セックスの最中に首筋やバストなどを舐められたり、ディープキスをされたりすることはあっても、突然耳を舐められると驚いてしまいますよね。
耳舐めをされると気持ち良いと感じる女性もいますが、ぬるっとした独特の感覚に不快感を覚えたり、病気が心配になったりする女性もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、セックス中に耳を舐める男性の心理や病気のリスク、嫌なときの対処法などを紹介します。
セックス中彼に耳を舐められる…。男性の心理は?
セックス中に彼から耳を舐められて「なんで耳を舐めるの?」と不思議に感じる女性も少なくありません。
まずは、セックス中に耳舐めをする男性の心理について解説します。主な心理は、以下の6つです。
それぞれを具体的に見ていきましょう。
愛情表現
耳舐めをする男性のなかには、彼女のことが大好きすぎるがゆえの愛情表現として、そのような行為をする人がいます。
「食べてしまいたいくらい好き」「彼女の全部が好きすぎる」という表現をする人もいますが、まさにそのような言葉がぴったりです。
彼女のことが大好きすぎて、触れたり抱きしめたりするだけでは物足りなく感じるため、噛んだり舐めたりするのです。
このタイプは、あなたへの愛情があふれ出ているような状態と考えて良いでしょう。
気持ち良くさせたい
耳は性感帯の1つだといわれているので、セックスでより気持ち良くさせたいと思っている男性は、耳を舐めることがあります。
また、耳は恋人同士のような近しい関係でないと触れられない特別な部位でもあるため、舐めている側の男性も興奮度が上がりやすいです。
自分自身の気持ちを高めることにより、彼女をより気持ち良くさせて、満足させたいと考えているのかもしれません。
反応を楽しみたい
男性が耳を舐める心理として、セックス中の彼女の反応を楽しみたいということも挙げられます。
例えば、彼女がもらす吐息や声、普段とは違う表情を見るのが好きで、耳舐めをする男性も多いです。
耳は、胸や足などよりも顔との距離が近いため、相手の反応を見ながら愛撫しやすい部位でもあります。
単純に感じている姿はもちろん、耳舐めを嫌がりつつも感じている姿を見て、気持ちが盛り上がる男性もいますよ。
独占欲がある
男性のなかには、独占欲を満たすために耳を舐める人もいます。
なぜなら「耳舐めを受け入れてくれる=自分は特別な存在」だと実感できるからです。
耳はとてもデリケートな部分なので、恋人同士であってもなかなか触れない部分です。
触れられるだけでも、避けてしまいたくなる人は多いかもしれません。
そのような場所だけに、相手が耳舐めを受け入れてくれたら、独占欲が満たされる男性もいるのです。
耳フェチ
耳を舐める男性の心理として「耳フェチ」である可能性も挙げられます。
耳フェチの男性は、相手の耳に魅力を感じたり、性的な興奮を覚えたりするため、耳に触れたり舐めたりする傾向があります。
なかには、耳に触れたり舐めたりしたときの感触や、柔らかさが好きという男性も少なくありません。
このタイプの男性の場合は、セックスの最中だけでなく、普段から彼女の耳を見たり触れたりすることを好みます。
普段から彼が耳に触れてくる機会が多いのであれば、彼が耳フェチである可能性は高いでしょう。
愛撫のルーティンとして行っている
男性のなかには、特別な理由ではなく、愛撫のルーティンとしてなんとなく耳を舐める人もいます。
これには、過去に付き合った相手が耳舐めを毎回求めてきたことや、AVなどで知識を得たことが理由として挙げられるでしょう。
特に、これまで複数の女性とセックスする経験がなかった男性の場合には、最初に得た経験から「耳舐めは当たり前の行為」として捉えられている可能性があるかもしれません。
耳を舐められて病気になることはある?
