耳は性感帯の1つで、耳舐めを気持ち良いと感じる男性は一定数存在します。
また、耳は数ある性感帯の中でも、比較的開発しやすい部位です。
彼を気持ち良くさせたいと感じている方は、ぜひ耳舐めに挑戦してみてくださいね。
今回は、耳舐めの種類やテクニック、注意点などを解説します。
耳舐めのテクニックを身につけて、彼を虜にしてみましょう。
耳は性感帯の1つ
耳は性感帯の1つで、愛撫をされると気持ち良いと感じる人が多い部位です。
男女ともに、息を吹きかけたり舐めたりすることにより、快感が得やすいといわれています。
なかには、耳への刺激によって脳イキしてしまう人がいるほど、刺激的なオーガズムを感じることがあります。
性感帯の種類は大きく分けて、純粋性感帯・錯覚性感帯・連想性感帯の3つです。
- 純粋性感帯…性器や乳首など、性的興奮に関係する神経が集まっている性感帯のこと
- 錯覚性感帯…神経と性器がつながっていることにより、刺激されると快感が得られる性感帯のこと
→会陰部やおしりの穴、前立腺などが錯覚性感帯にあたります。 - 連想性感帯…普段は性的な興奮を感じないものの、興奮状態にあるときだけ快感を得られる性感帯のこと
→連想性感帯には、背中やわき、わき腹などがあり、耳もこれに該当します。
耳を触られたときに「くすぐったい」と感じる女性も多いのではないでしょうか。
実は、このように触られてくすぐったいと感じるのは、連想性感帯であるサインです。
わきやわき腹なども、触られてくすぐったく感じることがありますよね。
普段はくすぐったく感じていても、性的な興奮が高まることで普段とは違う快感が得られるのです。
耳で快感を得られる理由には、以下の2つが挙げられます。
それぞれについて詳しく見てみましょう。
耳には神経やツボが多い
「耳ツボ」という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
この言葉のとおり、耳には全身の神経が集中して存在します。
性感帯は、乳首や性器以外にも、口やへそ、内もも、ひざ、足の指など、体のさまざまな部分にあるものです。
なかでも、耳を刺激することで乳首や膣を通っている迷走神経が刺激され、快感が脳へ伝達されるといわれています。
聴覚により心理的な刺激を受けやすい
耳舐めは「耳フェラ」とも呼ばれ、フェラチオのように舌で輪郭をなぞったり、舌を絡めたりする行為です。
しかし、フェラチオとの大きな違いは、聴覚への刺激にあります。
フェラチオもあえて卑猥な音を立てて相手を刺激できますが、耳舐めは耳元で行うため、音がダイレクトに伝わりやすいのです。
吐息や舐めるときの「クチュッ」という音、ささやき声などによって、より脳がゾワゾワするような快感が得られるのも、耳への愛撫ならではといえるでしょう。
耳舐めのタイミングはいつ?
耳舐めで彼を気持ち良くさせるには、タイミングを押さえておくことも大切です。
いきなり耳を舐められると驚いてしまう人も多いため、興奮が高まりつつあるタイミングで行うのが良いでしょう。
例えば、前戯でほかの部位を刺激し、彼が気持ち良さそうにしているタイミングで耳舐めをしたり、正常位で彼と顔が近づいたタイミングで行ったりするのがおすすめです。
相手を気持ち良くさせる耳舐めのやり方
ここからは、彼を気持ち良くさせる耳舐めのやり方について、詳しく解説します。
耳舐めの種類には、主に以下の7つがあります。
それぞれの方法について、詳しく見ていきましょう。
①耳をフェザータッチする
いきなり耳にキスをしたり、耳を舐めたりすると驚いてしまう男性もいるので、最初のうちは指先で優しく触れてみましょう。
触れるか触れないかくらいの絶妙な強さで、ゆっくりと優しく指先を動かすのがポイントです。
耳はとても敏感な部分なので、優しく触れただけでもゾクゾクするような快感が得られますよ。
このとき、力強く触れたり指を早く動かしたりすると、痛みや不快感を覚えることがあるため注意しましょう。
力加減がよく分からなくて不安な方は、まず自分の耳で気持ち良いと感じる力加減や触れ方を試してみてくださいね。
②息を吹きかける
耳舐めをするときは、ただ単純に耳を舐めるだけでなく、息を吹きかける方法も効果的です。
耳に息を吹きかけられ、ゾクッとする感覚を経験したことがある方もいるかもしれません。
性的な興奮が高まっているタイミングで息を吹きかけると、ゾクゾクとした感覚が快感へと変化するのです。
このときに強く息を吹きかけると、相手に不快感を与えたり、不自然になったりしてしまうので、あくまでも優しく吹きかけるようにしましょう。
