今まで仲良くしていたのに「急にLINEの返事が来なくなった」「相手の態度がそっけなくなった」と不安になった経験はありませんか。
コミュニケーションを取っている中で、何気なく相手が嫌がることをしてしまったかもしれない、嫌われてしまったかもと思うことは誰にでもあるでしょう。
この記事では、好きな人に嫌われたかもと感じたときに判断するポイントや、考えられる原因と挽回方法をお伝えします。
この記事を読めば、本当に好きな人に嫌われてしまったのか、その場合はどのような対応をしたらいいのかがわかります。
好きな人に嫌われたかもと思っても、すぐに諦める必要はありません。
タイミングを見て、自分にできる行動をしていきましょう。
好きな人に嫌われた…?判断するポイントとは
好きな人に嫌われたかもと感じるような言動には、どのようなものがあるのかを考えていきます。
以上のような態度をとられていたら、嫌われている傾向があるかもしれません。
それぞれの判断について、詳しく見ていきましょう。
そっけない・冷たい態度をとってくる
明るい空気感ではなく、そっけないリアクションになるのは、同じ空気感を避けたい気持ちの表れです。
人は無意識に自分と同じ空気感でコミュニケーションを取ることを望む傾向があります。
明るく話しかけても返事するときに無表情だったり、そっけない言葉が返ってきたりするのは、あなたと距離を置きたいという気持ちの表れかもしれません。
否定的な言葉が多い
相手があえて否定的な言葉を選んで使っている様子なら、「あなたに好印象を持ってもらわなくてもいい」と思っている可能性があります。
人に好印象を与えたいときは、肯定的な言葉を使いやすくなります。
逆に否定的な言葉が増えると、マイナスのイメージを与えますよね。
マイナスな言葉をかけられるときは、あなたと距離をとりたいと思っている可能性が高いです。
目を合わせてくれない
「目は、口ほどにものを言う」ということわざがあるように、相手があなたに隠したい気持ちがあると、目を合わせてくれなくなります。
その気持ちが逆に好きという感情の可能性もありますが、逆にあまりよく思っていない気持ちを隠すための行動かもしれません。
相手があなたに好意を抱いていない場合、距離を置こうとしてきます。
笑顔を見せてくれない
好きな人の前では、自然と笑顔になることが増えます。
逆に距離を置きたい人には笑顔を見せず、警戒した表情を出すことが多くなります。
性格的に笑顔が少ない人もいますが、以前はニコニコ笑っていた人が急に笑顔を見せてくれなくなった場合、警戒されている可能性が高いです。
デートや遊びに誘っても、断られることが多い
今までは遊びに誘ったら快く受けてくれていたのに、さまざまな理由で断られるようになったら危険です。
一緒にいて心地いい人とは、デートや遊びに行きたいものです。
特に「今は忙しい」「体調が悪い」という理由で断られるようになったら、特別な理由はないけれど、今はあなたといたくないというサインかもしれません。
LINEやメールの返信がなかなか返ってこない
LINEやメールの返信がないのは、今はあなたと連絡をとりたくないというサインかもしれません。
男女関係なく、お気に入りの人からのLINEやメールは返信をしたくなるものです。
嫌われていなければ、相手が落ち着いたタイミングで返信が来ることもあるので、焦って判断するのは禁物です。
自発的にLINEをしてこない
以前は、忙しくてこちらからの返信ができていなくても、相手から自発的にLINEを送ってくれていたのに、送られてこなくなると不安が大きくなることでしょう。
さらに返信も遅く一言メッセージのみだと、相手から避けられている可能性があります。
あなたに「特に伝えたいことはない」という気持ちの表れかもしれません。
LINEの既読無視・未読無視が多い
相手に興味がない場合は、既読無視や未読無視になってしまうことが多い傾向にあります。
そのような態度をとることで「あなたに興味がない」というメッセージを送っていることも考えられます。
また、ほかにやりとりをする相手がいて、そちらに興味が向いているのかもしれません。
焦って追いLINEや追いメールを送りすぎることは、返って相手の負担になるのでやめましょう。
SNSのフォローを外される・ブロックされる
SNSのフォロー外しやブロックは、嫌われている可能性がとても大きいでしょう。
自分のストーリーや投稿が相手に合わない場合、ミュートの機能を使えばブロックせずに済みます。
しかし、あえてブロックされているのは、「これ以上交流するつもりはない」という意思が感じられます。
好きな人に嫌われる原因として考えられること
悪気はなくても、あなたが知らず知らずのうちに、相手を嫌な思いにさせていることがあるのかもしれません。
ここでは、どんなときに嫌な思いをさせてしまうのかを確認します。
以上のようなことで、心当たりはありませんか?では、1つずつ見ていきましょう。
愚痴・悪口などマイナスな発言が多い
男女関係に限らず、愚痴や悪口は嫌われることにつながります。
