彼と幸せな時間を過ごした後に「首にキスマークが付いている!」という経験をしたことがある女性もいるでしょう。
キスマークは愛情表現の1つではあるものの、なぜわざわざ見えやすい首にキスマークを残すのか、疑問に思うかもしれません。
今回は、男性が首にキスマークを付ける理由や心理について解説していきます。
記事の最後では、隠し方や消し方も紹介していますので、キスマークが付けられた際は参考にしてみてください。
男性が首にキスをしてくる理由は?
キスマークは、愛情表現の1つとして考えられます。
しかし「どうしてほかの人から見えやすい首にキスマークを付けるの?」とその理由が気になる方も多いのではないでしょうか。
男性が首にキスマークを付ける理由としては、以下の5つが挙げられます。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
大好きであることを表現したい
「あなたのことが大好き」という気持ちを目に見える形で伝えたいという理由から、キスマークを付ける男性もいます。
キスやハグ、頭をなでるなど、愛情表現にはさまざまな方法がありますが、形に残りません。
そのため、あなたのことを強く想っているからこその行動といえるでしょう。
また、キスマークを見て「自分のことを思い出してほしい」という思いも込められています。
身体の関係をもちたい
首へのキスは、男性の気持ちが高まっているサインです。
首筋には、脳につながる神経が多くあり、優しく刺激することで性的な興奮が高まるといわれています。
抱き合っていたり、唇への軽いキスを繰り返したりしているときに、男性が首へキスしてきたときは、身体の関係へと発展させたいと思っている可能性があります。
甘えたい
男性・女性に関係なく、恋人には甘えたいと思う瞬間があるでしょう。
しかし「一緒にいたい」「寂しい」と感じていても、口下手で自分の気持ちを素直に伝えられず、行動で示す男性もいます。
突然後ろから抱きしめられたり、首に顔を埋めてきたりしたときは、「甘えたい気分なんだな」と気持ちを受け止めてあげてください。
なんとなくキスをしたくなった
「お風呂上がりの姿にドキッとして」「どんな反応するか気になった」など、とっさの感情に任せて首にキスマークを残してしまうこともあります。
1種のコミュニケーションの手段と捉えているのかもしれません。
自分のものにしたい
首は、服を着ていても見えやすい場所です。
そこにキスマークを付けるのは「あなたを自分のものにしたい」「他人に触れさせたくない」という独占欲の表れともいえます。
また、キスマークを付けることで恋人の存在を示し、「あなたは自分のもの」「誰にも渡さない」とほかの男性をけん制する意味が込められていることもあります。
首へのキスマークの意味は?
首へのキスマークは、強い執念を意味しています。
首は、服などで隠しにくい場所のため、キスマークを付けられると困ってしまうこともあるでしょう。
それにも関わらずキスマークを付けるのは、あなたをほかの人にとられたくないという独占欲を強くもっているからといえます。
ほかにも、胸は独占欲、太ももは支配欲など、キスマークの意味は付ける位置や部位によって異なります。
以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。
首へのキスマークの付け方
キスマークは間違った付け方をすると、相手に痛みを感じさせてしまったり、きれいに付かなかったりすることがあります。
ここでは、上手なキスマークの付け方を3ステップで解説していきます。
1ステップずつ、詳しく見ていきましょう。
①:唇を湿らせておく
キスマークを付けるときは、唇を湿らせておくことが大切です。
唇を湿らせておくことで、空気が漏れにくく、肌を強く吸えます。
しかし、唇が乾燥していると、肌と唇の間に隙間ができて空気が漏れてしまうため、上手くキスマークを付けられません。
唇をすぼめた「う」の形をイメージして唇を少し開くと、吸う力も強くなり、きれいなキスマークを付けられます。
②:一度に付けようとしない
一度吸うだけでは、きれいなキスマークが付きません。
相手が痛がらない程度の力で繰り返し吸うことにより、キスマークが付きやすくなります。
もし一度で付けようとして強く吸ってしまうと、痛みを伴い、内出血を引き起こしてしまう可能性もあります。
何度かに分けてキスマークを付けることで、相手の痛みも軽減されるでしょう。
また、ムードも壊すことなく、きれいなキスマークを付けられる可能性が高いです。
③:歯が当たらないようにする
最後に、肌を吸うときは歯が当たらないようにしましょう。
キスマークを付ける際の痛みの原因の1つに、皮膚に歯を挟んで吸い上げてしまっていることが挙げられます。
痛みを伴ってしまうと、ムードを壊してしまうだけでなく、相手を不快な気持ちにさせてしまいます。
キスマークが付きにくい場所は歯で噛む方法もありますが、その場合は軽く噛むことを意識して、決して強く噛まないように注意しましょう。
首にキスマークを付ける男性心理は?
