女性優位でセックスを楽しめる騎乗位は、男性から人気があります。
しかし、苦手意識を持っている女性が多いのも事実です。
今回は、騎乗位で彼と一緒に気持ち良くなるためのコツを紹介します。
セックスライフをより楽しむために、ぜひ騎乗位のコツを掴んでみましょう。
騎乗位とはどんな体位？
騎乗位とは、仰向けになった男性の上に女性がまたがって、ピストン運動をする体位のことです。
比較的メジャーな体位で、四十八手では「本茶臼」「時雨茶臼」「百閉」と呼ばれています。
さまざまなバリエーションが楽しめる体位なので、時間をかけて楽しめるのが魅力の1つです。
どれも女性優位の体位なので、好きに動けることもポイントです。
騎乗位のメリットとデメリットを、確認しましょう。
騎乗位のメリット
騎乗位のメリットは、主に以下の3つが挙げられます。
- 奥を刺激できる体位
- ダイエットに効果的
- 男性を興奮させやすい
女性が上に乗る騎乗位は、ペニスが膣の奥まで入るため、ポルチオ性感帯に当てやすいです。
普段奥が苦しい、痛いと感じる方でも、女性主導なので、自分が気持ちの良いポイントにゆっくりと当てられます。
また、女性が男性の上にまたがって上下運動する体位のため、ダイエット効果が期待できるのも、騎乗位のメリットです。
特に騎乗位では、腰周りやお腹周り、お尻を動かすため、下半身をシェイプアップできるでしょう。
筋トレが苦手な方でも、セックスで快感を得ながらであれば、負担なく運動できます。
騎乗位は男性を興奮させやすい体位のため、彼を誘惑できることもメリットです。
女性の感じている顔を下からじっくり眺められるだけでなく、揺れるバストや体を見られる点が男性から支持されています。
セックスのマンネリを解消したい場合や、彼を挑発したい日に効果的な体位です。
騎乗位のデメリット
メリットが多く、人気の高い騎乗位には、もちろんデメリットも存在します。
主に以下の4つのデメリットが指摘されるため、それぞれについて確認していきましょう。
- 最初のうちは難しい
- 女性の体に負担がかかる
- 体重を気にしてしまう
- 恥ずかしい
女性がまたがってペニスを挿入し、上下に動く騎乗位は、慣れるまで難しさを感じる人が多いです。
最初のうちはスムーズに騎乗位ができなくて、デメリットを感じてしまう人もいます。
男性がサポートすることでデメリットは緩和されるため、最初のうちは協力し合いながら、徐々に慣れていきましょう。
女性優位な騎乗位は、女性の足腰に負担がかかってしまうのも、デメリットの1つです。
特に激しく上下運動をしたり、長時間騎乗位をしたりする場合は、疲労を感じてくるでしょう。
また、男性の上にまたがるため、自分の体重を気にしてしまう人もいます。
そんなときは、膝立ちになったり軽く腰を浮かせたりと、体重をかけないように騎乗位を楽しんでみてください。
騎乗位のデメリットとして、恥ずかしさを挙げる人もいます。
男性に常に顔や体を見られるだけでなく、自分主導で動くため、淫乱っぽさを感じる人が多いようです。
始めは恥ずかしくても、1度挑戦すれば殻を破りやすいので、ぜひ試してみてください。
騎乗位のやり方をイラストつきで解説！
それでは実際に、騎乗位のやり方を見ていきましょう。
今回はイラストつきで紹介するため、実際の体勢をイメージしながら確認できます。
一見すると難しい体位のように見えますが、コツを掴めば簡単なので、ぜひ挑戦してみましょう。
それぞれを具体的に見ていきましょう。
①男性が仰向けになって横たわる
まずは、男性がベッドや床の上に仰向けになって横たわります。
ソファの上でも騎乗位は楽しめますが、不安定なので、特に慣れるまでの間はベッドや床の上がおすすめです。
セックスでは雰囲気作りも重要なので、部屋の灯りやアロマを利用しましょう。
特に騎乗位に恥ずかしさを感じてしまう女性は、ムーディーな雰囲気を作ることで自分の殻を破りやすいです。
このとき、男性にコンドームを装着させたり、手技でペニスを大きくしたりすると、より男性を刺激できます。
