好きな人に話しかけられなかったという経験がある人は、意外と多いのではないでしょうか。
好きな人に話しかけられないと、「自分はダメだ」と思いこみ、落ち込んでしまいますよね。
本記事では、好きな人に話しかけられない人の心理や話しかける際のコツ、話しかけやすいタイミングなどを紹介します。
想いを寄せる彼に話しかけられないと悩んでいる女性は、ぜひ参考にしてみてください。
好きな人に話しかけられない人の心理とは
好きな人に話しかけたいのに、話しかけられないのはどうしてでしょうか。
ここでは、好きな人に話しかけられない女性の気持ちを見ていきます。
1つずつ、詳しく見ていきましょう。
意識し過ぎて緊張してしまう
好きな人を前にすると「嫌われたくない」「自分を良く見せたい」という気持ちが強くなり、緊張してしまう人も多くいます。
何とも思っていない人や仲の良い友人には自然にできるのに、好きな人が相手だといろいろ考え過ぎてしまうのです。
特に自信がなかったり、コンプレックスを持っていたりする女性ほど、自分を演じてしまう傾向があります。
本当の自分を見せたら嫌われるかもしれないという思いから、好きな人に話しかけることが難しくなってしまうのです。
相手の悪い反応を想像して、勇気が出ない
話しかける前に、好きな相手の悪い反応を想像してしまい、話しかける勇気が出なくなってしまう人もいます。
「いやな顔をされたらどうしよう」とネガティブに考えてしまうのです。
特に、過去に好きな人に話しかけて悪い反応をされた経験があると、ますます話しかけるのが怖くなってしまうでしょう。
相手が好きな人だからこそ、反応が悪かったときに受けるダメージも大きいのです。
自分の心を守るために、無意識に好きな人と関わることを避けてしまうこともあります。
想像力が豊かで感受性が強い人ほど、相手からの悪い反応をリアルに想像してしまい、話しかけるのが怖くなってしまうようです。
話しかけるタイミングがつかめない
「好きな人に話しかけたいけど、いつ話しかければいいのか分からない」という人もいるでしょう。
たとえば、好きな人が同じ職場の場合、「仕事中に話しかけたら迷惑だよね」「会社で変な噂になったらどうしよう」などと考え、話しかけるのを躊躇してしまうのです。
仕事終わりに話しかけようとしても、同僚などと一緒にいたら、恥ずかしくて話しかけられません。
もともと好きな人と友人関係ならいいのですが、好きな人と親しくない場合は、必要以上に話しかけるタイミングを計ってしまうでしょう。
話しかけるタイミングを何度も逃していると、ますます話しかける心理的ハードルが高くなってしまいます。
何を話していいのか分からない
好きな人と何を話していいのか分からないという人も、多くいるでしょう。
好きな人の情報があまりない場合、「共通の話題があるかな」「沈黙が続いたらどうしよう」と不安に思い、話しかけられなくなってしまいます。
また、好きな人がスポーツやアニメなど自分の詳しくない話題を振ってきたら、上手く答えられないのではと考えて、ますます話しかけられなくなってしまう人もいます。
話しかける前から、会話が盛り上がるかどうかを気にし過ぎてしまうのです。
好意があることを知られたくない
好きな人に話しかけて、相手に好意があることを知られるのがいやだと思う人もいます。
恋愛において、相手に好意を知られることは、デメリットばかりではありません。
相手からも恋愛対象として意識してもらえる、周囲からの協力が得られるなどのメリットがあると考える人もいます。
では、相手への好意を知られたくないのはなぜでしょうか。
好意がばれることで相手から避けられる、周囲から冷やかされるなどの可能性があると考えてしまうからです。
恋愛に自信がない人ほど、このように考える傾向が強いようです。
相手に好意を知られたときのデメリットばかりに目が向いてしまうと、話しかける勇気を持てなくなってしまいます。
もともと人に話しかけるのが苦手
もともと人見知りの性格の人は、相手が好きな人であろうとなかろうと、人に話しかけること自体が苦手です。
人見知りの人の特徴は、以下のとおりです。
- コミュニケーションが苦手
- 警戒心が強い
- 感受性が強く、傷付きやすい
- 自分に自信がない
- 人を信用できない
- 人に興味がない
このようなタイプの人は、そもそも人に話しかけるハードルが高く、相手が好きな人ならなおさら難しいでしょう。
