「最近、彼氏と会っていても楽しくない」と悩んでいる人は、彼氏に対する気持ちが冷めてきているのかもしれません。
しかし、気持ちが冷めているかもしれないと思い、いきなり別れを切り出すのは危険です。
なかには、彼氏のいる生活が当たり前になりすぎたことから、彼氏の存在の大きさに気付かず別れを切り出してしまい、後悔する人もいます。
そのため、「彼氏に冷めてきたかも…」と思ってきたときは、まず自分の気持ちを見つめ直し、本当に冷めてしまったのかを確かめるところから始めましょう。
今回は、女性が彼氏に冷めてしまう原因や、冷めてきたときに女性が示すサイン、冷めてしまったら別れるべきなのかを解説します。
記事の最後では、気持ちが冷めてしまった彼をもう一度好きになる方法も解説しているので、参考にしてみてください。
女性が彼氏に冷めてしまう原因
彼氏への気持ちが冷めてしまう原因は人それぞれですが、多くの場合、以下の原因が当てはまります。
ひとつずつ見ていきましょう。
大切にしてもらえない
付き合っていく以上、お互いを大切に思い合うことは当然のことです。
そのため、話を聞いてくれない、自分勝手、約束を守ってくれないなど、あなたのことを大切にしてもらえない状況が続くと、彼氏に対する気持ちが冷めてしまうのも無理はありません。
価値観の違い
価値観がすべて合う人はめったにいないので、お互いに多少の妥協は必要です。
しかし、自分が絶対にゆずれないポイントで彼氏との間に価値観のズレがあると、衝突する場面が増えてしまうので、彼氏に対する気持ちも次第に冷めやすくなるでしょう。
金銭感覚の違い
金遣いが荒い人、1円単位で割り勘を望む人、ギャンブルがやめられない人など、世の中にはいろいろな男性がいます。
金銭感覚の違いも、彼氏への気持ちが冷めやすい原因のひとつです。
将来結婚を見据えている場合は特に、金銭感覚の違いはシビアになる部分といえます。
束縛の強さ
「自分以外の男性の連絡先はすべて削除させる」「友達でも男と遊ぶのは許さない」など、自分の価値観とズレた強い束縛を強いられる場合も、彼氏への気持ちが冷める原因です。
束縛が強いのは、信頼されていない証拠とも取れます。
信頼関係が築けない男性とは付き合っていけないと考えるのは、当然でしょう。
マナーの悪さ
店員さんへの態度が悪い、箸の使い方がおかしい、酒癖が悪いなど、マナーが悪い人は人として距離を置きたい対象にあたるので、彼氏に対する気持ちが冷めてしまうのは当然です。
「直したほうがいいよ」と伝えても、反発してきたり改善が見られなかったりする場合は、関係を見直すタイミングと捉えても良いかもしれません。
不衛生
部屋が汚い、歯を磨かない、服を洗わないなど不衛生な人も、人として距離を置きたくなる対象なので、彼氏であったら好きな気持ちも冷めていってしまうでしょう。
不衛生な人とはキスやハグをするのも嫌になるだけでなく、一緒にいることで周りからの視線も気になると思います。
あなたが注意をして改善してくれるなら問題ありませんが、改善してくれない場合は、別れを視野に入れたほうが良いかもしれません。
こんなことが増えたら、彼氏に冷めてきたサインかも?
