好きな人とこれまで仲良くしていたのに、最近なんだか避けられていると感じたことはありませんか？
「自分が何か相手の気に障ることをしてしまったのかな？」「ほかに好きな人ができたのかな？」など、考え始めればキリがなく、どんどん不安になってしまうでしょう。
今回は、好きな人に避けられているサインとその理由について解説します。
この記事を読めば、本当に嫌われてしまったのか、その場合はどのような対応をしたら良いのかがわかります。
1度避けられたからといって、すぐに脈なしだと諦める必要はありません。
それぞれのケースに合った対応をしていきましょう。
好きな人に避けられるのはなぜ？主な理由は3つ
特に恋愛において避けられる理由としては、以下の3つが挙げられます。
それぞれを具体的に見ていきましょう。
好き避け
好き避けとは、相手に対する好意が強くなり、その気持ちを隠そうとして相手を避ける行動をしてしまうことです。
好きな人に接するときに緊張や不安を感じ、素直にふるまえなくなるため、無意識に距離を置いたり、冷たく接してしまったりします。
これは、自分の感情がコントロールできなくなることが原因です。
好意をもっている相手に対して拒絶されることを恐れるため、相手との関わりを避けることで、自分を守ろうとする心理がはたらきます。
嫌い避け
嫌い避けとは、誰かを嫌っているために、その人との接触を意図的に避ける行動のことです。
たとえば、会話を避ける、視線を合わさない、返信を遅らせる、無視するなど、直接的または間接的に距離を置くことが挙げられます。
この行動は、相手に対して不快感や嫌悪感を覚えている場合に起きますが、その理由はさまざまです。
性格の不一致や過去のトラブル、相手の行動がストレスの原因になっているなどが考えられます。
相手との関わりを減らすことで、不快な状況を避けたり、ストレスを減らそうとしたりする心理が背景にあります。
ただし、嫌い避けは、必ずしも露骨な形で表れるわけではありません。
表面的には普通に接しながらも、無意識のうちに距離をとるケースもあります。
相手が感じとる疎外感により、この行動を認識させることが多いです。
ごめん避け
ごめん避けとは、相手に対して直接的な拒絶を避けつつも、関わりを減らそうとする行動です。
主に恋愛において使われることが多く、特に相手に対して好意を抱いていない、または距離を置きたいときに見られます。
ごめん避けをする人は相手を傷つけたくないため、ストレートな拒絶を避ける一方、返信が遅くなったり、会話や接触を自然に減らしたりします。
たとえば、メッセージに対して返信が遅くなったり、会う約束を避けたりする行動が典型的です。
また、必要最低限のやりとりや短い返答で終わらせることもあります。
ごめん避けをする人は、相手に悪い印象を与えないようにしつつも、気持ちや関係性を整理したいと考えているため、相手にとっては混乱を引き起こす場合もあります。
相手を避ける3パターンの判断基準
ここからは、好きな人にとられている態度が、どのような場合に当てはまるのかを見ていきます。
好きな人の行動を観察し、自分がどう思われているのか判断のポイントにしてみてください。
それぞれを具体的に見ていきましょう。
好き避けの場合
好き避けをされる理由は、彼が基本的にあなたに好意をもっているからです。
あなたと関わることで、照れたり恥ずかしがったりすると、避ける行動につながっていきます。
一つずつ解説していきます。
目線が合ったときにすぐそらされる
これは恋愛の典型的なパターンで、好きな人のことは無意識に目で追ってしまいます。
あなたに対して強い好意を抱いているため、目が合うと自分の感情が露わになることを恐れ、恥ずかしさや緊張感が高まることから避けてしまうのです。
特に自分に自信がなかったり、相手が自分をどう思っているか不安だったりする場合、その不安が目をそらす行動につながります。
また、目を見続けることが「重い」と思われるのを避けたいという心理もはたらきます。
長く目を合わせることは親密さの表現でもあるため、まだ関係性がはっきりしていない状況では、相手に誤解されるのを恐れているのかもしれません。
さらに、緊張やドキドキ感が高まることで、自然と視線をそらしてしまうケースも多いです。
自分にだけそっけない態度をとられる
自分にだけそっけない態度をとられると、本当に嫌われているのではないかと心配になります。
しかし、相手が自分の気持ちに気づいていて、その緊張感から自然に接することができなくなっているケースもあります。
気持ちを意識しすぎてどう対応すべきかわからず、結果的にそっけない態度になってしまうのです。
好意をもっている相手に対しては、逆に冷たく接することで、気持ちを守ろうとする心理がはたらくためです。
また、相手がほかのことでストレスを抱えていたり、忙しかったりする場合、無意識に冷たくなってしまうこともあります。
状況を総合的に判断し、相手の行動を理解することが大切です。
急に話しかけるとオドオドする
好きな人が急に話しかけられるとオドオドする理由には、緊張や不安、予期せぬ状況に対応する準備ができていないことが挙げられます。
