恋愛感情の「好き」が分からないのはまずい?好きの種類と確かめる方法とは?

恋愛感情が分からない_アイキャッチ

「人として好きな人はいるけど、それが恋愛感情の好きなのか分からない」「どうすれば恋愛感情に発展するのか分からない」とお悩みの人もいるのではないでしょうか。

子どものころは、足が速いだけで好きと思っていたのに、今ではそう思えなくなってしまうものです。

大人になればなるほど、恋愛感情は単純なものではなくなります。

しかし、大人になってもできれば恋はしたいし、恋愛をしている人は楽しそうとも思いますよね。

そこで本記事では、恋愛感情が分からなくなる理由や、好きの種類、恋愛感情を確かめる方法などについて解説します。

恋愛感情の好きが分からないとお悩みの人は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

恋愛感情が分からない女性の現状

近年、恋愛感情が分からない女性が増えています。

恋愛感情が分からないと感じるのは、恋愛をしている友人の話を聞いたときや、異性と関わったときが多いのではないでしょうか。

パートナーがいることや、ときめく生活を送れることが羨ましいとは思いつつも、恋愛感情で好きとなる感覚がいまいち分からない、人として好きな異性はいるのに、これが恋愛感情なのか分からないと感じることもあるかもしれません。

パートナーを見つけて結婚することだけが幸せの形ではないと世間が気付き始めた今、恋愛を複雑に捉えすぎて、自分の気持ちが分からなくなってしまっている女性が多いのが現状です。

