みなさんは、胸の性感帯の1つ「スペンス乳腺」と呼ばれる部位をご存知ですか?
スペンス乳腺は「胸のGスポット」と呼ばれており、上手に開発してあげると「胸イキ」ができるほどの強い快感を得られると言われています。
乳首以外にも性感帯があるだなんて、驚きですよね?
この記事では、スペンス乳腺について解説し、開発方法や愛撫のしかたについても紹介していきます。
「知らなかった」という方は、セックスやセルフプレジャーの幅が広がるきっかけになりますので、ぜひ参考にしてみてください!
胸のGスポット「スペンス乳腺」とは?
「スペンス乳腺という部位を初めて知った」という女性も多いのではないでしょうか?
「スペンス乳腺」とは、胸の性感帯の1つです。
強い快感を得る人もおり、胸のGスポットと呼ばれています。
未開発の状態だと、くすぐったさを感じるだけですが、開発を進めると胸のGスポットを刺激するだけでイッてしまう「胸イキ」を味わえる部位です。
では、そのような胸のGスポットはどこにあるのでしょうか?
次の項でイラストを交えながら、詳しく解説していきます。
スペンス乳腺はどこにある?
スペンス乳腺は、脇の下から胸の側面にかけた横乳の部分にあります。
おっぱいとは違い脂肪が少なく、ハリがあるのが特徴です。
脇の下に手を添えて少し中央に手をずらすと、脂肪のついた柔らかい部分があります。
この部分から、胸の下側にかけて膨らみに沿うようにあるのがスペンス乳腺です。
パートナーに場所を伝えるときは、手を導きながら「胸の柔らかい部分が始まる所」というと分かりやすいよ。
またスペンス乳腺は、胸の大きさに関係なくすべての女性にあります。
「自分は胸が小さいから感じない」と思わずに、前戯でたくさん刺激したり、セルフプレジャーのときに触ったりして敏感にしていくことが大切です。
スペンス乳腺でのオーガズムの感じ方
スペンス乳腺を刺激したときの気持ちよさは、乳首やクリトリスのような強い快感ではありません。
また、スペンス乳腺は脇の下に近い部分にあるため、最初はくすぐったいと感じることが多いです。
しかし攻め続けているうちに、くすぐったさがゾワゾワとした快感に段々と変わっていきます。
そしてスペンス乳腺の発達が十分に進むと、胸を揉まれたり、両脇からつかまれたりするだけで背中を反らしてしまうほどの快感を得て、達してしまうことがあります。
これが「胸イキ」と言われる、おっぱいでのオーガズムです。
スペンス乳腺が胸のGスポットと言われる理由
スペンス乳腺の基本的な知識として、位置と感じ方を解説しました。
では、なぜスペンス乳腺が胸のGスポットと言われるのでしょうか?
その理由は、大きく3つあります。
詳しくみていきましょう。
リンパや神経が集中しているため
1つ目の理由は、スペンス乳腺には、リンパや神経が集中しているからです。
マッサージをするように優しく刺激することで血行がよくなり、刺激に敏感になります。
しかし、スペンス乳腺付近は脂肪が少なく、外からの刺激がリンパや神経に伝わりやすいです。
強く刺激すると痛みを感じることもあるので、触れる際は「優しくマッサージするように」を心掛けましょう。
筋肉が表面にあるため
2つ目の理由は、スペンス乳腺の付近は脂肪が少なく筋肉が表面にあるからです。
おっぱいは脂肪が多く、刺激を感じにくい部分と言われています。
しかし、スペンス乳腺は筋肉が表面にあるため、触れると刺激を感じやすいです。
そのため、触れられると「くすぐったい」と感じることがあり、このくすぐったさが、エッチをするときの快感に変わる人もいます。
連想性感帯の1つとされているため
最後に「連想性感帯の1つとされているため」というのが挙げられます。
連想性感帯とは、普段は「くすぐったい」と感じる部分でも、セックスなど興奮するような状態では快感に変わる体の部位のことです。
個人差はありますが、以下のような部位があてはまります。
- 背中
- 首筋
- 耳
- 脇の下
- おへそ
- 内もも
スペンス乳腺も連想性感帯の1つと考えられており、興奮している状態だと快感を得ることができます。
胸のGスポットで本当に気持ちよくなれる?