愛情表現や彼女を気持ち良くさせたいという思いから、耳舐めをする男性がいる一方、耳を舐められたときに「耳にバイ菌が入りそうでこわい…」と感じる女性もいるのではないでしょうか。
ここでは、耳を舐められて病気になるリスクについて解説します。
主なリスクは、以下の3つです。
それぞれを具体的に見ていきましょう。
外耳炎・中耳炎
外耳炎では、耳の入り口から鼓膜までの通り道の部分に、腫れや赤み、痛み、かゆみなどの症状が現れます。
耳掃除などで外耳の傷ついた部分から菌が侵入することや、イヤホンを長時間使用することにより雑菌が繁殖しやすくなることが原因で起こります。
唾液には、さまざまな菌やウイルスが含まれているため、耳を舐めることにより炎症が起きる可能性もあります。
一方、中耳炎は、鼓膜の内側にある耳と鼻とをつなぐ耳管から、細菌やウイルスが侵入する風邪などが原因で引き起こされるものです。
そのため、耳から水や唾液が入ることにより生じることは、ほとんどありません。
しかし、どちらも耳の痛みやかゆみをともなうため、症状だけで外耳炎か中耳炎かを判断することは難しいといわれています。
耳に何らかの症状が出た場合は、耳鼻科を受診したほうが良いでしょう。
ピアスホールの炎症
ピアスホールを開けたばかりの場合や、ピアスの挿入時にピアスホールを傷つけてしまった場合には、その部分から細菌感染を起こしやすくなります。
先ほどお伝えしたとおり、唾液には細菌やウイルスが含まれるため、傷のある状態で耳舐めをすると、炎症を引き起こすリスクが高くなります。
炎症を起こすと、腫れて熱をもったり膿が出たりするので、ピアスホールがある方は注意したほうが良いかもしれません。
鼓膜の損傷
耳はとてもデリケートな部分なので、急激な気圧の変化によって、鼓膜が損傷することがあります。
例えば、顔や耳を平手打ちされることや飛行機の離着陸、ダイビングなどによって、鼓膜が破れてしまうことがあるのです。
耳を舐めることにより気圧の変化は起こりませんが、耳の穴を塞ぐようにして思い切り耳を吸った場合、このようなリスクが高くなります。
鼓膜が損傷すると、痛みだけでなく、難聴や耳鳴り、めまいなどの症状が引き起こされることもあるため、耳を吸うことは危険な行為であることを知っておきましょう。
耳を舐められるのが嫌なときの対処法
いくら大好きな彼氏とはいえ、耳を舐められるのを「どうしても受け入れられない…!」と感じる女性も少なくありません。
耳に唾液がたくさんついて不快に感じたり、病気のリスクが気になったり、さまざまな理由があるでしょう。
ここからは、耳を舐められるのが嫌なときの対処法を紹介します。
具体的な方法は、以下の5つです。
それぞれについて詳しく見てみましょう。
嫌だと伝える
耳舐めがどうしても受け入れられない場合には、はっきり嫌だと伝えることが大切です。
女性のなかには「雰囲気を壊してしまうかも…」「相手に嫌われるかもしれない…」と考えて、気持ちを伝えることを躊躇してしまう方もいるかもしれません。
しかし、これからも彼と長く深い関係を築いていきたいと考えているのであれば、正直な気持ちを伝えたほうが良いでしょう。
例えば、以下のような伝え方をすれば、気まずい雰囲気を回避できるので、ぜひ参考にしてみてください。
- 「耳よりも、くちびるにもっとキスしてほしい」
- 「耳よりもこっちのほうがすごく好き」
- 「私、耳を舐められるのは苦手なんだけど、○○くんは好きなの?」
耳を触らないでもらう代わりに、自分の気持ち良いところを伝えるのも良いでしょう。
舐められそうになったらキスをする
言葉で「ノー」と伝えることが難しい方もいるかもしれません。
そのような方は、耳を舐められそうになったらキスをするようにしましょう。
これを繰り返しているうちに「耳を舐められるのが好きじゃないのかもしれない」と彼が察してくれる可能性があります。
また、キス以外にも、顔を反らして耳を舐められないようにする態度をとることで、気付いてくれる可能性があるでしょう。
ただし、鈍感な彼の場合は、察せないこともあります。
耳舐めを避ける態度をとってもしつこく続けるようであれば、やはり言葉で「耳は嫌」と伝えるのも方法の1つです。
くすぐったいよ~と笑う
耳を舐められたときに「くすぐったいよ~」と笑うのも方法の1つです。
耳を舐める男性のなかには「セックスでの気持ちを高めたい」「彼女にもっと気持ち良くなってほしい」と考えている人もいます。
耳を舐めることで、ロマンチックな雰囲気がぶち壊しになることが分かれば、彼も耳舐めをやめるでしょう。
このような場合は、少し大げさにゲラゲラと笑ったほうが効果的です。
ただし、男性のなかには、くすぐったがる女性の反応が好きな人もいます。
笑うことによって彼の行為がエスカレートする可能性もあるため、そのような場合には「苦手だから本当にやめてほしい」と優しく伝えることが大切です。
相手の耳を代わりに舐める
耳を舐めてくる男性のなかには「自分が耳を舐められるのが好きだから彼女にもしている」というタイプの人もいます。
このタイプは、自分が舐められて気持ち良いと感じていたり、自分の耳を舐めてほしいと正直に言えなかったりする傾向があります。
このようなタイプの彼ならば、自分が彼の耳を舐めることで、舐められることを回避できる可能性が高いです。
一方、耳舐めをしてくる男性のなかには、耳を舐められたことがない男性もいます。
この場合、相手の耳を舐めることで耳を舐められる感覚を伝えられれば、自然と相手も耳舐めをやめてくれる可能性があります。
自分が攻めにまわる
言葉や態度で示すのが難しそうな場合は、自分が攻めにまわる方法もあります。
彼が耳舐めをしてきそうになったら、すぐさま相手の敏感な部分を攻めてみましょう。
そうすることで、雰囲気を壊さずに耳舐めを回避できます。
ただし、次の機会にまた耳舐めをしてこようとする場合が考えられるので、何度も続くようであれば、態度や言葉でやんわりとでも伝えたほうが良いでしょう。
【まとめ】耳舐めが嫌であることを言葉や態度で伝えてみよう
耳舐めは彼からの愛情表現である可能性もありますが、気持ち良いと感じるか、不快と感じるかは大きく分かれる行為です。
嫌だな…と思う気持ちを我慢して彼に合わせていると、彼との行為自体が嫌になってしまう可能性も考えられます。
お互いの気持ち良いと感じる部分を正直に伝え合うことで、深まるコミュニケーションもあるため、素直な気持ちを彼に伝えてみてくださいね。