,980円でこの機能は、お買い得!
30°にカーブした先端が、程よくGスポットにあたり中イキへと導いてくれます。多種振動モードなのに超静音なのは、同居の家族がいても安心して利用できるポイントです。
また、完全防水加工なので丸洗いができ、衛生面でも心配もありません。
④iroha(イロハ)RIN(リン) たけあかね バイブレーター
簡単な操作と先端の柔らかい玉飾り、スティック状で初心者でも迷いなく挿入できるようデザインされたのが、こちらのたけあかねです。
玉飾りの柔らかさをとことん追求し、ふわふわで弾力のある触感が優しい挿入を実現します。
底部のボタン1つで、スイッチのオンオフ、振動の変化も切り替えができるため、操作も簡単です。
価格も3,288円とバイブの中ではリーズナブルなので、挿入を目的にバイブを購入したい方にはおすすめの商品です。
⑤iroha(イロハ)FIT みなもづき バイブレーター
こちらは、先細り形状の先端と独自のしなり構造で、初心者でも少しずつ奥へと導けるデザインになっています。
見た目も、バイブとは思えないほどおしゃれでスタイリッシュです。ボタン操作1つなので、行為中もあたふたすることなく安心して使えます。
気持ちがいいほど柔らかい素材でできているので、痛みが生じることも少ないです。挿入形に初めて挑戦する方におすすめです。
正しいバイブの使い方とは?初めてでも気持ちよくなれる方法
ここからは、バイブオナニーをより気持ちよく満足度の高いものにしていくためのバイブの使い方について紹介します。
それぞれの項目について詳しくみていきましょう。
バイブ以外に用意するもの
バイブを使ってオナニーをするときは、膣が濡れていることが大切です。
そのため、ベッドに愛液やローションが付かないように、広めのタオルを敷いておくことをおすすめします。
女性は聴覚や嗅覚から興奮を得やすいといわれています。
そのため、より興奮しやすくするためにラブ動画やラブボイスを聞けるようにしたり、お気に入りのお香を炊いてリラックスしたりして楽しみましょう。
また、衛生面でも気をつけたい点があり、雑菌の繁殖を防ぐためにコンドームの装着も必須です。
バイブにはコンドームをつけよう
バイブの素材は防水ものも多く、丸洗いできるものも増えてきていますが、雑菌の繁殖を防ぐためにもコンドームを装着しましょう。
使用中にコンドームが脱げる可能性もありますが、ウエットティッシュで拭いた後装着すれば、多少ズレにくくなります。
膣内に雑菌が入ると膣カンジダ になりやすく、デリケートゾーンの臭いやかゆみの原因になります。
カンジダの発症の原因がオナニーの場合も多く、デリケートゾーンは可能な限り清潔に保ちたいものです。
そのためにもバイブを挿入する際は、コンドームをつけましょう。
①使い始めの注意点
バイブは、いきなり挿入するのではなく、スイッチを入れて振動や動き方の確認をしましょう。
クリトリスにあて、振動の感覚や膣の濡れ具合を確認しながらゆっくりと挿入します。
いきなり強い振動から始めるのではなく、最初はゆっくりとした軽い振動からスタートさせます。
慣れてきたら、自分の好みに合わせて強さやリズムを調整しましょう。
②振動で感度が上がってきたときの注意点
オナニーに慣れてきて、強い刺激で快楽を得られるようになってきたら、快楽ポイントをパートナーと共有できるといいでしょう。
基本的に女性のオナニーはやりすぎて危険な状態になることはありませんが、1人でのエッチが気持ちよすぎてパートナーとのセックスが物足りなくなることが懸念されます。
感度が上がり、オーガズムを感じるようになってきたら、性感帯のポイントやバイブの動きやリズムをパートナーと共有することで、2人のセックスの相性もさらによくなり、充実したセックスライフへと繋げられます。
③バイブでオーガズムを感じる方法
バイブオナニーでは、自分が感じやすい性感帯を満足するまで刺激し続けるのが最大のメリットです。
女性がオーガズムを感じるには最低でも15分のピストンが必要だといわれています。
快楽の感覚が上がってきたら、気持ちいい思いに集中しましょう。
ゆったりとリラックスし、バイブの振動やピストンの動きを感じることで、体が自然とオーガズムに向かいやすくなり、絶頂を迎えられます。
使い終わった後のバイブのメンテナンス方法
使用後のバイブは必ずメンテナンスを行いましょう。
それぞれやり方とポイントを詳しくみていきましょう。
使用後はすぐに洗う
使用後のバイブは愛液で濡れており、このまま放置すると雑菌の温床になってしまいます。
使用後は被せていたコンドームを外し、防水加工がしてあるものは、そのまま水洗いしてしまいましょう。
細かい構造のバイブは、折れ目が入った部分や機械の接続部などに汚れがたまりやすいため、より丁寧に洗い、汚れが取れにくい場合は、スポンジなどで優しく擦って落としましょう。
防水タイプではないバイブの洗い方
防水タイプではなくても、使用後のバイブは洗浄が必要です。
ある程度大きさがあるものであれば、挿入した部分だけでも水洗いできるといいですが、難しければ、専用のクリーナーを使いましょう。
デリケートな部分に使うものだからこそ、安心安全なもので洗浄することが大切です。
天然素材なのに抗菌防カビ作用のある専用クリーナーも販売されているため、自分の好みに合ったクリーナーを選べます。
しっかり乾燥させて保管する
保管においてバイブの危険な点は、菌やカビが繁殖することです。その菌やカビが膣内に入りトラブルを起こすことが考えられます。
綺麗に水洗い、またはクリーナーで拭いたらしっかりとバイブを乾燥させましょう。
菌やカビは乾燥が苦手です。収納する際は、水滴がついていないことを確かめ、細部までしっかり乾いたことを確認して、収納しましょう。
自分の体のケアも忘れずに
バイブの洗浄や乾燥も大切ですが、何より自分の体のケアが一番大切です。
オーガズムを迎えた後は、シャワーを浴びて、デリケートゾーンの洗浄と汗を流しましょう。
デリケートゾーンの匂いや黒ずみが気になる方は、専用のソープやケアクリームも販売されていますので、チェックしてみましょう。
【まとめ】初めてのバイブはしっかり知識をもって試してみよう!
バイブオナニーについて詳しくみてきました。
バイブは自分の性感帯を見つけたり、新しい刺激により感度を上げたりするのに非常に効果的です。
1人でオーガズムを感じられるようになったら、パートナーと共有し、さらに充実した2人の時間を作っていけるといいですね。
バイブ使用後は、体のケアとバイブの洗浄を忘れずに行うことで、安心して次回もバイブオナニーを行えます。
正しい知識をもって、バイブオナニーを楽しみましょう。