女性であれば、キスをするときの顔はやはりかわいいと思われたいのではないでしょうか。
ただし、キス顔は自分で見られないので、変な顔になっていたらどうしようと不安になることもあるかもしれません。
ほとんどの場合、女性は目をつぶってキスをしますが、男性は意外と目を開けていることも多いといわれています。
万が一、キス顔がかわいくなかったり、彼が引くような顔になっていたりしたら、キスの回数が減ってしまうことも考えられます。
ここでは、NGなキス顔や「かわいい!」と思われるキス顔、キスの前に準備しておくべきことなどを紹介するので、キス顔に不安を感じる方はぜひ参考にしてみてください。
キスだけではなく、キス顔も意識したほうがいいの?
キスに関しては「彼はすごく上手」「彼女、下手なんだよね」というように、評価をする人も多いです。
一方、キス顔に関しては「彼のキス顔、すごくかっこいいの」「彼女のキス顔、かわいい」という意見はあまり耳にしないかもしれません。
しかし、結論からいうと、キスだけではなく、キス顔も意識するべきといえます。
その理由は、彼の気持ちを盛り上げたり、おねだり要素になったりするからです。
「かわいい」と思ってもらえれば、彼の好きという気持ちも盛り上がり、どんなシチュエーションでもキスをしたくなる人が多い傾向にあります。
もしも、いまいちな顔をしていたら、何となく気持ちが冷めて、キスをしたいという気持ちにすらならない可能性も高いです。
キスは、カップルにとって大切なコミュニケーションで、愛を確かめ合うアクションでもあるので、キス顔をしっかり意識してスキンシップを絶やさないようにしましょう。
あなたはしていない?NGなキス顔
NGなキス顔といっても、人それぞれに好みがあるので、一概に「この顔はダメ」と言い切れません。
ただし、以下のようなキス顔は、多くの男性を萎えさせてしまうことがあるようです。
ここでは、それぞれの顔の具体的な表情を解説します。
唇を尖らせたキス顔
コメディタッチの恋愛漫画などで、女の子が唇を尖らせて彼を待つキスシーンが描かれることがあります。
一見、初々しくかわいらしい印象を与える表現ですが、これはあくまでも漫画の世界のお話で、実際にこういった顔でキスを待つのはNGです。
男性からすると、ふざけているように見えるか、あざとく感じてしまうことが多いようです。
女性はかわいい表現の1つと思うかもしれませんが、残念ながら男性陣からは支持されにくいキス顔なので、注意しましょう。
特に初めてのキスをするときは、ロマンティックな雰囲気が台なしになってしまうので、唇は突き出さないようにすることをおすすめします。
舌が見える口を半開きにしたキス顔
ある程度の期間お付き合いをしていると、ディープキスをすることが多くなるかもしれません。
ディープキスは舌を絡め合うので、ついつい舌が見える口を半開きにした状態で、キスをしようとしてしまうこともあるでしょう。
しかし、舌が見えるほど口が開いている場合、少しきつい言い方をすると間抜け顔になってしまいます。
想像すれば分かると思いますが、目を閉じて口が半開きなのは、お世辞にもかわいいといえません。
なかには、吐息が漏れるような唇を演出するために半開きにすることもあるかもしれませんが、舌が見えるぐらいの開き方では、セクシーなイメージとはほど遠い状態です。
人によっては、だらしない女性と思われてしまうので、口は自然に閉じておくのがベストです。
半目状態のキス顔
無意識のうちにやってしまいがちなのが、半目状態のキス顔です。
自分では目をつぶっていると思っていても、意外に少し目が開いているのは珍しいことではありません。
人によっては、キスをするときの彼の表情見たさに、薄目を開けてしまうこともあるでしょう。
半目といえば、変顔写真でよく見られる表情なので、キスをするときにNGであることは簡単に理解できるのではないでしょうか。