彼氏に対する気持ちがはっきしりない今、自分が彼氏に冷めてきているのかわからないという人は、以下のサインを感じていないか、チェックしてみましょう。
ひとつでも当てはまるサインがあるときは、彼氏への気持ちが冷めてきたサインといえます。
彼氏と一緒にいても楽しくない、イライラする
彼氏と一緒に過ごしていても「早く帰りたい」と思ってしまうときは、彼氏への気持ちが冷めてきたサインといえるでしょう。
彼氏に対して好きという気持ちがある場合、デート中に早く帰りたいと思うことはなく、むしろ「もっと一緒にいたい」と思うものです。
また、彼氏への気持ちが冷めてくると、これまで気にしていなかった部分も目に付くようになります。
「今まで許せていたことが許せなくなってきた」と感じ始めたときは、自分の気持ちに向き合ってみましょう。
彼氏の言うことをあまり聞かなくなった
彼氏への気持ちが冷めてくると、お泊まりデートやエッチの誘いなど、彼氏の言うことを聞くのが億劫になってきます。
そのため、彼氏が何か求めてきても「面倒だな」「何であなたの言うことを聞かなきゃいけないの?」と思い始めている自分がいたら、彼氏に対して冷めてきていると判断して良いでしょう。
彼氏に会いたいと思えない
彼氏のことが好きであれば、「早く会いたい」「仕事が忙しくても会う時間を作りたい」と思うものです。
しかし、現状、彼氏に会うより一人の時間を優先したい、彼氏より友達と過ごしたほうが楽しいと感じているのであれば、彼氏への気持ちが冷めてきているサインといえます。
彼氏との予定をドタキャンすることが増えた
緊急で仕事の予定が入るなど、予期せぬ事態が発生していないにも関わらず、彼氏とのデートをドタキャンすることが増えた場合は、あなたの中で彼氏のことを面倒な存在と思っている証拠です。
面倒な相手との予定は気が進まないので、約束していても「行きたくないな」と感じてしまうでしょう。
「風邪をひいた」「急に仕事が入った」などと嘘をついて、ドタキャンをしてしまう人が多くなります。
このことから、彼氏とのデートを面倒と感じ始めた段階で、彼氏に対する気持ちは冷めているといえるでしょう。
彼氏とのLINEの回数が減った、放置してしまうときがある
彼氏とLINEの回数が減ったり、彼氏から連絡が来ても放置してしまったりするようであれば、彼氏への気持ちが冷めているといえます。
彼氏に対して好きという気持ちがあれば、多くの人が何か見たり感じたりするたびに、LINEを送って気持ちを共有したいと思うでしょう。
また、彼氏から連絡が来ていれば、気付いたタイミングですぐに返信をしたり、折り返し電話をかけたりして、コミュニケーションをはかりたいと思うものです。
そのため、LINEを送るのも連絡を返すのも面倒と思うのであれば、あなたの中で彼氏に対する気持ちが変わってきていると判断できます。
記念日を忘れがちになった
誕生日や付き合った日など、2人にとって大切な記念日を忘れがちになったときは、あなたの中で彼氏に対する興味が薄れてきているのでしょう。
記念日を忘れてしまっても、彼に心から「ごめんなさい」と謝れるのであれば、まだ彼のことを好きな気持ちが残っています。
しかし、「仕事が忙しかったんだから、しょうがないでしょ」「それくらい、いいじゃん」と流して考えてしまうようであれば、彼氏への好意はなくなってきているといえます。
自分からスキンシップにいくことが減った
最近、自分から彼にキスをしたりハグをしたりしなくなった、しようとも思わなくなったという場合は、彼氏に対する気持ちが冷めてきているといって良いでしょう。
女性の心と体は正直なので、心がつながっていれば、体でもつながりたいと思う人が大半です。
そのため、自分が彼氏に対して冷めているのか、冷めていないのかわからなくなったときは、最近の自分がデートでどのように振る舞っているかを思い返してみるのがおすすめです。
彼氏のために自分を磨こうと思わなくなった
彼氏に対する気持ちが冷めてしまうと、女性は彼のために頑張るのが面倒になってしまう傾向にあります。
彼氏のことが好きであれば、少しでも彼に可愛いと思ってもらえるように、デートへ向けて一生懸命コーディネートを考えたり、美容院やネイルサロンに行ったりして、自分磨きに精を入れる場合が多いです。
しかし、彼氏に冷め始めてくると、コーディネートを考えることや、メイク・髪型などを頑張るのが面倒になってくる場合が多いため、そこで自分の気持ちを判断してみましょう。
ただし、同棲期間や交際期間が長くなると、彼氏に対する感情に関係なく、スッピンや部屋着で過ごしても気にならなくなる女性は多いです。
そのため、この場合は「彼氏のために自分磨きをしたいと思うか」をあらためて考えて、判断してみましょう。
彼氏の好きなところより、嫌いなところが目に付くようになった
彼氏の好きなところより、嫌いなところが目に付くようになったときは、彼氏に対する気持ちが冷めてきています。
付き合った当初は「嫌だな」「直してほしいな」と思うことがあっても、多少は目をつむって過ごせたという人も多いのではないでしょうか。
しかし、彼への気持ちが冷めてくると、これまで目をつむっていた彼の嫌なところが次々と目につきやすくなります。
もし、好きなところと嫌いなところ、どちらが多いかわからないというのであれば、実際に紙へ思いつく点を書いてみましょう。
もし嫌いなところばかり筆が進むようであれば、彼氏に対する気持ちは冷めてきていると判断できます。
彼氏に冷めてきたら、別れを考えたほうがいいの?
