自分以外の女性がオナニーをしているのかどうか気になっても、デリケートな問題なだけになかなか聞くことは難しいですよね。
そこで今回は、世の女性たちがオナニーをおこなう平均・適切頻度や絶頂に達する方法について解説します。
そもそもオナニーをしたことのある女性はどのくらい?
そもそも、オナニーをしたことのある女性はどのくらいいるのでしょうか。
「オナニー=男性がするもの」というイメージも強く、女性でオナニーをする人は少ないのではないかと感じる方も多いかもしれせん。
とはいえ、実際には4人に1人の女性が月1回以上はオナニーをしていることが報告されています。
オナニーは男性にとってだけでなく、女性にとっても一般的なものになっていることが分かるね!
女性がオナニーをすることは決して悪いことでも恥ずかしいことでもないのです。
女性がオナニーをする平均頻度
女性たちがオナニーをする平均頻度について解説していきます。
それぞれについて詳しくみてみましょう。
若年層は「週2~3回」する人が多い
20~30代の若年層では、約6割の方が定期的にオナニーをしているというデータがあります。最も多く回答された頻度は「週に2~3回」、続いて「月に2~3日」、最後に「年に数回程度」と続きます。
また、割合は低いものの「ほぼ毎日オナニーをしている」「週に4~6日オナニーをしている」と答えた方もおり、人によってはオナニーが生活に欠かせないものになっていることもあるようです。
高齢層は「1年以上していない」人が多い傾向がある
30~40代も20代と同様に6割ほどはオナニーをした経験があります。
しかし最も割合が大きいのは、「1年以上していない」という回答でした。
30代では、週に2~3日という回答が2番目に多く、続いて月に2~3日、週に1日です。
40代の場合は、年に数回程度という回答が多く、月に2~3回、週に1日と続きます。
50~60代の高齢層では、「1年以上オナニーをしていない」「オナニーは年に数回程度しかしない」という人が多い傾向です。
女性がするオナニーの適切な頻度
前述したデータをみると「私はオナニーのしすぎかもしれない…」と不安に思う女性もいるかもしれません。
しかし、オナニーのしすぎによって身体に問題が生じることはありませんので安心してくださいね。
「週に何回以上したらまずい」「毎日したらやばい」ことはないので、自分のペースでおこなうのがよいでしょう。
中には、「オナニーをやりすぎるとよくない」というイメージをなんとなく抱いている女性もいるかもしれません。
オナニーは妊娠や性感染症のリスクもなく、自分自身でおこなえるリフレッシュ方法のひとつだから気にしなくてOKだよ!
性器や手を清潔にして傷つけないように気を付けて行えば、自分の体を癒したり自分の体を深く知ったりすることにもつながります。
また、オナニーによってイク感覚をつかむことにより、パートナーとのセックスでも深い快感が得やすくなります。
【注意】もし日常生活に支障がある場合は、病院受診を検討しよう
オナニーの回数に制限などは基本的にありません。
しかし、性欲によって自身が精神的な苦痛を感じていたり、依存的な段階・レベルまでに達していたりする場合には、日常生活に支障が出てしまう方もいることでしょう。
オナニーをしたい気持ちがどうしても抑えられないと悩んでいる方は、病院で治療を受けることで改善することもありますので、受診を検討してみてください。
女性がするオナニーの種類
ここからは、女性がオナニーで快感を得るための方法について具体的に解説していきます。
まず、女性がするオナニーの種類は以下の通りです。
それぞれについて詳しく確認しましょう。
クリトリスを刺激するオナニー
女性がするオナニーの中で最も低く、快感が得やすい場所がクリトリスといわれています。
クリトリスとは、男性器の亀頭に当たる部分で、両足を大きく開いたときに恥骨の少し下あたりに触れるコリコリした部分のことです。
クリトリスは個人差はあるものの、5~7mmほどの大きさで小豆のような形をしています。
実は、クリトリスとして外側に見えている部分はほんの一部だといわれており、実際には大陰唇というビラビラした部分を覆うように広がっている大きな器官です。
クリトリスに優しく触れたり擦ったりすることで快感が得られます。
膣内を刺激するオナニー
女性がするオナニーとして、膣内を刺激する方法もあります。
膣内には、膣の入り口から3~4cm程度の場所にあるGスポットと、膣の奥に位置するポルチオという2つの性感帯があります。
ただし、この2つの性感帯を刺激して中でイクためには開発を進める時間が必要です。
まずは、膣内に指を入れて自由に動かしたり強さを調整したりしながら膣内の感度を少しずつ磨くのがよいでしょう。
Gスポットを刺激するオナニー
先にも触れましたが、膣の中にはGスポットと呼ばれる性感帯が存在します。
クリトリスや膣を刺激するオナニーで快感を得られるようになってきたら、Gスポットへの刺激も加えてみるとよいでしょう。
Gスポットは膣内に3~4cm指を入れたとき、お腹側の上にあるザラザラした部分のことです。
クリトリスのようにポコッと出ているわけではないため、最初のうちは位置が分かりにくいかもしれません。
また、クリトリスはすべての女性にあるわけではないともいわれており、中にはGスポットが存在しない女性もいるようです。
Gスポットへの刺激に慣れていないうちは触っても何も感じないことが多いため、少しずつ時間をかけて開発していく必要があるでしょう。