一緒にいる時間が長くなれば、仲が良かったとしても不満が出てくるのは自然なことです。
しかし、愚痴や悪口があまりに多いと、ほかの人に自分の悪口も言われているのではないかと信用を失ってしまいます。
さらに、愚痴を聞かされているほうはいい気持ちがしないので、距離を置かれてしまうこともあります。
下品な言動が多い
下ネタを連発したり、足を開いて座ったりすると、下品な人だと思われてしまいます。
また、話し声が大きくて、周囲の人の迷惑になることもあります。
一緒にいて恥ずかしいと思われてしまうと、遊びに誘っても断られる可能性が高くなるでしょう。
周りからどのように見られているか、下品に映っていないかを確認する必要があります。
自己中心的・わがまま
自己中心的でわがままな人は、周りの人を振り回して自分勝手に振る舞います。
すると、周りにいる人は一緒にいることに疲れてしまったり、これ以上の関わりを持ちたくないと思ったりしてしまいます。
会社や家族などの集団生活では、相手の立場や気持ちに配慮し行動することが大切です。
自分だけのことを考えて行動してしまっていないか、今一度自分の言動を振り返ってみましょう。
約束を守らない
約束を守らないと「誠実な人ではない」「自分は軽く見られている」「大切にされていない」という印象を与えてしまいます。
約束を守ることは、人として大切にしたいことの1つです。
何度注意されても約束を守らない場合は、関わりを控えたいと思われるので、改善が必要です。
異性関係にだらしない
好きでもない人と必要以上に仲良くしてしまったり、関係を持ってしまったりすると、軽い女だと見られてしまいます。
異性の友達の多さがだらしなさに直結するとは限りませんが、そのようなイメージを持たれてしまう可能性があります。
本当に大切な人とそうではない人を、自分の中でも見極めましょう。
清潔感がない
内面も大切ですが、第一印象を含む外見はそれ以上に大切です。
髪の毛がボサボサだったり、洋服にシワがついていたりすると、清潔感がない印象を与えてしまいます。
また服装に関しても、目的や場所にあった清潔感のある洋服を選ぶことが必要です。
香水のつけすぎも、きつい印象を与えてしまうので、気をつけましょう。
連絡が多すぎる
LINEやメールで連絡をとれることが嬉しくて、つい送りすぎてしまう場合があります。
また「?」マークで終わるメッセージが連続して送られてくると、返すのが面倒になり、返ってこない原因になるでしょう。
さらに、返事をしていないのにLINEやメールが来ると、必要以上に連絡を求められている気持ちになり、相手から距離をとられてしまうことにもつながります。
束縛が激しい
自由な時間がなくなると、関わりたくないと思われる可能性があります。
友達と遊ぶ時間や連絡の回数など、人によって必要な頻度は違います。
その中で、自分との時間を優先するよう無理なお願いをしたり、相手の行動を制限したりすると、束縛が激しいと感じさせてしまうかもしれません。
相手に、窮屈さや圧迫感を与えるような言動は控えましょう。
相手が傷つくことを言った
自分にとっては支障のない何気ない一言が、受け取り方によっては相手の心をひどく傷つけてしまうことがあります。
自分の考えを押し付けたり、強要したりすることもよくありません。
相手の立場に立って、心地良い会話をすることがベストです。
「余計な一言になっていないかな」「相手はどう思ったかな」と考えながら、コミュニケーションをとりましょう。
好きな人に嫌われたと感じた際にやるべき4つのこと
好きな人に嫌われたと感じても、すぐに諦めたり、次を探したりする必要はありません。
まずは、以下のことを確かめましょう。
すべてできなくても、できることから取り組むことで、関係を修復させることが可能です。
①原因は何なのか、自分の言動を振り返る
まずは、自分の言動を振り返ることで原因を探してみましょう。
自分では気づかないうちに、相手に嫌われる態度や発言をしてしまうこともあります。
では、その態度や発言がどの場面であったのでしょうか。思い当たる節がないときは、相手の受け取りによる勘違いである可能性もあります。
そのときは、勇気を出して話しかけてみることで、誤解が解けるかもしれません。
②ほかの人に対する態度を確認する
自分だけが嫌われているかを確認するためには、ほかの人にも同じ態度をとっているかを確認することが大切です。
嫌われたかもと思っても、相手が一時的に忙しかったり、機嫌が悪かったりした場合もありえます。
誰にでも同じ態度をとっていれば、自分だけが嫌われている可能性は低くなります。
反対に、ほかの人にはこれまで通りの態度であれば、要注意です。
③「好き避け」ではないかチェックする
「好き避け」とは、好きな人や気になっている人に対して、冷たい態度をとったり、そっけない素振りをしたりすることです。
本当はもっと仲良くしたいのに、本心とは反対の行動をとります。
特に恋愛経験が少ない人ほど、緊張して素直な行動がとりづらくなる傾向があります。
そっけない態度をとられたり、意地悪をされたりすることも、好き避けの1つです。