「私は彼氏に冷めてきている」とわかった人の中には、すっぱり別れるべきなのか、別れず少し様子を見るべきなのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
今後の付き合いに悩んでいる人は、以下のポイントをもとに、別れるべきか判断してみましょう。
ひとつずつ解説していきます。
嘘をつくぐらいなら別れたほうがいい
彼氏に対して気持ちが冷めているにも関わらず、その気持ちに嘘をついて付き合い続けるといった行為は、あなたも幸せになれず、彼にも失礼です。
そのため、彼氏への気持ちが確実に冷めているとわかっている場合は、別れを切り出し、お互いに別々の道へ進みましょう。
この後もずっと今の状況が続きそうなら別れたほうがいいかも
彼氏に対する気持ちが冷めているか・冷めていないのかはっきりわからないときは、すぐに別れるのではなく、自分の気持ちを見つめ直すためにも、しばらく付き合い続けてみるのがおすすめです。
そのうえで、今のはっきりしない状況が続くようであれば、自分は彼に対して冷めたのだと判断し、別れを切り出すと良いでしょう。
突発的に別れてしまった場合、後から「やっぱり彼のことが好きだったんだ」と気付いたとしても、再構築するのは至難の業です。
そのため、現時点で確実に彼に対する気持ちが冷めたと判断できないのであれば、様子を見るのがおすすめです。
冷めてきた彼氏を、もう一度好きになるにはどうする?
彼氏への気持ちが冷めてしまったと思っても、実は思い過ごしだったというケースも少なくありません。
突発的に別れて後悔しないよう、彼氏のことが冷めてきたと思ったら、まずは以下の方法を試し、彼氏のことをもう一度好きになれるか確かめてみましょう。
それぞれ解説していきます。
これまでの楽しい思い出を振り返る
一緒にいる時間が長くなるほど、お互いの存在が当たり前になってしまい、デートの場所もマンネリ化しがちです。
そのため、彼氏に対する気持ちが冷めてきたかもと思ったときは、初デートの場所や思い出の場所へ2人で出かけてみて、これまでの楽しい思い出を振り返ってみましょう。
2人で楽しい思い出を振り返ってみると、彼を好きになったきっかけや幸せを感じたエピソードなどを再認識でき、忘れかけていた彼の魅力を再認識できるかもしれません。
一時的に距離を置いてみる
彼氏と頻繁に連絡を取ったり会ったりできる状況であれば、あえて一時的に距離を置いてみましょう。
彼氏への気持ちは冷めてしまったと思っていても、いざ離れてみると、彼氏に支えられていた自分を再認識できるかもしれません。
また、離れている間に彼氏の大切さや、今まで忘れかけていたささいな幸せに気付ければ、再び彼のことを好きになれる可能性もあります。
ただし、彼氏に「距離を置きたい」と伝えると、彼氏側の気持ちが離れてしまう可能性もあるため、その点は要注意です。
思いきって彼氏と話し合ってみる
今後も彼氏と付き合っていきたいという気持ちが少しでもある場合は、思いきって「今あなたへの気持ちが冷めてきている」と伝え、今後に向けて話し合ってみるのもおすすめです。
このとき、価値観の違いや束縛の強さなど、気持ちが冷めかけている原因がはっきりしているのであれば、「ここを直してほしい」と素直に伝えてみましょう。
彼氏もあなたと別れたくないと思っているのであれば、あなたとの未来を考え、真剣に話し合ってくれるはずです。
ただし話し合いをする際は、一方的に彼へ意見を伝えるのではなく、自分にも直してほしいところはないか質問をし、関係が深まるような話し合いになることを目標としましょう。
【まとめ】彼氏に冷めてきたと感じたら、自分を見つめ直そう
彼氏と一緒にいても楽しくない、LINEの返信を放置しがち、自分からのスキンシップが減ったなど、今回紹介したポイントに当てはまるものがあれば、彼氏への気持ちが冷めてきているのかもしれません。
彼氏への気持ちが冷めているのであれば、嘘をつかず、別れてしまったほうがお互いのためです。
彼氏への気持ちが冷めていると確信を持って言えない場合は、一時的に距離を置いてみたり、思い出を振り返ってみたりして、自分の気持ちを見つめ直すことから始めましょう。