自分の指を使って刺激するのが難しい場合はラブグッズで振動を与えるのも方法のひとつです。
私が気持ちよくなるためのオナニーの仕方とポイント
ここからは女性が気持ちよくなるためのオナニーの仕方とポイントについて解説します。
ステップは以下の5つです。
それぞれ詳しくみていきましょう。
STEP1. まずは胸やクリトリス・膣まわりを優しくいじる
オナニーで気持ちよくなるためには徐々に気持ちを高めていくことが大切です。
すぐにクリトリスに触れるのではなく、胸や乳首、クリトリスのまわり、膣のまわりなどを優しくいじるようにすると焦らし効果によって感度が高まっていきます。
なかなか気持ちが高まらないという場合には、落ち着ける環境を整えたり漫画や動画を観たりするのもおすすめです。
STEP2. クリトリスをソフトな刺激&一定のリズムでいじる
クリトリスと触るときにはソフトな刺激を意識しながら、優しく擦ったり円を描くように動かしたりしてみましょう。
直接クリトリスに触れてオナニーすることに慣れていない方は、下着の上から触りはじめるのがおすすめです。
下着の上から刺激して、濡れてきたタイミングで直接触れましょう。このとき、一定のリズムでいじるようにすると快感が徐々に高まっていきます。
STEP3. 膣の中に指を入れて、ゆっくり出し入れする
クリトリスで気持ちよくなる感覚をつかみ、しっかりと膣が濡れたら膣に指を入れてゆっくりと出し入れしてみましょう。
膣の中は大変傷つきやすいため、爪を切っていても傷ついてしまうことがあるため注意が必要です。
指用コンドームやコンドームを指に被せることで保護ができるため、心配な方は着用してみるのもおすすめです。
ただし、コンドームが膣内に残らないようにくれぐれも注意してください。
STEP4. Gスポットをトントンと軽くたたいて刺激を与える
膣の中に指を入れて気持ちいいと感じるようになったら、Gスポットをトントンと軽くたたくように刺激したり小刻みに振動させるように動かしたりしてみましょう。
Gスポットは膣の入り口から3~4cm程度の位置にあるため、中指を使用すると届きやすくなります。
Gスポットは気持ちいいと感じられるようになるまでに時間がかかる部位でもあります。
最初のうちは少しずつ位置をずらしたり動きや強さを調整したりしながら、自分に合った刺激の仕方を探ってみてください。
STEP5. 膣やGスポット、クリトリスを同時にいじる
オナニーをするときには、膣だけを刺激するよりもクリトリスやGスポットなど複数の箇所を刺激すると気持ちいいと感じることもあります。
膣がたっぷりと濡れてきたら、クリトリスに愛液を塗りたぐるように刺激をするとまた違った刺激を楽しめるでしょう。
先にも述べた通り、膣内への刺激は気持ちいいと感じるまでに時間がかかるよ。
なかなか気持ちいいと感じないときには、クリトリスでイク感覚をつかんでから膣内でのオナニーに挑戦するのもよいかもしれません。
なお、ラブグッズの中には膣やGスポットとクリトリスを同時に刺激できるものもあります。
自分の指では気持ちよくなれないと感じる場合には活用してみるのも方法のひとつです。
女性のオナニーで気をつけるべき3つのこと
オナニーをするときには、気をつけるべきポイントがあります。ここでは、以下の3つについて解説します。
それぞれについて確認していきましょう。
手やグッズを清潔にしておく
クリトリスに触れたり膣の中に指を入れたりしてオナニーするときには、手と性器を清潔にした状態でおこなうようにしましょう。
手には雑菌が付着しやすく、性器にも汚れが溜まりやすいため、手や性器に溜まった雑菌が尿道口などに入らないように気をつける必要があるのです。
特に、手の爪には雑菌が溜まりやすいため、爪と指のすき間まで丁寧に手洗いしましょう。
女性の場合、膣口と尿道との距離が近いため、オナニーによって雑菌が尿道口から入ると膀胱炎になりやすいといわれています。
直接指で触れるのが不安な方は、フィンガーグローブと呼ばれる指コンドームを使用するのも方法のひとつです。
ラブグッズを使う場合も同様に、清潔な状態にしておくことを心がけましょう。
優しくなでるように触る
女性の性器はとてもデリケートなので、刺激するときには優しくなでるように触るのがポイントです。
あまりにも強く激しく触ってしまうと、性器が擦れて痛みが生じることもあるため注意しましょう。
刺激の方法は激しければよいというものではなく、女性の場合には優しい刺激を一定のリズムで与えたほうがイキやすくなります。
長い時間、刺激を与え続けない
クリトリスや膣などに長い時間刺激を与えることにより、擦れて痛みが出ることがあります。
最初のうちはなかなか絶頂に達するのは難しいかもしれませんが、調子が悪いときには日を改めるなどして、少しずつ慣らしていくことも大切です。
また、オナニーの刺激に慣れすぎてしまうと、セックスでの刺激が物足りなく感じてしまうことも。
特に、ラブグッズは刺激が強いため使い過ぎには注意しましょう。
【まとめ】定期的なオナニーをすることは恥ずかしいことではない!
まわりの女性が「どのようにオナニーをしているのか」「どのくらいの頻度でしているのか」を比べられる機会はめったにないため、不安に感じる女性も多いのではないでしょうか。
しかし、多くの女性が定期的にオナニーを行っているため、決して恥ずかしいことや悪いことではないのです。
適度なオナニーはリフレッシュや自分の身体を知る上でも役立ちますので、自由なスタイルで楽しんでみてはいかがでしょうか。