好きな人ができても親しくなれず、片思いのまま終わることも多いかもしれません。
好きな人に話しかけられなくても焦らないで!知っておきたい4つのこと
今、好きな人に話しかけられなくても大丈夫です。少しずつ克服して、好きな人と楽しく会話できる自分になっていきましょう。
ここでは、好きな人に話しかけられない女性に、知っておいてほしいことを紹介します。
詳細は、以下のとおりです。
それでは、1つずつ詳しく見ていきます。
慣れることで話しかけられるようになる
好きな人に話しかけられないからと言って、落ち込み過ぎる必要はありません。
人には、それぞれ苦手分野があります。苦手なことも少しずつ挑戦して、慣れていけばいいのです。
まずは、好きな人に話しかけられない自分を認めて受け入れてあげましょう。
「好きな人に話しかけられない自分はダメだ」と思うのではなく、「私は好きな人に話しかけるのが苦手なんだ」とそのまま受け入れるのです。
自分の苦手を受け入れ、変わりたいと思うことが前進への第1歩です。
まずは簡単な挨拶だけでもOK
好きな人に話しかけても、会話が続かないかもと心配な人は、無理に長い会話をする必要はありません。
まずは、簡単な挨拶から始めてみましょう。
ポイントは、笑顔で挨拶をすることです。笑顔で明るい挨拶は、相手に好印象を与えられます。
また、毎回挨拶をすることで、自分を印象づけられます。
簡単な挨拶に慣れてきたら、挨拶する際に一言付け足してみましょう。
いつも「おはようございます」だけなら、「〇〇さん、おはようございます」と相手の名前を添えるだけでも構いません。
「今日は寒くなりそうですね」など、気候の話題を振ってみるのも自然です。
挨拶をきっかけに、徐々に会話を増やしていけたらいいですね。
周りにいる人に話しかける方法もある
好きな人に直接話しかけられない場合、好きな人の友人や同僚などに話しかけるのも1つの手です。
何とも思っていない相手なら、話しかけるハードルも低く、会話も続けやすいはずです。
周りの人と親しくなっていくうちに、好きな人と直接話す機会も訪れるでしょう。
自分の友人と話しているのを見て、好きな人のほうから話しかけてくれる可能性もあります。
好きは人と話すきっかけは、どこに落ちているか分かりません。ぜひ、好きな人の周りにいる人にも目を向けてみてください。
自信を持てるよう、自分磨きをすることも大切
好きな人に話しかけられないのは、自分に自信がないことが原因である可能性も考えられます。
自分に自信がないと、相手の悪い反応を想像してしまったり、相手に好意がばれることを必要以上に恐れてしまったりするものです。
自信を持つためには、自分磨きをすることも大切です。具体的には、以下のようなことを実践してみましょう。
- 自分に似合うメイクやファッションを研究する
- スポーツジムに通い体型を整える
- 言葉遣いに気を付ける
- 読書で新しい価値観や知識に触れる
いきなり大きく、自分を変えようとする必要はありません。まずは、小さなことから始めてみてください。
自分に自信がついてくると、心に余裕が生まれて、好きな人に話しかける勇気も湧いてくるでしょう。
好きな人に話しかける際の心得
好きな人に話しかける際には、どのようなことに気を付ければいいでしょうか。
ここでは、好きな人に話しかける際に、知っておいてほしいことを紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
自分を良く見せようとし過ぎない
好きな人には「嫌われたくない」「好印象を与えたい」と思うものですよね。
しかし、その思いが強過ぎると、緊張して話しかけるのが怖くなったり、話しかけても不自然な振る舞いになったりしてしまいます。
大切なのは、普段のままの自分でいることです。自然な自分が1番と考えて、相手に接してみましょう。
ありのままの自分を見せたほうが自分に自信を持てるので、話しかける勇気も湧いてきます。
ありのままの自分を見せて相手に好かれなかったとしても、それは単に縁がなかっただけなので、気にする必要はありません。
自分ではなく、相手に意識を向ける
好きな人に話しかける勇気が出なかったり、緊張し過ぎてしまったりするのは、自分が相手からどう見られるかに意識が向き過ぎているからかもしれません。
「こんなことを言ったら変に思われるかもしれない」「良い印象を持たれたい」など、自分のことばかり考えてしまっているのです。