②女性が男性の腰付近にまたがる
男性の準備が整ったら、女性が男性の腰付近にまたがります。
膝を床について、立膝になるような状態だと、スムーズに挿入することが可能です。
このときに膣が潤っていなかったり、ペニスの硬さが不十分だったりすると、うまく挿入できません。
お互いが挿入しやすいように、状態を整えておきましょう。
また、挿入する際は、勢いよく腰を落としてはいけません。
男女ともに体に負担がかかるため、ゆっくりと腰を落としていきましょう。
難しい場合は、男性のサポートを借りるのがおすすめです。
③膣にペニスを挿入する
ペニスを優しく手で掴んだら、自分の膣にあてがって挿入します。
そのまま腰を落とすだけではなかなかうまく挿入できないので、手でペニスを膣に入れるような感覚で挿入しましょう。
うまくいかない場合は、ローションを使用するとスルッと入ります。
膣にペニスを挿入したら、ゆっくりと腰を前後に動かしましょう。
男性の胸やお腹に手を置いて、上半身のバランスが崩れないようにするのがポイントです。
前後のグラインドはだんだんとスピードを速めたり、動かし方を変えたりすることで、男性をより快感に導けます。
いろいろなスタイルを研究していきましょう。
④女性が腰を動かす
騎乗位の基本的な動き方は、上下でペニスをしごくような動作です。
前後のグラインドでお互いに慣れてきたら、腰を上下に動かしましょう。
まずはゆっくりとペニス全体をこするような感覚で、上下に腰を動かします。
いきなり大きく動いてしまうと痛みを感じる可能性があるので、注意してください。
だんだんとスピードを速めていきますが、このときにベッドのスプリングを使って、全身で上下運動をしましょう。
ペニスの根本から先までをまんべんなく刺激すると効果的なので、手は床や彼の胸の上に置きながら、腰を大きく動かします。
騎乗位のバリエーションと工夫のしかた
騎乗位はバリエーションの多い体位なので、慣れてきたらさまざまな種類に挑戦しましょう。
セックスが充実するだけでなく、時間が延びて満足度の高い営みになる可能性が高いです。
それぞれのバリエーションの特徴と工夫のしかたを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
前傾騎乗位
前傾騎乗位とは、挿入したら前後に腰をグラインドさせるバリエーションのことです。
ペニスを挿入したら、まずはこの動かし方でお互い慣れるように動きましょう。
基本的に足を折り曲げて膝を床につけて、腰だけを前後に動かすイメージで動きます。
自分の女性器を、男性側の腰にこすりつけるようなイメージで動かすと、スムーズにできます。
また、このときの手は、男性の胸やお腹に軽く置いておくと、バランスに困らないでしょう。
反り騎乗位
男性の興奮度を高めやすいのが、反り騎乗位です。
男性の上にまたがって挿入したら、上半身を大きく後ろに反らしてピストン運動をします。
セクシーな体勢になるので、男性が興奮しやすく、セックス中のムードも一気に高められるのが魅力です。
片手を男性の胸やお腹の上に置き、反対側の手を後ろ側のベッドにつくと、体勢が安定しやすいです。
また、腰を前に反り上げるような動きにすると、スムーズにピストンできます。
ただし、スピーディーに動くとペニスが抜けやすいため、反り騎乗位のときはゆっくり動かすのがおすすめです。
正座の状態でつま先立ちになりながら動かすのが一般的ですが、ヤンキー座りで上下にピストンをすると、また違った刺激を男女ともに感じられますよ。
背面騎乗位
背面騎乗位とは、女性が男性の足側を向いて行う体位のことです。
男性に顔を見せないので恥ずかしさを感じにくく、騎乗位にハードルを感じている方でも挑戦しやすいでしょう。
男性は、自分の体の上で飛び跳ねるお尻を見られるので、お尻フェチにはたまらないといわれています。
背面騎乗位はペニスが抜けやすいため、あまり大きく上下に動かないのがポイントです。
ペニスのカーブに合わせて腰を動かすと、快感を得やすいだけでなく、抜けにくいので意識してみてください。
