Gスポットとは?オーガズムの感じ方や開発方法、ない理由について解説

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女性の性感帯である「Gスポット」。

名前もよく耳にしますし、「開発すれば気持ちよくなれる」と思っている方も多いようですが、女性の中にはGスポットがないという方もいることを知っていますか?

Gスポットでオーガズムを感じるためには、いくつかのコツがあるのです。

今回は、Gスポットの感じ方や開発方法、Gスポットがない場合の理由について紹介します。

目次

Gスポットとは?

水彩のハート ピンク

Gスポットとは、女性器の膣内にある性感帯の一つです。

「G」は場所を示すものではなく、発見者であるドイツの産婦人科医エルンスト・グレフェンベルクの頭文字から名づけられたといわれています。

まずはGスポットについて、2つの説明をします。

それでは、詳しくみていきましょう。

Gスポットはどこにある?

Gスポットは、膀胱の出口あたりや膣の入り口付近、膣の入り口から約3〜4cmのあたりに存在することが多いです。

場所や形はひとそれぞれなので、見つけやすい方もいれば、なかなか見つからない人もいるよ。

範囲全体にGスポットが広がっている人や、どこか一部にGスポットがある人もいるのです。

触った感触は多くの方がザラザラ、ボコボコという表現をすることが多いものの、感触も人それぞれといわれています。

そのため、自分自身でも自分のGスポットの位置を把握しておくと、前戯やセックスの最中に彼に位置を伝えられるので、一人でのセルフプレジャーもより楽しめるようになるのです。

Gスポットでのオーガズムの感じ方

Gスポットは比較的初心者でも見つけやすく、強い快感を得られます。

オーガズムに達する感覚は人それぞれですが、Gスポットのオーガズムは、クリトリスでのオーガズムよりも「深い」「激しい」と感じる方が多いようです。

それから、刺激や興奮によって愛液の分泌量が増える、Gスポットが膨らむ、といったことが起こりやすくなります。

また、人によってはGスポットの刺激によりオーガズムをくりかえし感じていると、徐々にオーガズムの感覚が高まることもあるようです。

ただ、Gスポットは尿道に近い部分なので、人によってはGスポットの刺激を受けることで尿意を感じることがあるよ。

彼とのセックスの最中に尿意に意識をとられてストレスを感じてしまうと、十分に快楽を得られなくなってしまうことがあるので注意しましょう。

Gスポットがない女性もいる?

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Gスポットは誰にでもある、と思っている方も多いようですが、実はGスポットがない女性もいることを知っていますか?

Gスポットとは、触ればオーガズムを感じるようなピンポイントの場所ではなく、膣の上側の広領域を指します。

場所は存在していても、「性感帯ではない」「クリトリスのほうが気持ちよい」と感じる女性もいるようです。

広範囲が気持ちよい方もいれば、一部分だけが気持ちよいという方もいるので、「Gスポットが感じない…」という方も心配する必要はないので安心してくださいね。

Gスポットの見つけ方

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具体的に、Gスポットの見つけ方を4つ紹介します。

一度に開発しようとせず、ゆっくり焦らずに、まずは場所を確認してみましょう。

それぞれ詳しくみていきましょう。

①仰向けになってリラックスする

Gスポットを見つけるには、まずは体の力を抜いてリラックスすることが重要です。

自分で触るときも、パートナーに見つけてもらうときも、女性側が体の力が抜けやすい仰向けの体勢がおすすめです。

指や器具がまっすぐ挿入されやすいように、その状態で両ひざをたてて、軽く脚を開いてみましょう。

②ゆっくりと中指を挿入する

全身の力を抜いてリラックスした状態のまま、ゆっくりと指を挿入してみましょう。

膣に対してまっすぐ平行に挿入でき、指の中でも一番長さのある中指がおすすめです。

そのときに手のひらをクリトリスにそっと添えるように配置すると、クリトリスも刺激され、ダブルで快感を得やすくなります。

③円を描くように指でなぞる

痛みがなく指を挿入できたら、指の腹を使って、ゆっくりと円を描くように指でGスポットをなぞるように動かしましょう。

ソフトなタッチで、適度に圧をかけながらゆっくりとマッサージするように触ってみてください。

Gスポットを刺激するには、膣内が十分に濡れていないと、入れにくかったり、痛みを感じてしまったりすることがあるので、膣内が十分に濡れている状態で挿入するようにしましょう。