顔を近づけたときに半目が開いていたら、かわいいと思ってもらえない確率が高いので注意してください。
目をギュッと閉じたキス顔
キスに慣れていない、緊張しているときは、どうしても目をギュッと閉じてしまうこともあるでしょう。
また、半目状態になりがちな方は、半目にならないようにあえてきつく目をつぶってしまうかもしれません。
しかし、目をギュッと閉じると眉間にしわが入ってしまうので、嫌がっているように見えて「キスをしたくないのかな」と思われてしまう可能性があります。
緊張していることを理解してくれた場合は、逆にあなたを思いやってキスするのをやめてしまうかもしれないので、緊張していてもできるだけ自然に目を閉じるようにしましょう。
口角をあげすぎたキス顔
口角をあげすぎたキス顔も、NG顔といえるでしょう。
口角があがっていると微笑んでいるように見えるので、一見かわいい印象になります。
しかし、唇に力が入ってしまうため、キスをしても女性らしい柔らかい唇の感触を味わえません。
男性は、キスをしたときの柔らかい唇を想像するので、口角をあげすぎていると少し引いてしまうこともあります。
会話をするときに口角をあげるのは好感度もアップしますが、キスをするときは唇に力が入らないように、口角はあげないことを意識するといいでしょう。
彼が「かわいい!」と思うキス顔
「かわいい!」と思われたいけど、どういう顔が良いのか分からないという方もいるのではないでしょうか。
一般的には、以下のような顔が「かわいい!」と思われるようです。
ここでは、内緒で練習できるように、かわいいと思われるキス顔をくわしく解説していきます。
恥ずかしそうにしているキス顔
男性にとって女性が恥ずかしそうにしている姿は、自尊心を満たしてくれたり、守りたいという気持ちを高めてくれたりします。
この特性をうまく引き出すのが、恥ずかしそうにしているキス顔です。
妙に手慣れていたり、物欲しそうな感じだったりすると男性は冷めてしまうこともありますが、恥じらう女性は「かわいい!」という気持ちを引き出します。
ただし、恥ずかしいからといってうつむいてしまうと、彼もなかなか手を出せません。
キスしそうな雰囲気になったら少しだけ下を向き、目を軽く伏せる程度にしてください。
これぐらいの恥じらいであれば、彼もためらわずキスに進めます。
顎を指で持ち上げられたら、上目遣いで少し彼を見つめ、そっと瞳を閉じましょう。
完全に目を閉じたキス顔
何回キスをしていたとしても、完全に目を閉じたキス顔にキュンとする男性は多いようです。
完全に目を閉じるのは、彼を信頼し、安心して自分を委ねてくれているという印象を与えます。
男性は、安心して子どものように身を任せきっている女性をとても愛おしく、そしてかわいく思うことが多いようです。
また、完全に目を閉じていれば、半目状態になる心配もないので、女性からしても安心できる表情になります。
目を閉じた顔は、自分ではなかなか見られないので不安かもしれませんが、意外にどんな女性でもかわいいので、安心して完全に目を閉じてみてください。
自然に力を抜いた状態で口を閉じたキス顔
自然に力を抜いた状態で、口を閉じたキス顔も男性からの「かわいい」を引き出します。
力を抜くと、口や目が半開きになるのではと不安になるかもしれません。
しかし、完全に閉じることばかりに意識が集中してしまうと、口も表情も硬くなってしまいます。
また、顔に不自然な力が入っていると、眉間や口元にしわが寄ったり、唇が固くなったりして、キスを拒否している表情に見えてしまいます。
この状態では、男性もかわいいと思えず、キスがしにくい雰囲気になるようです。
ただし、あまりにも力を抜きすぎると、キス慣れしているように見えることもあるので注意しましょう。
自然に力を抜くのは、寝る前の顔のように、どこにも緊張感がない状態です。