このとき「あ」の口で息を吹きかけるよりも、「う」の口で“フーッ”と吹きかけるのがポイントです。
③耳の輪郭を舌先でなぞる
耳舐めで相手を気持ち良くさせるためには、じらしながら行うことがポイントです。
まずは、敏感度が比較的低い外側の部分から、徐々に責めていくのがおすすめです。
このとき、舌先をとがらせるようにして耳の輪郭をなぞるように舐め、相手の反応を見ながら、耳たぶをレロレロ舐めるなど変化をつけていくと良いでしょう。
「クチュッ」という音を出すと聴覚への刺激ができ、より興奮度を高められます。
ただし、あまりに唾液でベタベタにしてしまうと、気持ち悪さを感じてしまう男性もいます。
若干濡れる程度を意識すると良いでしょう。
④甘噛みする
耳舐めのバリエーションとして、甘噛みをするのも方法の1つです。
耳たぶのやわらかい部分を「はむっ」と軽く噛んでみましょう。
このときに強く噛んでしまうと、痛みやケガにつながる危険があるため、あくまでも優しい力加減を意識してみてくださいね。
歯で噛むのがちょっとこわいな…と感じる場合は、くちびるで強くはさむようにして、甘噛みをするのも良いでしょう。
甘噛みをする位置や力加減を変化させながら、彼の反応を楽しんでみてはいかがでしょうか。
⑤耳の裏側を舐める
耳の輪郭や耳たぶを責めたあとは、耳の裏側へと舐める場所を変化させてみましょう。
特に、耳裏のコリコリした部分をじっくりと刺激することで、ジワジワと全身に快感が広がっていきます。
舌を上下させるように優しく舐めたり、ゆっくりと下から上に舐めたりしながら、彼を気持ち良くさせましょう。
⑥リップ音を立てながら耳にキスをする
耳を舐めたり甘噛みしたりすることに加え、耳へのキスをすることで、耳舐めに変化がつけられます。
耳元で「チュッ…チュッ…」とリップ音を立てると、より快感をアップさせられます。
また、耳元でリップ音を立てることにより、ほかの部位へのキスを連想させられるため、彼の興奮度が増していくでしょう。
⑦耳の内側・穴を舐める
耳の内側は、外側よりも敏感な場所です。
愛撫が盛り上がってきたタイミングで、溝の部分に舌を入れてかき回すように舐めてみましょう。
フェラチオをするイメージで、舌を絡ませることを意識するのがおすすめです。
耳の穴付近は音がダイレクトに伝わるため、「クチュクチュ」「ピチャピチャ」と音を立てるようにすると、より刺激を与えられます。
ただし、耳の奥には唾液が入らないように、注意が必要です。
耳の穴のあたりを舐めるときは、あまり奥まで舌を入れないように心がけましょう。
耳舐めのテクニック
耳舐めで彼をもっと興奮させ、気持ち良いと感じてもらうためには、いくつかのテクニックがあります。
以下の3つのテクニックも、ぜひ参考にしてみてください。
それでは、具体的な方法をチェックしてみましょう。
吐息を漏らしながら舐める
耳を舐めるときは無音で舐めるよりも、吐息を漏らしながら舐めるほうが、お互いに気持ち良さがアップします。
演技で声を出そうとするのではなく、相手とのセックスに身を委ねながら、我慢できずに吐息が漏れてしまったというイメージが良いでしょう。
具体的には「あぁ…」「んっ…」「んっあん…」などで、小さい声や聞こえるか聞こえないか程度の声のほうが、よりリアルに感じている様子が彼に伝わるのでおすすめです。
耳舐めをしているときは、ただでさえ距離が近い状況なので、耳元で大きな声を出さないように気を付けてくださいね。
耳元でささやくのもおすすめ
耳舐めをしながら耳元でささやくと、聴覚へダイレクトに刺激が伝わります。
例えば「○○くん」と名前をささやいたり、「好きだよ」「愛してる」などの愛情を伝えたりするのもおすすめです。
愛情をたっぷりと感じられるセックスは、男性にとっても女性にとっても満足度が高いものです。
ぜひ、耳元から優しく愛情をたっぷり伝えてみてくださいね。
そのほかには、エッチなセリフをささやく方法もあります。
例えば、S気質の彼であれば「気持ち良い…」「もっとつながっていたいよ…」など、可愛いセリフが効果的です。
一方、M気質の男性が相手なら「気持ち良いの?」「どうしてほしいの?」など、少しイジワルに感じるような言葉をささやくと、興奮を高められるでしょう。
相手が感じていたら動きを激しくする
彼氏が耳舐めで気持ち良さそうな表情をしているときは、動きを徐々に激しくしていきましょう。
女性の場合、気持ち良いと感じる動きをそのまま続けてほしいと感じることが多いですが、男性の場合は激しくされることで、快感を得たいと感じる傾向にあります。