もし濡れていない場合はローションなどを使うのもおすすめですよ。

またGスポットは尿道の近くにあり、刺激していくうちに、同時に尿意を感じることがあります。

しかしそれは尿意ではなく、Gスポットを刺激したときに近くにあるスキーン腺を刺激しているからという理由も考えられます。

スキーン腺は挿入をなめらかにする分泌液を出してくれる器官ですが、尿意とも間違えやすいのが特徴です。

「おしっこが漏れそう…」という感覚になっても、それはスキーン腺が刺激され分泌液が出るサインかもしれないので、指の動きを止めずに、そのまま刺激し続けてみてください。

④慣れたら範囲や圧、入れる指の本数を変えてみる

慣れてきて気持ちよさを感じられたら、少しずつ円を大きくして、刺激する範囲を広げてみましょう

圧力を少し加えてみたり、入れる指の本数を1本ずつ増やしてみたり、ラブグッズを使ってみるのも良いです。

Gスポットの感じ方や気持ちの良い部分は人それぞれなので、あなただけの性感帯を探っていくことが重要です。

一回でオーガズムを感じられなくても、あきらめずに別の方法を試すなどして、時間をかけて何度もトライしてみましょう。

Gスポットで感じやすくなるためコツ

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「Gスポットが見つかったけれどなかなか感じられない…」という方におすすめしたいGスポットで感じやすくなるためのコツを5つ紹介します。

それぞれ詳しくみていきましょう。

膣内を十分に濡らしておく

膣内が十分に濡れていないと、指やラブグッズを挿入したときに快楽よりも痛みを感じやすく、オーガズムから遠のいてしまう傾向にあります。

最初から挿入をしてGスポットを刺激するのではなく、クリトリスやバストまわりなど、ほかの性感帯を触って膣内を濡らしておくようにしましょう。

膣の入り口だけ潤っている状態ではなく、膣の奥からじわじわと全体が潤っている状態がベストです。

手を清潔に保つ

Gスポットを含め、膣の中を開発するときは、爪を切る、手を洗うなど手を清潔にしてからにしましょう。

膣内は感染が起こりやすい部位であり、清潔でない手やラブグッズで触れると、菌やウイルスに感染するリスクが高くなります

彼にもきちんと伝えて、手を洗ってから行為をしてもらうようにしなきゃだね。

また、冷たい手で触れると、せっかく温まってきた膣内の温度を下げてしまうことになり、それによってオーガズムを感じにくくなってしまいます。

熱くなってくる膣の温度にあわせて、手の温度にも気をつけてみてください。

性的興奮が高まる雰囲気づくりをする

性的な興奮を高めるには、リラックスできる空間づくりが重要です。

照明を暗めにして、リラックスできる雰囲気を演出しましょう。

催淫効果のあるローズやイランイランなどのアロマの香りを嗅ぐのもおすすめです。

パートナーとのセックスなら、キスやハグ、前戯もより気持ちよくなるために必要な要素です。

Gスポットだけでなく、体全体をほぐして性的興奮度を高め、じっくりと気持ちよくなっていきましょう。

ソフトなタッチを心がける

Gスポットに限らず、性器は粘膜なので非常にデリケートで、感染症も起こりやすい部位です。

アダルトビデオのように激しく動かすと傷をつけたり、炎症したりする可能性があるよ。

そのようにならないためにも、指で刺激するときも、ラブグッズで刺激するときもソフトなタッチを心がけるようにしましょう。

パートナーがいる場合は、そのことをパートナーにも知っておいてもらうことが重要です。

例えば、アダルトビデオのように強く擦ったりする行為は絶対にNGです。

もし痛みを感じた場合は彼にそのことを伝えて、しっかりと理解してもらいましょう。

ほかの性感帯も刺激して相乗効果を得る

Gスポットだけを刺激しようと思うと、うまく快楽を得られないことが多いです。

バストまわりやクリトリス、膣の奥にあるポルチオなども一緒に刺激することで、感度が高まります。

また、いろいろな箇所を刺激することで体全体の体温が上がり、血流もよくなるので、より深いオーガズムを感じるための相乗効果を得られるでしょう。

【まとめ】Gスポットは見つけやすい性感帯。ゆっくりマッサージしてオーガズムを感じよう

今回は、Gスポットの感じ方や開発方法、Gスポットがない場合の理由などを紹介しました。

Gスポットは膣の入り口近くにあるので、比較的見つけやすい性感帯ではありますが、今回紹介したように性感帯は人それぞれなので、Gスポットがうまく感じられなくても心配しなくて大丈夫です。

なにかのきっかけで性感帯は変化することもあるので、まずは少しずつあなたの気持ちよい部分を探してみましょう。

Gスポットの開発がまだという方は、セルフプレジャーのひとつとして、ぜひ楽しんでみてください。

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この記事を書いた人

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そんな思いで、女性の生き方を見直すきっかけとなるような、有益な情報を発信しています。

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