恋愛感情が分からないとなる理由

好きな人との話題でダメなことのイメージ

恋愛感情が分からないとなる人には、主に2パターンの理由があります。

それは、恋愛感情がもともと分からなかったと、分からなくなってしまった人です。

もともと分からなかった人の中には、今まで生きてきて、一度も人を恋愛感情で好きになったことがないという人もいるでしょう。

しかし、必ずしも恋愛感情が欠如しているわけではありません。

恋愛感情がどういうものか分からないがゆえ、実は恋愛感情を抱いていたのに、それに気付けなかっただけかもしれません。

また、恋愛感情を抱くほどの素敵な人に、まだ出会えていない可能性もあります。

恋愛感情が分からなくなってしまった人の中には、あまりいい恋愛をしてこなかったり、恋愛を複雑に捉えすぎてしまったりしている人が多いのではないでしょうか。

好きだと思ってお付き合いしたのに、とても辛い思いをした経験があった場合、自分は見る目がないのかもしれないと、好きという感情を疑うようになりかねません。

また大人になるにつれて、仕事や家族、お金や今後のライフプランなど、考えないといけないことがどんどん増えていきます。

「好きな気がするけど、結婚相手と考えると違う」「恋愛をしたいけど、仕事が忙しくてそれどころではない」といった状況も考えられます。

そのうちに、自分は恋愛をしたいのか、そもそも恋愛感情で人を好きになるとはどういう感情かと負のループに陥りがちです。

恋愛感情が分からないことは、決して悪いことではありません。

悩んでいる人は、一度難しく考えるのをやめて、感情の流れに身を任せてみるのも大切です。

恋愛感情が分からない人に見られる主な特徴

恋愛感情が分からないのは悪いことではありませんが、分かりたいと思う人がいるのは当然です。

恋愛感情を知るためには、まずなぜ自分は恋愛感情が分からないのか、自己理解を深めましょう。

恋愛感情が分からない人に見られる主な特徴は、以下の3つです。

それぞれを具体的に見ていきましょう。

恋愛経験が少ない人

恋愛経験がない、もしくは少ない人は、恋愛感情が分からなくなりがちです。

恋愛には、さまざまな形があります。燃え上がるような恋愛もあれば、穏やかで安心できる恋愛もあるでしょう。

恋愛経験がなかったり少なかったりすると、漫画やドラマの知識だけで、恋愛とはこういうものと考えてしまいやすいです。

仮に誰かに好きという感情を抱いたとしても、ドラマの主人公のように一喜一憂したり、苦しくなったりしないなら、これは恋愛感情ではないなどと考えてしまいます。

恋愛経験がない、もしくは少ない場合、恋愛にはさまざまな形があることを意識しましょう。

執着心がない人

執着心がない人も、恋愛感情が分からなくなってしまう可能性が高いです。

恋愛感情の中には、好きな人を誰かに取られたくない、自分のものにしたいなど、執着心が含まれることがあります。

執着心がない場合はそのような感情が湧かず、好きという感情を抱いても、恋愛感情にまで発展しないことがほとんどです。

執着心はときに自分を苦しめることになるので、必ず持っておくべき感情ではありません。

しかし、ある程度は、自分のわがままな気持ちに素直になってもいいのではないでしょうか。

恋愛以外のことが充実して満足している人

仕事や趣味などの恋愛以外のことが充実しており、自分の生活に満足している人も、恋愛感情が分からなくなってしまう可能性があります。

現状の生活に満足している場合、それ以上のことを求めようとはなかなか思いません。

人によって幸せを感じることは違うため、推しがいれば恋愛なんてする必要ないと思う人もいるのではないでしょうか。

恋愛をすることは、人生において必須事項ではありません。

もし恋愛以外のことで今の生活が楽しくて、満足をしているのであれば、無理に恋愛感情を理解する必要はないでしょう。

必要になったときにまた考えれば大丈夫なので、自分の気持ちを優先しましょう。

そもそも恋愛感情とは?

水彩で描いたハート

そもそも、恋愛感情の好きとは、どういった感情なのでしょうか。

結論として、恋愛感情の好きは人それぞれです。

一緒にいて安心することが恋愛感情だと思う人もいれば、手をつなぎたいと思うことが恋愛感情だと思う人もいます。

その中で、一般的に恋愛感情だといわれる感情は、以下の5つです。

恋愛感情だといわれる感情
  • 気付けばその人のことを考えている
  • 目があったり、考えたりするだけでドキドキする
  • 手をつなぎたい、キスをしたいと思う
  • 毎日が楽しくなる
  • ほかの人に取られたくないと思う

あくまで一例ですが、上記の感情を抱いている場合、それは恋愛感情だといっていいでしょう。

恋愛感情が分からないと感じている人の中には、上記の感情を抱いているにも関わらず、「でもこれは恋愛感情なのか?」と難しく考えすぎてしまっている人がいます。

学校でも、これはりんごですと習えば、赤くて丸い果物はりんごだと考えるはずです。

恋愛感情もあまり難しく考えず、こういう感情があるなら恋愛感情なんだと、一度認めてみることをおすすめします。

恋愛感情の「好き」には大きく7種類ある!