スペンス乳腺が胸のGスポットと言われている理由を知ったとしても、本当に気持ちよくなれるのか、疑問に思いますよね?
ここでは、スペンス乳腺を刺激することで表れる感じ方の変化についてみていきます。
体の変化について知っておくと、開発をするときの参考になります。
1つずつみていきましょう。
すべての人が気持ちよく感じられるわけではない
スペンス乳腺の感じ方には、個人差があります。
まずは、すべての人が気持ちいいと感じられるわけではないということを理解しておきましょう。
気持ちいいと感じないからといって刺激を強くすると、痛みを感じたり、胸の形が変わってしまう可能性もあります。
そのときの体調や精神状態などによっても感じ方は変わるため、焦らずゆっくりと開発することが大切です。
最初はくすぐったく感じる
スペンス乳腺は、脂肪が少ない脇下から胸の側面にかけた部分にあるため、最初はくすぐったく感じます。
また、刺激されてくすぐったいと感じるのは未開発である証拠です。
優しく丁寧に刺激を与えることで徐々に刺激に慣れ、快感を得ることができるようになります。
最初からスペンス乳腺で感じる女性は少ないため「自分は感じなかったから…」と諦めずに開発を続けてみてください。
刺激を与えることで脳が学習し、性感帯として機能する
乳首やクリトリスといった代表的な性感帯にも個人差があり、必ずしも「気持ちいい」と感じるわけではありません。
スペンス乳腺も未開発の場合は「気持ちいい」とは感じず、ただのくすぐったい部分でしかありません。
しかし刺激を与え続けることで、脳が性感帯として認識し、機能するようになります。
セルフプレジャーや前戯の時間に積極的に刺激して、感度を高めていきましょう。
性感帯を増やすとマンネリ化を解消できる!
いつも同じ場所にいたり、彼との関係が長く続いていたりするとマンネリ化が生じることがあります。
このような場合に効果的なのが、新しい性感帯を増やすことです。
新たな性感帯の開発をすると、味わったことのない快感を得られるセックスを楽しめるため、マンネリ化の解消につながります。
次の項で解説しますが、今回紹介しているスペンス乳腺は、開発されると「胸イキ」をすることも可能です。
今のセックスに満足することなく、新しい快感を求めて性感帯を増やしていきましょう。
胸のGスポットを開発して「胸イキ」する方法
もともと性感帯ではない部分を感じるように開発するのは、難しいように感じる方が多いと思います。
しかしスペンス乳腺は、時間をかけてじっくりと開発することで、胸だけで達する「胸イキ」をすることができますよ。
胸イキは、快感がじわじわと押し寄せてきて一気に昇るような感覚のオーガズムが得られると言われています。
ここでは胸のGスポットを開発して「胸イキ」する方法を4つ紹介します。
セルフプレジャーに取り入れたり、前戯に取り入れたりしてみてください。
①エッチなムードをつくる
セックスをするときだけでなく、新しい性感帯の開発をするときにもエッチなムードをつくることがとても大切です。
セルフプレジャーで開発をする場合は、相手がいないため、雰囲気づくりが難しいかもしれません。
確実に1人になれる空間で行うのはもちろんですが、照明を暗くしたりアダルトな動画を用意したりなど、快感を得やすい環境で開発をしましょう。
彼に触れられているのを想像しながら、開発するのもおすすめだよ♪
いきなりスペンス乳腺を刺激するのではなく、首や耳などから触れ始め、段々と胸に近づいていくことも大切です。
本来気持ちいいと感じる部分ではないため、焦らず時間をかけながらゆっくり愛撫していきましょう。
②胸の周囲をマッサージして血流をよくする
雰囲気づくりができたら、胸の周囲をマッサージして血流をよくしましょう。
血流がよくなると、感度が高くなります。
首や肩、脇の下はリンパが詰まりやすく、血流が悪くなりがちなので念入りにマッサージをするのをおすすめします。
③指でスペンス乳腺を刺激する
マッサージが済んだら、指でスペンス乳腺を刺激していきます。
初めは手のひらや指の腹を使って、胸の下から脇に向かってゆっくりさすってみてください。
指の滑りをよくするために、ローションやベビーパウダーなどを使うのもおすすめです。
手を大きく動かすことを意識しながら、脇と胸の境目あたりを優しくさすったり、撫でたりすると、くすぐったいけれど気持ちよい不思議な感覚を得られます。
刺激を続けていくと段々とくすぐったさがなくなり徐々に体が火照ってくるような感じがするよ。
刺激に敏感に反応するようになってきたら手のひら全体で胸をつかみ、スペンス乳腺に指を当てて圧迫しましょう。
力加減を変えながら揉んだり、胸を揺らしながら刺激するのもおすすめですが、スペンス乳腺の周辺には、リンパや神経がたくさん通っています。
そのため、あまりにも強い力でグリグリと押してしまうと痛みを感じやすいです。
様子をみながら刺激してあげてください。
④乳首も同時に刺激してみる
スペンス乳腺を十分に刺激して感度が高まった後、最後の一押しとして乳首を同時に刺激するのも効果的です。
いつもより体が敏感になっているため、乳首を同時に攻めることで胸イキしやすくなります。
このとき、親指から薬指の4本指で優しく触れてみてください。
触れるか触れないかくらいの強さで焦らすと、もどかしさが全身に広がり、より胸イキしやすくなります。
胸のGスポットを開発すればセックスも楽しくなる!