男性がなぜ首にキスマークを付けるのか、気になったことがある女性も多いのではないでしょうか。
ここでは、首にキスマークを付ける男性心理を9つ紹介します。
1つずつ見ていきましょう。
独占欲・支配欲が強い
首にキスマークを付ける男性心理として1番に考えられるのが、独占欲や・支配欲です。
首は、服を着ていても見えやすい場所です。
そこにキスマークを付けるのは、独占欲・支配欲が強い証といえます。
「あなたは自分のもの」と首にキスマークを付けてマーキングをすることで、ほかの異性にとられないようにけん制する意味が込められています。
束縛したい
独占欲・支配欲が強い男性の中には、あなたのことを束縛したいと思っている方もいます。
見えやすい場所にキスマークが付いていた場合は「彼氏がいるんだ」と考え、あなたを狙う男性が少なくなるでしょう。
また、あなた自身も目立つところにキスマークが付いていれば、異性と会いにくく、飲み会にも行きにくくなるはずです。
このように、あなたの行動を制限する意味も込められています。
一緒でないときも思い出してほしい
「一緒にいないときでも自分のことを思い出してほしい」という思いから、あえて見えやすい首や胸元にキスマークを残す男性もいます。
たしかにキスマークを見ると、2人で過ごした時間を思い出して、幸せな気分になりますよね。
しかし、職場や出先でキスマークを見られたら、不快な思いをさせてしまうかもしれません。
ほかの人に見られるのが心配な場合は「私にしか見えない場所に付けて」とお願いしましょう。
「私にしか」と言うことで特別感が増し、相手を嫌な気持ちにさせることなく、キスマークを付ける場所に誘導できます。
浮気を防止したい
浮気防止のために、首元や胸元など、見えやすい場所にキスマークを付ける男性もいます。
彼氏がいる証としてキスマークを残すことで、ほかの男性が近づきにくくなり、女性に浮気心があったとしても浮気しにくくなります。
しかし「浮気しないか心配だから首にキスマークを付けている」となると、あなたへの信頼度は低めかもしれません。
彼を安心させるためにも、定期的な連絡を習慣化する、遅くに帰らないなど、浮気を心配させない努力をしてみてください。
困る顔・痛がる顔が見たい
「あなたの困る顔が見たい」「キスマークを付けているときの痛がってる顔が見たい」という理由から、わざと目立つところにキスマークを付けたがる男性もいます。
特に、S気質の男性に多いです。
このような男性は、抵抗すればするほど、嫌がれば嫌がるほどキスマークを付けたがる傾向にあります。
怒られたい
先ほどとは逆に、M気質のある男性は「怒られたい」という理由からキスマークを付けることがあります。
「友だちに気付かれて恥ずかしかった!」などのやり取りをしたいと思っているので、一種のじゃれあいとも捉えられるでしょう。
キスマークを付けられたくないときは、別のことでじゃれ合ってあげると、彼もきっと喜んでくれますよ。
喜んでくれると思っている
独占欲やあなたに対する愛情をキスマークで表すことで、あなたが喜んでくれるのではないかと思っている場合もあります。
過去にキスマークを付けたときに、あなたが喜んでいたことを覚えていて、「また喜んでほしい」という気持ちから付けているのかもしれません。
また、あなたに「自分と深い関係をもてたことを喜んでほしい」という気持ちから、キスマークを付ける男性もいます。
もしやめてほしい場合は、彼を傷付けないように配慮しつつ、優しく伝えてあげることが大切です。
本能的に付けている
唇へキスをしているうちに気持ちが高ぶってしまい、無意識のうちにキスマークを付けてしまっていることもあります。
理性が抑えられなくなるくらい、あなたに対する愛が溢れているともいえますね。
または、意識せずキスマークを付けるのは、普通だと思っているかもしれません。
特にキスマークを残すこだわりはないため、嫌だと伝えればやめてくれます。
しかし、無意識のうちにしているため、またキスマークを付けてくることもあります。
自分にもキスマークを付けてほしい
自分にも、キスマークを付けてほしいと思っている男性もいます。
このような男性は、首にキスマークを付けることを、愛情表現だと考えている可能性があります。
自分にもキスマークを付けてもらうことで、あなたの愛情を感じようとしているのかもしれません。
首に付いたキスマークの隠し方・消し方
「大事な予定があるのにキスマークが隠れない!」「次の日会社なのにキスマークが目立つ!」と困っている方も多いのではないでしょうか。