④身近な人に相談してみる
共通の知り合いや友人に相談してみるのも、1つの手段です。
身近な人に話を聞いてもらうことで、自分の思考が整理されたり、自分が気づかなかった点にも気づいてくれたり、関係を修復するためのキーパーソンになってくれたりするかもしれません。
第三者の視点からアドバイスをもらうほうが、受け入れやすいこともあります。
好きな人に嫌われたときの挽回方法
たとえ嫌われていたとしても、まだできることはあります。ここでは、以下の4つの挽回方法を詳しく見ていきます。
自分ができる対応を丁寧にすることで、相手からの信頼を回復させられるかもしれません。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
少し距離を置く
いったん距離を置き、状況が改善されることを待つことが1番の対処法です。
相手の気持ちや置かれている状況で嫌われてしまった場合、自分が努力しても関係が改善しないことが予想されます。
タイミングや相性が悪ければ、それ以上の関係性を求めることはやめましょう。
相手の気持ちを聞き、悪かった点は謝罪する
自分に心当たりがないときは、勇気を出して相手の気持ちを聞いてみましょう。
自分が気づかないうちに、相手に失礼な振る舞いをしてしまっていたり、相手が誤解をしていたりすることがわかった場合は、すぐにこちらから謝りましょう。
たとえ自分が悪くなくても「伝え方が悪かった」「勘違いをさせてしまった」と伝えれば、関係を修復できるかもしれません。
嫌われた原因を直すよう心がける
身だしなみや連絡の取り方で相手に嫌な思いをさせた場合は、すぐに改善をしましょう。
自分の欠点をなくすという意味でも、今後につながります。
相手に努力している姿を見せて、相手の気持ちに変化が表れることを期待しましょう。
自分磨きをする
これまでの自分の行動や態度で嫌われてしまった場合、自分磨きをして、今までの自分とは違うところをアピールすることが効果的です。
しかし、あからさまにアピールをすると逆効果です。
考え方を変えてみたり、自分の好きなことに没頭してみたりすることで、周囲の人がなんとなく変化を感じ取り、徐々に関係性が変わってきます。
好きな人に嫌われて諦める場合の立ち直り方
完全に好きな人から嫌われてしまって、挽回も難しいと感じたら、潔く諦める方法もあります。
諦めることは、決してマイナスな面ばかりではありません。
諦めようと一度心に決めることで、見えてくるものも出てくるはずです。
ここでは、諦める場合の立ち直り方について見ていきましょう。
無理に好きな気持ちをなくそうとしない
無理やり、好きな気持ちを消そうとする必要はありません。人を好きになることは、とても素敵です。
無理に好きな気持ちをなくそうとすると、かえって辛くなる人もいます。
自分の気持ちを正直に大切にすることで、相手の気持ちをキャッチし、大切にできるようになります。
まずは自分のことをすべて受け止めてみると、その先にやりたいことや好きなことが見えてくるかもしれません。
相手と会わず、連絡もとらない
相手に会ったり、連絡をとったりすると、相手への思いが復活してしまいます。
会わない時間が長ければ、自然と相手のことを考える時間も減ってきます。
諦めて立ち直りたい場合は、感情を動かされないことが重要です。
会えるか会えないか、返事が来るか来ないかに感情を動かされるのではなく、自分に矢印を向けて自分の心を見つめましょう。
予定を詰め込む
好きな人のことを考えてしまうのは、思い出す時間があるからです。
思い出す時間を作らないためにも、自分の予定を詰め込みましょう。
仕事がある日でも夜に予定を入れて、1秒でも長く楽しい時間を作ります。
たくさん予定が入れられない場合は、部屋の掃除をする、手の込んだ料理を作るなども効果的です。
新しい出会いを探してみる
これまでに行ったことない場所に行ってみたり、気になっていたサークルに入ったりして、新しい出会いを探しましょう。
新しい世界に入ることで価値観が変わり、好きな人に求めるものが変わるかもしれません。
ただし、寂しさを紛らわすために、新しい人と仲良くなりすぎることは危険です。
新しい相手を傷つけないためにも、忘れるためだけに好きでもない人と無理に多くの時間を過ごすことは、おすすめできません。
【まとめ】好きな人に嫌われたとしても、すぐに諦める必要はない
好きな人に嫌われることがあっても、今すぐ諦めなくて大丈夫です。
なぜなら、相手との関係性は、タイミングによってうまくいったりいかなかったりするからです。
好きな人に嫌われたかどうかをすぐに判断するのではなく、周りとの関係性や相手の状況をよく見て、自分にできることをしっかり考えていきましょう。
相手の態度や行動が一時的なものであれば、相手の状況に合わせてコミュニケーションを取っていくことで、関係が修復することも十分にありえます。
相手に嫌われないためにも、身だしなみや連絡の取り方、普段の言動など、周りの人が嫌な気持ちにならないコミュニケーションの取り方を心がけてください。