なお、背面騎乗位のやり方については、以下の記事で詳しく解説しています。
密着騎乗位
密着騎乗位とは、女性が男性の上に覆いかぶさって行う体位のことです。
基本的に騎乗位はお互いの体が離れた状態ですが、しっかり体が密着するので、愛情を感じやすいことがメリットです。
ゆっくりとペニスを挿入したら、足は膝立ちの状態で男性側に倒れ込みます。
そうしたら、そのままの状態で腰を上下に動かしましょう。
足先はつま先立ちにしておくと腰を動かしやすく、ベッドのスプリングも利用しやすいです。
また、男性側がベッドや枕にもたれかかるような体勢になると比較的スムーズなので、試してみてください。
慣れてきたら、男性を抱きしめながらピストンをしたり、耳元や首筋を舐めたりすると、より興奮させられます。
騎乗位で気持ち良くセックスするためのコツ
騎乗位に挑戦したことのない方や、あまり気持ち良さを感じられなかった方は、コツを押さえておきましょう。
膣の奥深くまでペニスが到達する体位なので、苦手意識を感じやすいですが、コツを押さえておけば気持ち良く騎乗位でのセックスを楽しめます。
騎乗位で気持ち良くセックスするためのコツは、以下のとおりです。
それぞれを具体的に見ていきましょう。
自分で膣口への当て方を調整する
騎乗位のメリットは、女性が優位に動けることなので、その部分を存分に活用しましょう。
まずはゆっくりと男性器を挿入して、気持ちの良いポイントを探るように腰を動かしていきます。
前側が良いのか後ろ側が感じるのかは個人差があるため、自分のポイントに当てたら、そこで上下に動かしましょう。
もしも腰を完全に落とすと、深すぎて痛みや刺激を感じすぎるのであれば、完璧にペニスが入らないように調整しましょう。
自分の負担がない部分でピストン運動することにより、気持ち良さを感じられます。
Gスポットやポルチオに当てる
騎乗位を気持ち良く楽しむためには、Gスポットやポルチオに当てるのがおすすめです。
自分で腰を動かして、Gスポットやポルチオにペニスをこすりつけましょう。
強い快感を楽しめると同時に、中イキできる可能性もあるので、男女ともに満足度を得やすくなります。
まずは、自分の膣のどの位置にGスポットやポルチオがあるのかを理解して、そこにペニスを導くのがポイントです。
画像などを見て位置を確認するのもおすすめですが、自分の指やグッズを使ってポイントを掴んでおくと、ペニスでもスムーズに刺激できます。
ほかの性感帯を触ってみる、触ってもらう
騎乗位をより楽しむためには、ほかの性感帯を活用しましょう。
例えば、胸を自分で触れば二重で刺激を感じられるだけでなく、女性が自分で触っている姿に男性も興奮します。
男性側に触ってもらうことで、さらに興奮もできるので、いろいろなスタイルを試してみましょう。
胸だけでなく、クリトリスも騎乗位では刺激しやすい部分です。
男性のお腹にクリトリスをこすりつけるように動かすことで、強い快感を得られます。
上下のピストン運動だけでなく、前後にグラインドする動きも取り入れて、クリトリスを刺激してみましょう。
ローションを塗っておくと、スムーズにクリトリスをこすりつけられます。
練習をしておく
騎乗位を思うように楽しめなかったり、苦手意識を感じたりしてしまうのは、不慣れだからです。
事前に騎乗位の練習をしておくことで、スムーズに騎乗位を楽しめて、気持ち良さも得られるようになります。
アダルト動画を観たり、コツを確認したりするのも良いですが、グッズを使ってみるのもおすすめです。
最近は、ラブグッズもインターネットで気軽に購入できるようになり、女性向けのアイテムも豊富に販売されています。
そのため、さまざまなラブグッズを比較しながら、自分に合ったものを選んでみてください。
おすすめは、ペニスを模した形のラブグッズで、自分の気持ちの良いポイントを探りやすいです。
吸盤がついており、地面に垂直に立てられるものを選びましょう。
吸盤つきであれば、そのまままたがって、騎乗位特有の上下のピストン運動を練習しやすいです。