特にM気質の男性の場合は、女性に激しく責められることや強弱をつけてじらされることで、興奮が倍増します。
普段の愛撫の様子から、彼がどのような攻め方を好むかチェックしてみると良いかもしれません。
耳舐めをするときの注意点
普段と違った愛撫が楽しめる耳舐めには、いくつか注意しておくべきポイントがあります。
それは、以下のとおりです。
これらのポイントを押さえて、安全に配慮しながら耳舐めを試してみてくださいね。
事前に歯磨き・口臭ケアをしておく
彼と会うときに、歯磨きや口臭ケアに気を使っている女性は多いかもしれません。
耳舐めは彼との顔の距離が近くなる行為なので、いつも以上に丁寧にケアをしておくと安心です。
直前に彼と食事をする場合、ニオイの強い食べ物は避けたほうが良いでしょう。
口のニオイが気になると、自分自身も積極的になれず、彼にも不快感を与えかねません。
タブレットやガムなど、手軽に口臭ケアができるアイテムを持ち歩くのもおすすめです。
耳に傷がないか確かめておく
唾液には菌やウイルスなどが多く含まれているため、耳に傷がある状態で舐めてしまうと、感染のリスクが高まります。
傷から雑菌が入り込んで、外耳炎になることがあるため注意しましょう。
また、彼がピアスをしている場合にも注意が必要です。
特に穴を開けて間もない場合や、ピアスホールに傷がついている場合は、感染リスクが高くなります。
傷がある状態で耳舐めをしないように、注意しましょう。
耳の中に唾液が入らないようにする
プールなどで、耳に水が入った経験がある女性も少なくありません。
耳に唾液が入ると、水が入ったときのように耳が詰まったような感覚になり、不快感が強くなります。
また、唾液が耳の中に入ることにより、外耳炎などの耳の病気にかかるリスクが高くなります。
外耳炎になると、耳の痛みやかゆみ、耳だれなどの症状が出るため、耳の穴の中に唾液が入らないように注意しましょう。
耳舐めが苦手な人も。3つのポイントで判断!
耳は性感帯の1つですが、すべての男性が耳舐めで気持ち良いと感じるわけではありません。
なかには、耳舐めが苦手な人もいるため、彼の反応を確認しながら見極めることが大切です。
以下の3つの点から、判断してみてくださいね。
ここからは、それぞれについて解説します。
表情
耳舐めをしているときに、相手が顔をしかめている場合やこわばった表情をしている場合は、耳舐めを嫌がっている可能性が高いといえます。
耳への愛撫で男性が感じている場合には、うっとりとしていたり、表情が緩んでいたりするものです。
冷めた表情や困った表情が見られるときは、耳への愛撫をいったんやめたほうが良いかもしれません。
あまりジロジロ顔を見ると雰囲気が壊れてしまうので、あくまでもさりげなく表情をチェックしてみてくださいね。
体の密着度
耳舐めを嫌がっているかどうかは、体の密着度で判断できます。
耳への愛撫をされたときに気持ち良いと感じていれば、体を密着させたままでいることが多いです。
逆に不快に感じているときは、自然と体が離れていきます。
女性でも好みではない愛撫をされると、体をよじらせて逃れようとしたくなるときがありますよね。
男性も同じで、言葉で直接「やめてほしい」とは言わず、行動に表れることがあるのです。
嫌がるような表情で体を離していく場合、無理やり続けることは避けましょう。
ただし、くすぐったい場合や予想外に感じてしまった照れ隠しで、体を離すことも考えられます。
人によっては、くすぐったさが快感に変化するまで時間がかかるため、ほかの部分を愛撫しながら再チャレンジしてみるのも方法の1つです。
体の力の入り具合
耳舐めをはじめたときに、体をこわばらせたり、肩が上がってきたりした場合は、不快感を覚えている可能性があります。
人は苦手だと感じる行為や、不快だと感じる行為をしているとき、体に力が入りやすくなるものなので、愛撫をストップしたほうが良いでしょう。
初めての耳舐めに戸惑っている場合もあるため、「ここはイヤ?」と優しく聞いてみるのもおすすめです。
【まとめ】耳舐めでさらにラブラブな時間を過ごそう
耳舐めがクセになるほど、好きだと感じる男性がいる一方で、苦手だと感じる男性も当然います。
少しずつ性感帯が開発され、違和感が快感へと変化していくこともありますが、「どうしても無理!」という男性に無理やり耳舐めをするのは避けましょう。
彼が感じているかを確認しながら、じっくりと焦らず挑戦してみてくださいね。
なお、耳舐めをするときは、唾液が耳に入ったり、ケガをしたりしないように心がけることも大切です。