恋愛感情といっても、その好きには、さまざまな感情が込められています。

恋愛感情の好きに含まれる想いは、大きく分けて以下の7種類です。

恋愛感情で誰かを好きになったとき、すべての「好き」が必ず含まれているわけではありません。

好きは、人それぞれであることを忘れないようにしましょう。

性的な意味を含む「好き」

1つ目は、性的な意味を含む「好き」です。

人間の三大欲求は、食欲・睡眠欲・性欲であるように、性欲は誰もが自然と持つ感情です。

人間も生き物なので、子孫を残す必要があると本能的に感じます。

好きな人との子孫を残したいと考える人が多く、性行為をしたいと思う=好きとなるのも、1つの好きの形です。

性行為だけでなく、手をつなぎたい、ハグをしたい、キスをしたいなどのスキンシップを取りたいという感情が芽生えた場合は、恋愛感情を抱いていることがほとんどでしょう。

しかし、中には、性的欲求を満たしたいだけの人がいるのも事実です。

相手に性的行為を求められたからといって、相手が必ずしも自分を恋愛感情で好きとは限らないので、自分を守るために注意をしましょう。

楽しく過ごせる、協力し合う仲間としての「好き」

2つ目は、一緒にいると楽しく過ごせる、協力し合う仲間としての「好き」です。

この人といるとすごく楽しいと感じた場合、もっと一緒にいたいと感じます。

好きなこともおいしいと思ったものも、共有したいと考えるのではないでしょうか。

また、仲間としての好きは、一緒に何かをやり遂げたり、同じチームでスポーツをしたり、相手との仲間意識が芽生えたりしたときに感じます。

楽しいときも協力できたときも、この人となら同じ時間をもっと共有したい、一緒に頑張っていけると感じて、恋愛感情の好きにつながります。

相手を支えたいと感じる「好き」

3つ目は、相手を支えたいと感じる「好き」です。

相手を支えたいと感じるときは、親族に感じる好きと近い感情を抱いているといえるでしょう。

家族や仲のいい友人が困っていたら、力になりたいと感じる人も多いのではないでしょうか。

もしその力になりたいという感情が、私が支えたい、辛いときはそばにいてあげたいという想いに変わって強くなっているのであれば、恋愛感情の好きである可能性が高いです。

支えたいとは、自分よりも相手を優先することです。

興味のない人や嫌いな人を、自分より優先できる人はいないといっても過言ではないので、支えたいという感情は好きの1つの形になります。

理想の相手に感じる「好き」

4つ目は、理想の相手に感じる「好き」です。

好きなタイプや、恋人に求める条件など、誰しも理想の相手はどういう人かを考えたことがあるのではないでしょうか。

物語に出てくる王子様のような人が現れてくれたらと、夢見た過去もあるでしょう。

理想が外見なのか、スペックなのかは人それぞれですが、相手が自分の理想の人だと分かると、そのほかの性格などはいったん抜きにして、好きと考えやすいです。

一目惚れも、この「好き」にあてはまるでしょう。理想はあくまでも理想であるため、相手の現実を知って嫌な部分が見えてくると、恋愛感情がなくなってしまうこともあります。