いったん自分のことは脇に置いて、相手に意識を向けてみましょう。
「今日の服装がかっこいいな」「ちょっと疲れているみたいだな」と相手のことを考えてみると、心の不安が減り、リラックスして話しかけられます。
また「もしかしたら彼も緊張しているのかもしれないな」など、思わぬ発見につながるかもしれませんよ。
相手の気持ちを考え過ぎない
「不快な思いをさせてしまったらどうしよう」「私なんかと話して楽しいかな」など、相手の気持ちを考え過ぎてしまう人がいます。
好きな人の気持ちを気にし過ぎてしまうと、話しかける勇気がしぼんでしまいます。
優しく思いやりのある人ほど、相手の気持ちを考え過ぎてしまうものです。
優しさや思いやりは長所でもありますが、行き過ぎると自分を苦しめてしまうこともあります。
どうしても好きな人の気持ちを考えてしまうなら「私と話して喜んでくれるといいな」「疲れているみたいだから、ちょっとでも元気付けられるといいな」など、なるべくポジティブなことを考えるようにしましょう。
好きな人に好印象を与える!話しかける際の6つのコツ
好きな人には、好印象を持ってもらいたいですよね。ここでは、好きな人に話しかける際のコツを紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
話題はいくつか考えておくと安心
好きな人と話すときの心配ごとの1つとして、会話が途切れてしまうことが挙げられます。
沈黙の時間が続くと「何か言わなきゃ」と焦ってしまうので、あらかじめ話題をいくつか考えておくと良いでしょう。
たとえば、以下のようなトピックがおすすめです。
- 相手の趣味や好きなこと
- 休日の過ごし方
- グルメについて
- 行ってみたい場所やお気に入りの場所
- ハマっているもの
- 小さいころや学生時代のこと
なるべくお互いに答えやすく、話が広がりやすい話題を選びましょう。
宗教や政治、収入のことなど、答えにくい話題は避けたほうが無難です。
笑顔を心がける
好きな人と話すときは、自然な笑顔を心がけましょう。笑顔は相手に好印象を与えるだけでなく、自分自身をリラックスさせられます。
緊張でぎこちなくなってしまうこともあるかもしれませんが、「笑顔でいよう」と常に意識するようにしてください。
笑顔を見せることで、相手は「自分に好意的なんだな」と感じやすくなります。また、安心感や親しみを抱きやすくなります。
笑顔は伝染するものなので、あなたが笑顔を見せることにより、相手も自然と笑顔になるでしょう。
明るく自然な笑顔を心がけて、楽しい会話の雰囲気を作りたいですね。
目を合わせられない場合は、眉間のあたりを見る
相手の目を見て話すことは、コミュニケーションの基本とされています。
好きな人と話すときも、相手の目をしっかり見て話すのがベストです。
しかし「目を見ると緊張してしまう」「恥ずかしくなってしまう」という人も多いでしょう。
うつむいて話すと、相手に暗い印象を与えてしまったり、自信がないのかなと思わせてしまったりします。
どうしても好きな人と目を合わせるのが難しい場合は、眉間のあたりを見るようにしましょう。
直接目が合わないので、緊張や恥ずかしい気持ちを減らせます。
適度に相槌を打つ
相槌を打つことで、相手に「話をきちんと聞いていますよ」というメッセージを送れます。
逆に無反応だと、会話が弾みにくくなってしまいます。好きな人と話すときにも、以下のような相槌を打ってみましょう。
- へー、そうなんだ
- いいね
- すごいね
- なるほど
ポイントは、共感を伝える相槌を積極的に打つことです。「僕の話に興味を持ってくれているんだ」と相手に思わせ、気持ちよく話してもらえます。
無理に喋ろうとせず、聞き役にまわるのも◎
話をするのが苦手な人は、無理に喋ろうとせず、聞き役にまわるのもおすすめです。聞き上手な女性は、男性からも魅力的に映るでしょう。
聞き上手になるには、以下のことに気を付ける必要があります。
- 笑顔で話を聞く
- 相手の話を遮らない
- 適度に相槌を打つ
- 興味があることには質問をする
聞き役にまわると言っても、ただ聞いているだけでは「本当に僕の話に興味があるのかな」と思われてしまうかもしれません。
適度な相槌を打ったり、質問をしたりして、相手の話に興味があることをアピールしましょう。
話の中で相手を褒められたらなお良し!