キスマークは隠し方を知るだけで、ある程度カバーができます。
ここでは、キスマークの隠し方・消し方を7つ紹介します。
自分のキスマークの状態や、その日の予定に合わせて選ぶのがおすすめです。
温めてから冷やす
キスマークの付いている部分を温めてから冷やすことで血行が良くなり、キスマークが消えやすくなります。
キスマークが付いた部位に、ホットタオルやカイロを当てて5分ほど温めた後、保冷剤や冷凍庫で冷やしたスプーンなどで冷やすことを交互に繰り返しましょう。
この方法は、キスマークが付けられてから、大体24時間以上経ったときに効果的です。
逆に24時間以内であれば、冷やしてから温めるほうがキスマークは消えやすくなります。
冷やして、炎症を抑えた後に温めることで血行が良くなり、次第にキスマークが薄くなっていくはずです。
歯ブラシやくしで軽くなぞる
キスマークを消すには、血液の流れを良くすることが大切です。
歯ブラシやくしで軽くなぞるようにマッサージすることで、溜まった血液が分散され、血流が良くなります。
しかし、強くこすりすぎてしまうと肌が傷付き、赤く炎症を起こしてしまうので注意しましょう。
5分~10分程度を目安に、優しくマッサージしてあげると効果的です。
髪で隠す
ロングヘアやミディアムヘアの方であれば、髪を下ろすだけで首元を簡単に隠せます。
首やうなじ、耳に付いたキスマークであれば、この方法で隠してしまうのが1番簡単です。
しかし、髪が短い方や風が強い日などは、隠しきれず気付かれやすいので注意しましょう。
スカーフなどの小物を使うと、よりカバーできますよ。
服で隠す
首や鎖骨、胸付近のキスマークは、服で隠してしまいましょう。
寒い時期はタートルネック、暑い時期は首元が覆われているけれど肩が出ているトップスなど、季節に応じてスタイリングするとより自然に隠せます。
首元をしっかりと隠せるため、気付かれる可能性も低いです。
アクセサリーで隠す
あまり大きくないキスマークであれば、チョーカーやイヤリングなどのアクセサリーで隠してしまうのも1つの方法です。
特にチョーカーは、首にぴったりと付くタイプのアクセサリーのため、違和感なくキスマークを隠せます。
しかし選ぶアクセサリーによっては、キスマークがかえって目立ってしまうこともあります。
揺れるタイプや装飾品が付いているタイプは、首元に視線が行きやすいため、注意が必要です。
メイクで隠す
ニキビやクマ、赤みなどの肌トラブルを、お化粧でカバーすることもあるでしょう。
同じ要領で、顔や首、胸元に付いているキスマークをお化粧で隠してしまう方法もおすすめです。
使用するコンシーラーは、キスマークの色によって選ぶとカバー効果を高めることが可能です。
例えば、赤みのあるキスマークにはグリーンやブルー系のコンシーラーを使用し、その上からファンデーションを重ねれば、より自然に仕上げられます。
汗や皮脂でメイクが落ちてしまう可能性もあるため、ウォータープルーフのものを使用すると、「メイクが崩れてキスマークに気付かれてしまった」というパターンも防げます。
絆創膏やパッチで隠す
絆創膏やパッチでキスマークを隠すのは定番です。
隠しにくい場所にキスマークが付いていたとしても、絆創膏やパッチを上から貼ってしまえば見えなくなります。
このときのポイントは、なるべく肌色のものを選び、1枚で隠すようにすることです。
そうすることで、自然にカバーできて目立ちにくくなります。
また、理由を聞かれた場合に備えて「ヘアアイロンでやけどしてしまった」「スキンケアがあわなくてかぶれてしまった」など、理由を考えておくと安心です。
【まとめ】首へのキスマークは、やんわりと断るか場所を選んでもらおう
キスマークは、独占欲や支配欲、甘えたいなど、相手のさまざまな愛情が込められた証です。
しかし、キスマークは内出血で、なかなか消えないことが多いです。
「愛されている」「うれしい」と感じる反面、首へのキスマークはどうしても目立ってしまうため、控えてほしいと思うこともあります。
そういうときは「気持ちはうれしいけど人に見られたら困るから」とやんわり断るか、「付けるなら胸かおなかが良いな」というように、場所を選んでもらいましょう。
そうすることで、彼を傷付けることなく、見えるところにキスマークが付けられることを阻止できるはずです。
また、お互いの気持ちがしっかり伝わっていれば、キスマーク以外の方法で愛情を表現することも可能です。
焦らず話し合いながら、2人にとってベストな方法を見つけてみてくださいね!