胸のGスポットを開発すると、セックスの幅が広がり、楽しみ方も大きく変わります。
自分で刺激を与えて開発するのもよいですが、スペンス乳腺の場所を伝えてパートナーと一緒に開発するのもおすすめです。
前戯で集中的に刺激してもらったり、挿入しながら触ってもらったりと2人だからこそできる開発を楽しんでね!
特に胸の側面を舌で刺激するのは自分ではできないため、刺激してもらうといつもと違う感覚を味わえるはずです。
また挿入時にスペンス乳腺を刺激すると、膣内で得ている快感が胸での刺激で得られているように感じるため、開発が進みます。
できるだけゆっくりピストンしてもらい、胸全体をつかむように刺激してもらいましょう。
スペンス乳腺の開発は、丁寧に進めることが大切です。
体の変化を楽しみながら、ゆっくり時間をかけて進めてくださいね。
胸のGスポットで感じやすくなるためのコツ
最後に、胸のGスポットで感じやすくなるためのコツを4つ紹介します。
これらのコツは、手軽に始められるものばかりで、今日から取り入れられるものもあります。
胸のGスポットを開発して「胸イキ」する方法と合わせて挑戦してみてください。
乳首やクリトリスを先に刺激しない
まず、乳首やクリトリスといった感度の高い場所を先に刺激しないようにしましょう。
スペンス乳腺は乳首やクリトリスのように感度が高いわけではありません。
先に刺激すると、乳首やクリトリスに意識が向いてしまい、スペンス乳腺で快感を得にくくなってしまいます。
胸のGスポットを開発する際は、スペンス乳腺に集中できるように感度が高い場所に触れるのは後回しにしてください。
ローションを使ってみる
スペンス乳腺を開発するときには、ローションを使ってみてください。
摩擦による痛みを減らしてくれるだけでなく、滑りがよくなることで快感を得やすくなります。
特にウォーターベースのものが滑りがよく、おすすめです。
ラブグッズを使ってみる
ローションだけでなく、ラブグッズを使ってみるのも1つのコツです。
特にバイブレーション機能をもったローターや電気マッサージ器などは、刺激の強弱を細かく調節できるだけでなく、長時間刺激することも可能なため、スペンス乳腺を開発するのにぴったりです。
また、セルフプレジャーでも使えるため、パートナーがいないときでも開発を進めることができます。
普段からバストケアをする
普段からバストケアを行うと、胸のGスポットの感度が高くなることがあります。
特にボディジェルを使用したバストマッサージは、血流がよくなりバストアップ効果や感度の上昇などが期待できます。
下から上に向かって、持ち上げるように優しくマッサージして、自分でも胸を育てていきましょう。
【まとめ】胸のGスポットを開発して、イキ方のレパートリーを増やそう!
今回はスペンス乳腺と開発方法、愛撫のしかたについて紹介しました。
スペンス乳腺は胸のGスポットと呼ばれており、開発次第では「胸イキ」という新しい快感を味わえる部位です。
自分で感度を高めるのはもちろん、パートナーに協力してもらいながら開発を進めると、いつもとは違った刺激を得られます。
今回紹介した方法を参考に、体の変化を楽しみながらゆっくりと新しい性感帯を開発してみてください。
そしてイキ方のレパートリーを増やし、いつもとは違うラブタイムを過ごしましょう!