好きな人と話しているうちに心に余裕が生まれたら、話の中で相手を褒めると、さらに好印象を持たれる可能性が高いです。
誰だって褒められると嬉しいものなので、普段から好きな人の良いところを探しておくといいでしょう。
上手く褒めるコツは、具体的に褒めることです。「その髪型おしゃれだね」「仕事が丁寧で助かる」など、なるべく具体的に褒めましょう。
曖昧に褒めたり、大げさに褒めたりするのはNGです。また、褒めるときに上から目線にならないように、気を付けてください
好きな人に自然に話しかけやすいタイミング
好きな人に、いつ話しかければいいか分からないという人もいるでしょう。
ここでは、どのようなタイミングで好きな人に話しかければいいのかを解説します。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
他の人との会話が終わったとき
好きな人が他の人と話しているときは、絶好のチャンスです。
その人との会話が終わったときを見計らって、話しかけてみましょう。自然とあなたと会話する方向に持っていけます。
注意点としては、きちんと会話が終わったタイミングを見極めることです。
まだ他の人と話しているときに割り込んでしまうと、失礼になってしまいます。
また、話しかけたあとに相手が時間のない素振りを見せたときは、挨拶程度にしておきましょう。
無理に会話を続けようとすると、悪い印象を持たれてしまう恐れがあります。
仕事や勉強が一息ついたとき
誰だって集中しているときや、忙しいときに話しかけられると不快に思うものです。
好きな人にとって不都合なタイミングで話しかけて、悪い印象を持たれたくありませんよね。
仕事や勉強が一息ついたときなら、相手も心に余裕があるため、リラックスして話せます。
「お疲れ様。頑張ってたね」「進み具合どう?」など、話を振りやすいタイミングでもあります。
ぜひ、好きな人が一息ついたときに、笑顔で話しかけてみてください。
彼がもっと話したい素振りを見せたら、どんどん会話を広げてみましょう。
職場や学校から帰宅するとき
職場や学校からの帰りは、好きな人に話しかける絶好のチャンスです。
なかなか話しかけるタイミングがつかめないときは、職場や学校から帰宅するときを狙ってみましょう。
仕事中や授業中と違い、帰りは時間や心に余裕のある可能性が高いです。
2人きりで話せれば、連絡先を交換するチャンスがあるかもしれません。
ただし、他の人との約束などで急いでいる可能性もあるので、状況はしっかりと見極めてくださいね。
男性が話しかけてこない場合、脈なしなの?
男性から話しかけてこなかったり、話しかけても素っ気なかったりする場合は、脈なしなのでしょうか。
ここでは、男性が話しかけてこない理由を紹介します。
それぞれ詳しく見ていきしょう。
理由1:興味がない
残念ながら、男性側があなたに興味がない場合、自分から話しかけることはしないでしょう。
あなたから話しかけても、素っ気ない態度を取るかもしれません。
しかし、あなたの行動次第では、これから興味を持ってもらえる可能性があります。
彼の情報を集めて、彼の興味のあることや価値観を知ったうえで話しかけてみましょう。
興味のある話題なら、乗ってくる可能性が高いです。
また、積極的に自分磨きをしてみてください。あなたが魅力的な女性になると、彼のあなたを見る目も変わっていくでしょう。
理由2:もともと積極的に話しかけるタイプではない
男性がシャイな性格で、積極的に人に話しかけるタイプではないことが考えられます。
彼があなただけでなく、他の人と話しているところもあまり見たことがない場合、このタイプの可能性が高いです。
理由3:気になってはいるが、話しかけられない
気になっているけど、話しかけられないことが考えられます。
女性と同様に、男性の中にも相手を意識し過ぎて緊張してしまったり、相手の反応が怖かったりして話しかけられない人がいるのです。
この場合、女性のほうから勇気を出して話しかけると、2人の関係が進展する可能性が高いです。
お互い気になっているのに話しかけられなくて、何もないまま終わってしまうのはもったいないですよね。
男性の中にも、好きな人に話しかけられない人がいることを理解して、勇気を出してあなたのほうから話しかけてみてください。きっと、彼の喜ぶ顔が見られますよ。
【まとめ】好きな人に話しかけて、距離を縮めよう♡
誰だって、好きな相手には緊張して、なかなか話しかけられないものです。
しかし、彼との関係を前に進めたいなら、勇気を出して1歩を踏み出すことが大切です。
まずは、笑顔で挨拶してみてください。彼のほうからも素敵な微笑みが返ってくるかもしれません。
1歩を踏み出せたことが今後の自信につながるので、失敗しても大丈夫です。
ぜひ、本記事で紹介したコツやタイミングなどを参考に、想いを寄せる彼に話しかけて、幸せな未来をつかんでみてくださいね。