恋の駆け引き的な「好き」

5つ目は、恋の駆け引き的な「好き」です。

相手が自分のことを好きになれば勝ったと感じたり、相手が自分のものになることで快感を得たりする「好き」を指します。

この感情だけでは、恋愛感情というよりゲームに近いですが、ほかの好きと合わさることで、恋愛感情の好きにもなります。

恋愛経験が豊富な人や負けず嫌いな人は、駆け引きをしてしまうのではないでしょうか。

惚れたほうが負けという言葉があるように、先に好きになったほうは、付き合えた後も立場が下になりがちです。

そうならないように、相手に好きになってもらう、相手から告白をさせようと駆け引きをしてしまうのです。

寂しいなどの気持ちがある「好き」

6つ目は、寂しいなどの気持ちがある「好き」です。承認欲求や独占欲が強いときに、この「好き」が芽生えるでしょう。

誰かに認めてほしい、かまってほしい、自分だけを見てほしいなどの気持ちがあると、相手にすがりたくなります。嫉妬も、この「好き」から芽生える感情です。

気を付けないといけないのは、好きだからといって相手に依存しないようにすることです。

依存をしてしまうと、好きな人以外の人をないがしろにしてしまったり、気持ちや時間などさまざまなことで自分と相手を縛りつけたりすることなります。

幸せなはずの恋愛で辛い思いをするのは、できれば避けたいところです。

嫉妬心や独占欲が湧いても、相手に依存することは避け、好きな人以外にも自分が幸せだと感じる好きなものを作るようにしましょう。自分を大切にする考えが重要です。

相手の年収や地位を含む「好き」

7つ目は、相手の年収や地位を含む「好き」です。

相手が年収2,000万以上だったり、芸能人だったりしたら、周囲に自慢したくなると思います。

誰もが羨むものを持っている人が自分の恋人だった場合、その人に選んでもらった自分もすごい人のように思えるのではないでしょうか。

自己肯定感が上がれば、人は幸せを感じます。そのため、年収が高い人や地位のある人に対して、好きという感情を抱くことが多くなりやすいです。

自分の恋愛感情を確かめる方法

恋心に気づく女性イメージ

ここまで、恋愛感情や好きの種類について解説してきました。

恋愛感情について知識が増えたとしても、実際に自分が抱く感情が恋愛感情なのか、はっきり分かる人はそう多くないでしょう。

そこで、自分の恋愛感情を確かめるための方法を3つ紹介します。

それぞれを具体的に見ていきましょう。

自分以外の誰かと親しくしているとモヤっとするか

相手が自分以外の誰かと親しくしているときに、モヤっとするかどうか考えてみましょう。

もし誰かと親しくしているときに「寂しい」「ずるい」「羨ましい」などの感情が芽生えた場合は、立派な嫉妬です。

嫉妬は、独占欲から生まれます。独占欲があるなら、恋愛感情で好きな可能性が高いでしょう。

相手と誰かが親しくしている現場を見たときだけでなく、ほかの誰かから相手の話題が出たときに、モヤっとするなら重症といえます。

特に今まではなんとも思っていなかったのに、気付けばモヤっとしているのならば、何かのきっかけで人としての好きから、恋愛感情の好きに変わっている可能性が高いです。

これは、確実に友人に向ける嫉妬の気持ちとは違います。

独占欲は、強くなればなるほど恋愛感情の好きである可能性が高いので、モヤっとしていないか、一度振り返ってみてください。

バイバイをする瞬間が悲しいか

相手とバイバイをする瞬間が悲しいかどうかを考えてみましょう。好きな人とは、もっと一緒にいたいと感じてしまうのが自然です。

もし「まだ帰りたくない」「もう少し一緒にいたい」と名残惜しい気持ちがあるのであれば、恋愛感情で好きになっている可能性が高いでしょう。

しかし、友人と楽しい時間を過ごしたときも、バイバイをする瞬間は悲しいものです。

悲しいと感じたときに、楽しい時間が終わるのが悲しいのか、相手と一緒にいる時間が終わることが悲しいのかを考えてみましょう。

後者であった場合は、楽しくなくてもただそばにいたいという恋愛感情に近い気持ちなので、なぜ悲しいのか、理由を深掘りしてみましょう。

ハグや手をつなぐなどのスキンシップをしたいか

相手と、ハグや手をつなぐなどのスキンシップをしたいか考えてみましょう。

人として好きだとしても、恋愛感情の好きではない人と、スキンシップを取りたいとはあまり思いません。

相手に触れて、触れられたいと感じたならば、恋愛感情である可能性が高いでしょう。

スキンシップは、ハグや手をつなぐだけではありません。

例えば、横に並んだときに肩がぶつかりそうで緊張する、同じコップで飲み物を飲んだときに間接キスだと意識してしまうなど、ささいなスキンシップにもドキドキする感情があるなら、相手を意識している証拠です。

あまり自分からスキンシップを取りたいと思わない人に関しては、相手にスキンシップを取られたときに嫌かどうかを考えてみるのも、1つの方法です。

【まとめ】恋愛感情が分からないと考えすぎないようにしよう

恋愛感情が分からないと考えている女性は多くいますが、実は気付いていないだけ、難しく考えすぎているだけという人も少なくありません。

自分が今抱いている感情が、恋愛感情の好きにあてはまるかどうかを分析してみましょう。

もしあてはまる部分が多いのであれば、難しく考えずに、恋愛感情の好きだと認めてみてください。

一度認めてしまえば、これが恋なのかと案外簡単に実感できるのではないでしょうか。

しかし、無理に恋愛感情を持つ必要はありません。

恋愛感情が分からない場合、まだ好きと思えるほどの素敵な人に出会っていないだけで、今はそのときではないのかもしれないからです。

ときの流れに身を任せたほうがいいこともあるので、無理はせず、自分の気持ちを大切にしていきましょう。

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この記事を書いた人

心も体も健康で、自分らしく生きてほしい。そのために多くの選択肢を与えたい。
そんな思いで、女性の生き方を見直すきっかけとなるような、有益な情報を発信しています。

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