顔全体の筋肉をリラックスさせて、目元や口元を軽く引き締めるイメージの表情を作れれば、かわいいキス顔ができあがります。
ナチュラルに首を傾けたキス顔
表情を作るのが苦手という方には、ナチュラルに首を傾けたキス顔がおすすめです。
キスをするときに、鼻と鼻がぶつからないように首を傾けるのは自然なことです。
ただし、ほとんどの場合、唇が触れあう直前に傾けることが多いのではないでしょうか。
これをあえて直前ではなく、見つめ合った段階からするのがポイントです。
キスをするために女性が首を傾ける姿は、男性にとってはかわいらしく感じるものです。
また、早い段階で首を傾けることで「キスをしたい」という気持ちも嫌らしくなく伝わります。
ただし、オーバーな傾け方は、不自然になってしまうのでNGです。
あくまでもほんの少し傾けるぐらいにしておいて、唇が触れあったときに相手の角度に合わせて調整すればOKです。
彼を見つめてから、目を閉じるキス顔
完全に目を閉じるキス顔もかわいいと思ってもらえますが、ワンランク上のテクニックを使えば、さらにかわいく感じてもらえます。
そのテクニックが、彼を見つめてから目を閉じるというものです。
男性は、視覚によって欲望が高まるので、見つめ合うことで気持ちが盛り上がります。
このタイミングで目を閉じると、気持ちが盛り上がっているところに、自分に対する「安心感」「お任せ感」を持ってくれている彼女への愛しさが湧き上がってきやすいのです。
彼の目を見つめるのは少し恥ずかしいかもしれませんが、よりかわいさをアピールしたい場合は、ぜひこのテクニックを使ってみてください。
彼にキス顔を見せる前に準備しておくこと
キスをするときには、どんな顔をしているかも大事ですが、大好きな彼がキスしたくなるような準備をしておくことも重要です。
ここでは、それぞれの準備についてくわしく解説していきます。
口臭ケアをする
キス顔を見せる前の準備として、絶対に怠ってはいけないのが口臭ケアです。
どんなにかわいいキス顔でも、近づいた瞬間に口臭がしたら、彼の気持ちも一気に冷めてしまいます。
会う前の歯磨きはもちろん、口臭ケア用タブレットやガムなども持ち歩いて、いつでもケアできるようにしておきましょう。
唇の保湿ケアを怠らない
かさついていたり、荒れていたりする唇は、キスへの意欲を半減させてしまいます。
かわいいキス顔を作るには、唇の保湿ケアを怠らないことも重要なポイントです。
保湿クリームでのケアだけでなく、週に一度はリップパックをしてぷるぷるの唇をキープしておきましょう。
口の筋トレを行う
柔らかな唇にするためには、保湿ケアだけでなく、口の筋トレも必要不可欠です。
口の筋力が衰えると、唇の動きが悪くなって固くなってしまいます。
唇回しや上下左右に動かす、あいうえお体操などを習慣にして、筋力をしっかり鍛えておきましょう。
上目遣いや笑顔の練習をする
キス顔をかわいくするには、上目遣いや笑顔も大切なポイントになります。
上目遣いといっても、角度によってはにらんでいるように見えてしまいます。
笑顔も、自分で思っている顔と違うことがあるので、自撮りなどをしながらかわいく見える角度や表情を研究し、練習しておきましょう。
【まとめ】かわいいキス顔で彼を夢中にさせよう
キスは好きだからするものですが、いくら好きでも、唇を突き出したり半目が開いていたりすると、100年の恋も冷めてしまうかもしれません。
男性にとって、キスをするときの彼女の表情は、キス以上に愛情を感じることもあるようです。
つまり、キス顔次第で、より愛される可能性があります。
だからこそ、いつでもどんなシチュエーションでも堂々とキスができるように、事前にしっかりとキス顔の練習をするのがおすすめです。
彼がドン引きするような表情にならないよう、そしてかわいいキス顔で彼が夢中になってくれるよう、普段から自分磨きを怠らないようにしましょう。