好きな相手に対しては、好意をもたれているか、どのように見られているかを意識しやすいため、言葉や態度が慎重になりがちです。
突然話しかけられると、適切な返事や対応を即座に考えるのが難しく、結果として挙動不審な態度になってしまいます。
普段なら気軽に話せる内容でも、好きな人相手だと意識しすぎてしまい、余計に不安が高まり、オドオドしてしまうのです。
さらに、自分の気持ちが知られることを恐れるために緊張が増し、相手に対してぎこちなくなる場合もあります。
みんなでいるときに意地悪な言動をされる
好きな相手に対して照れや恥ずかしさを感じ、素直に好意を示せず、逆に冷たい態度や意地悪をしてしまうことがあります。
これは特に、他人の前で感情をさらけ出すことに抵抗を感じる人に、よく見られる行動です。
好きな人に対して特別扱いをすることで周りからからかわれたり、自分の感情を見透かされたりするのを避けるため、わざと意地悪な態度をとることで自分の気持ちを隠そうとするのです。
LINEだと盛り上がる
好きな人とLINEだと盛り上がる理由には、まず気軽さが挙げられます。
LINEは直接対面や電話よりも緊張感が少なく、メッセージを送る際に落ち着いて考えたり、相手の反応を待ったりする時間があるため、余裕をもってコミュニケーションができます。
また、スタンプや絵文字といった視覚的要素を使うことで感情表現が豊かになり、会話にユーモアや楽しさが加わるため、自然と会話が盛り上がるのです。
相手がどう思っているのかを推測しながら会話を進めることで、興味が高まり、より深く相手とのやりとりに没頭しやすくなります。
嫌い避けの場合
相手があなたのことを嫌い避けするのは、距離をとりたかったり、これ以上の深い関わりを避けようとしたりするときです。
基本的には良い印象をもたれていないので、ほんの些細な言動でも「避けられた」と感じやすいのかもしれません。
以下のような行動が見られた場合は、少し距離をとって様子を見たほうが良いでしょう。
一つずつ解説していきます。
必要最低限の会話しかしない
必要最低限の会話しかしない理由は、相手との関わりをできるだけ減らしたいという心理がはたらいているからです。
嫌いな相手と接触することは、ストレスや不快感を伴うため、避けられるものなら避けたいと感じます。
無理に会話を続けることでさらに不快な状況になったり、誤解が生じたりするリスクもあるため、極力短く簡潔な返答をするのです。
また、相手に対して関心がないことを示すためにも、必要以上の感情表現や深い会話を避ける傾向があります。
こうした行動により、相手と関わりを自然に遠ざけ、自分の距離感を保とうとしているのです。
目線が合わない
目線が合わない理由は、相手と直接関わりたくない、または避けたいという心理がはたらいているからです。
嫌いな相手と目が合うと、緊張したり、会話や交流を避けたりしたい気持ちが強まります。
また、目を合わせることは、相手に関心を示すサインでもあります。
目線を避けることで自分の気持ちを隠し、相手に対して関心がないことを無意識に伝えようとする行動です。
これにより、相手は「これ以上関係を深めたくない」という気持ちを表現していることがあります。
連絡を無視される
連絡を無視される理由は、相手が関わりを避けたいと考えているからです。
連絡を無視することで相手との距離を保ち、接触を避けようとします。
この行動は、相手に対してやりとりを避けたい場合に多く見られます。
また無視することで、興味がないことや関わりたくない気持ちを、相手に意図的に示しているといえるでしょう。
ごめん避けの場合
ごめん避けをする人は相手を傷つけたくないため、ストレートな拒絶を避ける一方で、返信が遅くなったり、会話やコミュニケーションを自然に減らしたりします。
そのため、すぐに「避けられた」とは気づきにくい場合も多く、意識をしたらなんとなく避けられているような気がするというケースがほとんどです。
一つずつ解説していきます。
二人きりでは会ってくれない
二人きりで会ってくれない理由は、相手があなたに対して恋愛感情を抱いていない、もしくはこれ以上関係を深める気持ちはないと感じているためです。
直接的に断ることで相手を傷つけたくないという気持ちから、曖昧な態度をとることが多く、二人きりで会う機会を避けることにより、相手に期待をもたせないようにしています。
また、誤解やプレッシャーを生まないために、あえて距離を保ちたいという心理がはたらくことも考えられます。
恋愛の話題をスルーされる
恋愛の話題をスルーされる理由は、相手がその話題に対して答えるのが気まずい、または何と答えていいかわからないからです。
相手は恋愛感情をもっていないか、関係を進展させる意思がないため、はっきりと断ることを避けつつ、話題を無視することで関係を曖昧にしようとします。
恋愛に関する質問や話題に触れると相手を傷つける可能性があるため、相手は直接の返答を避け、無意識的に距離を置こうとしているのです。
ほかの異性をすすめられる