最初のうちはどうやって動けば良いのか悩みがちなので、こういったラブグッズで練習してから、セックスに利用することをおすすめします。
騎乗位でパートナーの男性を興奮させるには？
騎乗位でパートナーの男性をより興奮させるためには、どのようにすれば良いのでしょうか？
セックスの体位の中でも、女性優位のものは少なく、男性に快感と興奮を与えるのに最適なのが、騎乗位です。
今回は、騎乗位で男性を興奮させるためのポイントを4つまとめてみました。
それぞれを具体的に見ていきましょう。
胸を強調する
騎乗位は、女性の胸をじっくりと見られる体位なので、胸を強調して男性の興奮を誘ってみましょう。
自分で胸を揉んだり、わざと揺らすように動かしたりするのがおすすめです。
男性の反応を見ながら、挑発するように胸を強調してみましょう。
最初のうちは恥ずかしさを感じてしまうかもしれませんが、快感や興奮に身を委ねていれば、自然と胸を触ってしまうものです。
1度殻を破れば恥ずかしさも感じなくなるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
甘い言葉をかける
普段は男性がセックス中に甘い言葉をかけてくれているかもしれませんが、男性もたまには甘い言葉で囁かれたいと思っているかもしれません。
女性優位な動きが楽しめる騎乗位だからこそ、甘い言葉を男性に囁いて興奮させてみましょう。
男性の体の上に、自分の体を重ね合わせる密着型の騎乗位であれば、耳元で甘い言葉を囁けます。
そのまま耳や首筋を舐めれば、より男性を喜ばせられるので、セットで試してみてください。
かける甘い言葉は何でも構いませんが、「愛してる」「好きだよ」といった愛情たっぷりのものが良いでしょう。
「気持ち良いんでしょ」など挑発的な言葉をかけると、男性のM気質を引き出せます。
キスやハグをする
キスやハグを騎乗位中に行うことで、男性をさらに興奮させられます。
キスやハグが好きなのは、女性だけでなく、男性も同じです。
特に騎乗位では体が離れてしまうため、キスやハグで相手の体温や感触が伝わると興奮につながります。
いったん腰を動かすのをやめて、男性側にキスやハグをして愛情を感じ合う時間を作りましょう。
また、そのままの状態で腰を動かせば、男性はより強い刺激やエクスタシーを感じて満足してくれる可能性が高いです。
彼の体を舐めるなど愛撫する
騎乗位で男性を興奮させるためには、彼の体を舐めたり、愛撫したりするのが効果的です。
ピストン運動を行いながらだと難しいので、腰の動きはいったんとめて、体を舐めたり触ったりしてみましょう。
フェザータッチのように、柔らかく触ったり舐めたりするのがおすすめです。
どのタイミングで愛撫すれば良いのか悩む方もいるかもしれませんが、ベストなのは挿入した後になります。
膣にペニスを慣れさせる時間を取れるため、その後のピストン運動への負担が少ないです。
また、男性の興奮度合いを愛撫で高めてからピストン運動をすることで、より男性側がエクスタシーを感じやすくなります。
ほかには、騎乗位が疲れていたタイミングで、休憩の意味も込めて愛撫するのも良いですね。
疲れていることを男性に悟らせることなく、快感を与えられるので効率的です。
基本的に男性側の反応を見ながら、愛撫を行うようにしましょう。
【まとめ】騎乗位は女性からリードできる！やり方をマスターして気持ち良くセックスしよう
騎乗位は、女性が男性をリードできる体位なので、セックスに刺激や新たな風を吹き込めます。
しかし、やり方やコツをマスターしていないとなかなか体を動かしにくく、苦手意識を感じるきっかけにもなるので、注意しましょう。
まずは、やり方のコツやどのようなバリエーションがあるのかを理解して、騎乗位にチャレンジしてみてください。
そこから男性を喜ばせるポイントや、自分が気持ち良くなるためのポイントをチェックして、騎乗位を楽しむのがおすすめです。
ただし、セックスは1人で行うものではないので、いくら女性優位だからといって、男性と協力し合う姿勢は崩さないようにしましょう。