ほかの異性をすすめられる理由は、相手が自分に対する好意を和らげ、直接的に二人の関係を進展させるのを避けたいからです。
ほかの異性を紹介することで、自分は興味がないというメッセージをやんわりと伝え、関係性を自然に整理しようとします。
また、相手の気持ちを尊重し、傷つけないようにするための配慮として、ほかの異性を紹介することもあります。
これは、相手との関係を悪化させず、穏やかに距離を置く手段として使われることが多いです。
3パターン以外で好きな人に避けられる理由
好きな人に避けられる理由は大きく3パターンあるとお伝えしましたが、必ず3つに当てはまるわけではありません。
さまざまなケースによって、臨機応変に考えていくことが必要です。
3パターン以外で、好きな人に避けられる理由を見ていきましょう。
忙しくて精神的な負担を増やしたくない
忙しいときは、仕事や学業、そのほかの生活のタスクに追われ、心に余裕がなくなりがちです。
新しい恋愛関係を築いたり、感情的なやりとりをしたりすることがストレスとなり、精神的負担を避けたいと思うことがあります。
好きな人であっても、今はそれに向き合う余裕がなく、関係にエネルギーを注ぐことが難しいため、距離を置く行動につながっています。
1対1で接するのが得意ではない
好きな人に避けられる理由として、相手が1対1で接するのが得意ではない場合が考えられます。
このような人は、対面でのやりとりに緊張しやすく、自分の感情をどう表現するかに戸惑いを感じやすいです。
また、1対1では相手に対して強いプレッシャーを感じたり、会話の間が気まずく感じられたりすることが理由として挙げられます。
シャイな性格で人見知り
好きな人に避けられる理由が、相手のシャイで人見知りな性格の場合、相手は自分の感情をうまく表現できず、距離をとってしまうことがあります。
シャイな人は、特に好意をもつ相手に対して緊張しやすく、どう接すれば良いかわからなくなるため、避けるような行動をとってしまうのです。
また人見知りの性格は、新しい人間関係に不安を感じやすく、関係が進展することにプレッシャーを感じて、あえて距離を置いてしまうケースもあります。
好きな人に避けられているときの対処法とは？
ここからは、好きな人に避けられていると感じたときの対処法について、考えていきます。
避けられていると感じたからといって、すぐに諦める必要はありません。
きちんとした対処をすれば、好きな人の気持ちが完全に離れてしまうことを防げるでしょう。
一つずつ解説していきます。
共通の友人に理由を聞いてもらう
友人を通して避けられている理由を聞いてもらうことで、相手が直接的なプレッシャーを感じることなく、理由を素直に伝えやすくなります。
また、共通の友人は双方に対する信頼関係をもっているため、相手の本音を聞き出しやすく、その内容がより正確な場合が多いといえます。
友人の仲介を通じて、自分では気づけなかった問題や誤解が解消され、関係改善のきっかけになることも期待できるでしょう。
思い切って相手に理由を聞く
好きな人に避けられていると感じたとき、思い切って相手に理由を聞くのは効果的な方法です。
相手が何かしらの誤解や不安を抱えている可能性があり、直接聞くことで状況を理解しやすくなります。
避けられる理由が曖昧なままだと関係は進展しにくいため、オープンに話し合うことで誤解を解いたり、相手の本音を知れたりするかもしれません。
また、真剣な質問は相手に誠意を伝え、あらためて信頼関係を築くきっかけになることもあります。
アプローチを控えて距離を置く
好きな人に避けられているときに、アプローチを控えて距離を置くことで、関係が改善されることもあるでしょう。
この方法は相手にプレッシャーを与えず、自然な空間と時間を作り出すため、相手が冷静に自分の気持ちを整理する時間を作ることが可能です。
また、距離を置くことで相手があなたの存在を再確認し、もし避ける理由が一時的なものであれば、関係を修復するチャンスが生まれる可能性があります。
強引なアプローチより時間と距離を尊重することで、相手とのバランスをとり戻しやすくなり、関係の改善につながります。
気が済むまでアプローチする
気が済むまでアプローチすることは、相手の反応を観察しつつ、自分の気持ちを伝える機会を作れます。
このアプローチは、相手に対して自分の存在を再認識させる効果が高いです。
無理に迫るのではなく、自然に接近し、相手の気持ちを理解するためのコミュニケーションを心がけることで、相手の心が開かれる可能性があります。
さらに、アプローチを続けることで相手が安心感をもち、避ける理由が解消されることも期待できます。
大切なのは、相手の反応を見ながら柔軟に対応することです。
【まとめ】好きな人に避けられる理由を考えて、好き避けかを見極めよう
好きな人に避けられると悲しい気持ちになったり、なぜ避けられているか知りたくなったりしますが、すぐに脈なしと諦めてしまうのはまだ早いです。
さまざまな対処法を実践して、より良い関係を築いていくきっかけにしましょう。
好き避けの場合は、あなたに好意がある証拠といえます。
なぜ避けられているのか、慎重に見極めることが重要です。
